【竹野内崇宏】神奈川県伊勢原市で女性(31)が元夫(32)に首を切られた事件をめぐり、県警伊勢原署の警部補が、事件前に署へ相談していた女性への対応でうそを報告していた問題で、荒牧康和署長が12日、女性が入院中の病院を訪れて謝罪した。女性は「今回の事件を教訓にして、同じようなことが起きないように」と希望したという。
女性は一時重体だったが、意識を取り戻しているという。県警によると、女性は事件1カ月前の4月20日、「自宅前に隠しカメラのような箱が載った自転車がある」と伊勢原署に相談。元夫の関与をおそれた女性は、対応した地域課の警部補(40)に「箱の中身を確認してほしい」と求めたが、確認されなかった。
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