県内現地審査入り 全国農業コンクール
第62回全国農業コンクール全国大会の本県4代表に対する現地審査は14日、昭和村のグリーンファームをトップに始まった。大会は7月18日に郡山市の郡山ユラックス熱海で開催される。
グリーンファームは昭和村内の稲作受託や水稲の育苗などを手掛けており、大会では種芸・養蚕部門で取り組みを発表する。審査委員長の稲本志良京都大名誉教授、委員の加藤明治元農林水産省農業研究センター次長が同社を訪れた。酒井金三郎社長が事業内容や地域の状況を、現場を案内しながら説明した。
大会には県内からこの他、とまとランドいわき(いわき)、稲田アグリサービスとジェイラップ(須賀川)、降矢農園(郡山)が参加する。7月3日まで順次、現地審査が行われる。
全国大会では本県の4代表を含む20団体・個人が取り組みを発表する。現地審査の内容を踏まえ、発表の優秀者に農林水産大臣賞などが贈られる。
全国大会は毎日新聞社と県が主催し、福島民報社と郡山市が共催する。本県での開催は昭和32年以来、56年ぶりとなる。
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