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【茨城】特産サツマイモで焼酎 行方市 27日から「紅コガネ」発売
行方市は農家や農協、商工会などと連携して農産物の商品開発ワーキングチームをつくり、特産のサツマイモを使った焼酎「紅コガネ」を考案した。市内の酒店や飲食店で二十七日から発売する。七百二十ミリリットル入りで千二百六十円。アルコール度数は二十五度。 サツマイモの品種は「紅こがね」の愛称を持つ紅あずま。市は昨春から焼酎用の水を探し求め、名水百選の一つ、長野県飯田市の「猿庫(さるくら)の泉」周辺の伏流水を選んだ。同市の喜久水酒造で秋に仕込みを行い、行方市のメンバーも手伝った。 水戸市の専門学校「文化デザイナー学院」の学生がボトルのラベル作製を担当。題字をピンク色で仕上げ、「恋する味」「甘い香り」といったフレーズを添えた。まろやかな味わいで、行方市の担当者は「女性が手に取りやすい商品を目指した」と話している。(妹尾聡太) PR情報
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