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四電・伊方原発 放射性物質含む水漏れる
6月14日 21時21分

愛媛県にある四国電力・伊方原子力発電所1号機で、13日、微量の放射性物質を含んだ水が施設の床に漏れ出すトラブルがありました。
漏れた水は回収され、愛媛県によりますと環境への影響はないということです。

トラブルがあったのは、愛媛県伊方町にある伊方原発1号機の原子炉建屋に隣接する燃料を冷やす設備などがある施設です。
愛媛県によりますと、13日午後4時前、この施設の中で原子炉の燃料を交換するときに使う水が通る配管のバルブの部分から、床に水が漏れているのを関連会社の作業員が見つけました。
漏れた水はおよそ40ミリリットルで、国に報告する基準の10万分の1以下という値の微量の放射性物質が含まれていましたが、放射線管理区域の中にとどまり、愛媛県によりますと、環境への影響はないということです。
四国電力によりますと、水漏れはバルブを強く締め直したところ収まり、漏れた水は拭き取って回収したということです。
伊方原発1号機はおととし9月から運転を停止しています。
トラブルがあったバルブは平成21年の3月から7月に行われた定期検査のときに取り替えていたということで、四国電力では、バルブに取り付けられたゴムが劣化していたのではないかとみて原因を調べています。

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