福岡県糸島市の海岸に女性の遺体が埋められていた事件で、県警は11日、自動車運転代行業で韓国籍の崔忠被告(52)(暴行罪などで起訴)を殺人容疑で再逮捕した。崔被告は女性の夫で、県警は殺害の動機や経緯を調べる。
発表によると、崔被告は昨年11月26日頃、当時住んでいた糸島市富の自宅で、妻の内野美樹さん(当時50歳)の上半身を何度も殴るなどして殺害した疑い。「(妻が死亡した)数日前に殴ったが、当日は暴力をふるっていない」と容疑を否認しているという。
司法解剖の結果、内野さんの死因は外傷性ショック死で、上半身に複数の骨折があった。県警は、内野さんへの日常的な暴力がエスカレートした可能性があるとみている。