13 は、「死」を意味する数字である。一方で、新たな誕生を意味する数字でもある。ダルマ法則の上で、永遠にくり返される生死のサイクル。そして、13は、カーラチャクラのマントラの文字数でもある。 投げたカーラチャクラは、墓底にグリーンピースのごとく、コトンと落ち、納まった。弘法大師の肉体が持つエネルギーが眠る場所。黒蜘蛛は、100年以上にわたり、弘法大師エネルギーを真似しよう、とし続けてきたのだ。アストラル界での姿を変えて大師の格好をし、多くの僧侶を欺むこうとしてきた。でも、大師は遠い昔に旅立れ、何もそこには残っていない。残された抜け殻を愚かな蜘蛛は、本物だと勘違いして必死になって真似ていたのだ。さて、その殻の中に納まったチャクラにスイッチが入った。そこへ、弘法大師が戻り、豆ぐらいの大きさのカーラチャクラの側に立たれた。
私は、Ong(オング)と唱えながら、カーラチャクラのスイッチを入れ始めた。そして、白いクリスタルからできたプルパ短剣がカーラチャクラに入るの見た。 AAH(アーッ)クリスタルの中がピンク色に光り金粉が散る。このような感じで、マントラの最後にあたるPhet (フェット)まで進めた。Phet (フェット)で、カーラチャクラの上に金色の息を吐き出すと、チャクラが割れて、そこに白い蓮の花が咲いた。そして、短剣をかざした12人の巨大な僧兵が現れた。僧兵達は、弘法大師の墓から飛び出し、蜘蛛の姿をした鬼たちを成敗し始めた。
不気味な存在たちが成敗される光景は、血しぶきにまみれ、阿鼻叫喚の上がる凄惨なものだった。次に144の最初のグループに比べると小さめの僧侶が12組に分かれて姿を表した。色のついたプルパ短剣を携え、戦闘に加わる。さらに、また、もっと小さめの144名の僧侶が12組となって飛び出す。これが、何度もくり返され、いつしか空が目も眩むばかりの多彩な色で埋め尽くされた。そして、最後の獣が倒された瞬間に、僧侶達はマントラを唱和しはじめた
Ong Aah Hum Hoh Ham Kshah Ma La Va Ra Ya Hum PHET!
Ong Aah Hum Hoh Ham Kshah Ma La Va Ra Ya Hum PHET!
マントラを唱えるたびに、次の順番で空に色が輝いた。
OM (白) AAH ( ピンク/ 金粉 ) Hum( 黄色&オレンジ) HoH (紫) Ham (濃紺/ ピンク) Kshah (褐色) Ma (つやのある黒) La (チャコールグレー) Va (緑) Ra (赤) Ya (黄緑色) Hum ( 黄色&オレンジ) Phet ( 金)
クリスマスツリーのごとく、空に色が点滅した。これをみて、私は、無事お役目が果たせたことを理解した。燈籠堂が13色の蓮の花へと代わり、そこにシャンバラが誕生した瞬間だ。
でも、なぜ日本にシャンバラが?弘法大師がいらっしゃるからか?日本人は、不動明王様に最も帰依している民族だからか。日本人は本当の意味での一体化を理解しているからか。理由は分からない。ただ、シャンバラは、間違いなく地球上に、しかも、この日本の高野山に誕生したのだ。
伝統に則り回峰行を終えることとした。寺に相当するチャクラの車輪を回すと、スピリチュアル界に存在していた場所が旋回しながら地上に降りてきた。それがチャクラとなり、ヤントラを作り、そして曼荼羅が描かれた。
テーマ:スピリチュアル旅回り
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