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女性に成り済まし「痴漢して」書き込んだのは国税局職員だった…

 JR和歌山線の電車内で4月、痴漢をしてくれる人を募集するとのインターネット掲示板の書き込みを見て痴漢をした男が逮捕された事件で、和歌山県警が「(被害者の)女性の服装を書き込んだ」と出頭してきた和歌山県内の税務署に勤める大阪国税局の男性職員(49)から事情を聴いていることが15日、県警への取材で分かった。

 県警は4月30日、電車内で女性=当時(23)=のスカートの中に手を入れたなどとして、強制わいせつ容疑で元介護士の男=処分保留で釈放=を逮捕。男は「痴漢をしたい人とされたい人が出会うインターネットのサイトを見てやった」と供述。しかし女性は「サイトを利用したことはない」と話したため、県警が捜査していた。

 県警によると、男性職員は5月中旬ごろ、知人に連れられて和歌山東署に出頭。「座席の位置などを書き込んだ」などと供述していることから、女性に成り済ましたとみて、立件の可否を含めて捜査している。県警は電車に乗っていたほかの10数人からも任意で聴取。米国にある掲示板のサイトのサーバーから通信履歴を照会し男性職員らの供述の裏付けを進める。

 インターネット上で女性に成り済ます男性は「ネカマ」と呼ばれており、相手の反応をからかう目的で書き込むケースが多いとみられている。

[ 2013年6月16日 06:00 ]

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