地方中2自殺で大津市教委 校長・教員らで「いじめ研究委」 滋賀2013.6.7 02:07

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中2自殺で大津市教委 校長・教員らで「いじめ研究委」 滋賀

2013.6.7 02:07

 大津市で平成23年10月、市立中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題を受け、市教委は小・中学校の校長や教員らで構成する「いじめに関する研究委員会」を発足させる。いじめ行為に対する防止策を検討する目的で、今月下旬に初会合を開く。

 男子生徒の自殺を受け、市教委は昨年8月に「市いじめ対策検討委員会」を設置。昨年末までに計11回の会合を開き、関係した教員らの対応が不適切だった点や、現場の教職員間で情報の共有が不足していた点などを挙げ、いじめの未然防止や早期発見につながる学校現場での改善策を協議してきた。

 市教委は、この対策検討委員会を引き継ぐ形で、研究委員会を設置する。研究委は、市内の小・中学校の校長やいじめ対策担当教員、市教委学校安全推進室の担当者ら12人で構成し、今年度中に会合を6回開催する予定。

 会合では、学校から報告されるいじめの事案を検証した上で、より効果的な対策を探る。検討結果は学校に伝え、現場で生かしてもらう考えだ。

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