日本がブラジルに０対３で敗れる

6月16日 5時58分

サッカーの国際大会、コンフェデレーションズカップが１５日、ブラジルで開幕し、日本はブラジルとの開幕戦に０対３で敗れ、黒星スタートとなりました。

大会は４年に１回、ワールドカップの１年前に開催国で開かれ、今回はおととしのアジアカップを制した日本代表をはじめ、ワールドカップ優勝のスペインなど強豪８チームが出場しています。
日本は開幕戦となった１次リーググループＡの初戦で開催国ブラジルと対戦しました。
試合は日本が攻撃的な布陣で臨みましたが、開始３分にブラジルのエース、ネイマール選手にミドルシュートを決められ、先制点を奪われました。
日本は本田圭佑選手のミドルシュートなどで反撃しましたがチャンスを作れず、１点を追って前半を折り返しました。
そして、日本は後半３分にブラジルのパウリーニョ選手にゴールを決められ２点目を失い、さらに終了間際にも失点して０対３で敗れました。
日本は去年１０月の強化試合でブラジルに０対４で敗れ雪辱を期して臨みましたが、ブラジルの中盤からの速い守りに持ち味の早いパス回しができず、今回も攻守で圧倒されました。
日本は１９日に１次リーグの２試合目でイタリアと対戦します。
日本代表のザッケローニ監督はブラジル戦の直後のインタビューで「日本は十分なプレーができなかった。５０パーセントの力しか出せていないと思う。次の試合のことを考えて立ち向かいたい」と話していました。
また、本田圭佑選手は試合後のインタビューで「残念です。非常に残念です」と述べたあと、「きょうの試合は完敗で、自分たちの実力を受け止めたい。まだ２試合あるので気持ちを切り替えたい」と次を見据えていました。