【植松佳香、竹野内崇宏】神奈川県伊勢原市で女性(31)が元夫に首を切られた事件をめぐり、県警伊勢原署生活安全課の男性警部補(49)がうその報告をしていた問題で、事件1カ月前に女性宅近くで見つかった不審な自転車の対応について、警部補の「自転車の所有者に連絡した」という説明もうそだったことが分かった。警部補は「保身のためだった。被害者に申し訳ない」と話しているという。
事件は5月21日朝に発生。元夫の貞苅詩門容疑者(32)=殺人未遂容疑で逮捕=が事件前の4月、探偵に頼んで伊勢原市に住む女性の生活状況を調べていたことが県警の調べで分かっている。
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