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【ゴルフ】

飯島茜が片山式感性で首位浮上

2013年6月15日 紙面から

サントリーレディースオープン 第2日、18番で第2打を放つ飯島茜=六甲国際GC

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◇サントリーレディス<第2日>

 ▽14日、兵庫県・六甲国際GC(6537ヤード、パー72)▽晴れ、気温30・4度、風速3・2メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽118選手(うちアマ12人)▽観衆4211人

 前日8位につけていた飯島茜(29)=TOTO=が5バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、通算7アンダーで、2週連続Vを狙う比嘉真美子(19)、韓国のリ・エスド(27)と並んで首位に立った。飯島は2シーズン優勝から遠ざかっているが、片山晋呉のアドバイスを受け、今季はモチベーションが上がっているという。2打差の5アンダー、4位にベストスコア66をマークした森田理香子(23)=リコー=ら5人が続いている。

 今季は明るく意欲的に。2010年9月のゴルフ5レディスでのツアー6勝目以来、優勝がない飯島はこう振り返る。「ここ何年か“優勝したい”というより“できたらいいや”と、気持ちがうわべだけになっていた」。軌道修正の原動力は、片山晋呉からのアドバイスだった。

 今オフ2月、宮崎で片山との合同キャンプを行った。3年前にも一度片山の門をたたいたが、今回は「片山さんの感覚的なものを学びたかった」という。それまでは、ロボットのように機械的で再現性のあるスイングを目指していた。だが、感性の重要さに気づき、思いついたのが片山の存在だった。「たとえばパッティングでは『皮(側)をなでてる。(ボールの)中を打て』って言われた」。片山の感性たっぷりの言い回しを消化して、プレーに生かそうとしている。

 この日は159ヤードの2番パー3で8番アイアンのショットをピンそば1メートル弱に。10番からは4バーディー、1ボギーの猛攻。17番では7メートルの難しいバーディーパットも沈めた。「合宿でやってきたことがだいぶ実践できてきた。パッティングもよくなってる。久しぶりにいいゴルフ」と笑顔を見せた。

 この大会は3年前に優勝しており、相性もいい。復活Vの当初の目標は秋だったが、上方修正できるかもしれない。 (月橋文美)

 

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