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震災がれき広域処理 反対住民が撤回求め抗議文提出
(2013年06月11日 15時58分)
震災がれきの広域処理について、受け入れに反対する富山市の住民グループが、1週間後に迫った富山地区広域圏の震災がれき受け入れを撤回するよう求める抗議文を県と富山市に提出しました。
抗議文を提出したのは、富山地区広域圏の最終処分場がある富山市池多地区の住民でつくる『池多の未来を守る親の会』のメンバーです。
岩手県内4つの焼却施設で今年度、計画されているがれきの処理量は、昨年度の実績を8200トン下回っているのに対し、富山県が国から要請されているがれきの受け入れ量は、今月5日時点で当初の1万800トンから大幅に減った3900トンに変更されています。
このため、抗議文では、焼却施設を昨年度並みに稼動すれば、がれきの処理は岩手県内で十分、可能で、『被災自治体で処理できない分を広域処理する』という原則に反していると主張、がれき受け入れの撤回を求めました。
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