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観光協会の店でピザ食べアレルギー症状
6月14日 23時7分

相模原市の観光協会が経営する店で、ピザを食べた食物アレルギーのある子どもが一時的にアレルギー症状を起こしたという指摘を受けて、市で調べたところ、この店で使用していたピザ生地は、原材料が表示されていないものだったことが分かり、保健所は食品衛生法違反の疑いがあるとみて調べています。

相模原市によりますと、今月7日、市の観光協会が経営するアンテナショップで、小麦などの食物アレルギーのある4歳の男の子が「米粉100%」として販売していたピザを食べたところ、およそ10分後にじんましんなどのアレルギー症状を起こしたということです。薬を飲んだところ、2時間ほどで症状が収まったということですが、男の子の保護者が市に説明を求めたため、保健所が13日、店に立ち入り調査したということです。保健所によりますと、店が広島県の業者から仕入れた冷凍のピザ生地に小麦が入っていたということで、このピザ生地には食品衛生法で表示が義務づけられている小麦や卵などの7品目を含め、原材料の表示がなかったということです。保健所はアンテナショップについても、原材料の表示がない材料を使って料理を提供することを禁じた食品衛生法に違反していた疑いがあるとみて、仕入れや販売の実態などを詳しく調べることにしています。

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