インド映画「Koyla」を見た。日本タイトルは「コイラ〜愛と復讐の炎〜」。日本で発売しているDVDなので、珍しく日本語字幕で見れた。主演はマドゥーリ・ディクシットとシャールク・カーン。
いやしかし、酷い映画だった。内容はアクション復讐劇で、シチュエーション的にというか雰囲気的に、「ランボー」と「インディジョーンズ」を作ろうと思って間違えたような、ようするにこないだ見た「Abhay」みたいな極めてインド映画らしくない映画だった。こういったタイプの作品にありがちなハリウッド的感覚に毒されすぎていて、「ターミネーター」そっくりの効果音なども随所にちりばめられ、後半などほとんど全シーン全カット笑ってしまうほどバカだった。
しかし、どうしてこういう駄目な映画ばかり日本に入ってくるのかな。もっと素晴らしいインド映画はたくさんあるというのに。