統一球問題で第三者機関設置し調査　

　プロ野球の統一球を飛びやすいように変えながら公表していなかった問題で、日本野球機構（ＮＰＢ）は１４日、各球団への事情説明などのために東京・内幸町のＮＰＢ事務局で１２球団代表者会議を開き、第三者機関を設置して問題を調べることを全会一致で決めた。

　加藤良三コミッショナーは記者会見で設置理由を「部内の人間や１２球団全体で反省しても足りない。第三者の方に新しい視点で見つめてもらう」と説明した。「ファン、選手、関係者に迷惑を掛けたことは大変な失態だった」とあらためて謝罪したが、自身の辞任はこれまで通り否定した。