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十数万本のヒマワリ 飯舘から避難の2人、伊達で栽培
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今年も見ごろを迎えたヒマワリ畑。新たにハート型の遊歩道が作られ、多くの人々でにぎわう
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原発事故で飯舘村から福島市に避難する佐々木敏雄さん(60)と伊達市に避難する佐藤公一さん(64)が、伊達市梁川町柳田の休耕地で育てた十数万本のヒマワリが見ごろを迎えている。
2人は昨年から、約35アールの休耕地を借りてヒマワリを栽培。畑には一面を見渡すことができる足場も設置しているほか、今年は新たにハート型の遊歩道を作った。14日も、多くの人々が訪れ、カメラを手に撮影していた。
ヒマワリの多くは飯舘村のある南東方向を向いている。佐々木さんは「復興して、早く古里に帰りたいという気持ちを表しているよう」と話す。
今年は年に3回栽培する予定で、夏と秋には規模を拡大する。夏に備え、19日ごろからヒマワリの刈り取りを始めるという。
場所は、伊達市保原町から国道349号を梁川方面に進み、草野自動車ボデー前の信号を左折してすぐ。
(2013年6月15日 福島民友トピックス)
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