2013.6.15 16:46

阪神・能見が8回2失点の好投も3敗目…虎2連敗

阪神先発の能見=Kスタ宮城(撮影・鳥越瑞絵)

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 (セ・パ交流戦、楽天2-1阪神、3回戦、楽天3勝、15日、Kスタ宮城)阪神・能見が一発に泣いた。三回に松井のソロ弾を浴びるなど2失点ながら八回を3安打6奪三振の熱投をみせたが、打線の援護に恵まれず3敗目(6勝)を喫した。

 左腕エースが立ち上がりに捕まった。二回、島内の右前打と2四球で二死満塁から暴投で1点を失うと、1-1の同点で迎えた三回に松井のソロ弾を浴びて勝ち越しを許した。だが四回以降は球を低めに集める丁寧な投球で八回まで三者凡退に抑えゲームメーク。味方打線の援護を待ったが、力投は報われなかった。

 一方の打線も沈黙。1点を追う三回に坂の中前適時打で同点に追いついたが、四回以降は永井をはじめ楽天の投手リレーの前にゼロ行進。九回に代打・今成の四球などで一死二塁と反撃したが、代打・桧山が二ゴロ、西岡が三振に倒れた。

坂(古巣から適時打)「ほかの3打席でも結果を出さないといけなかった」

阪神・中西投手コーチ(能見に)「本塁打は仕方ないが、四球が痛かった」

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