記念撮影の時、子供にいたずらをする西岡【拡大】
元気と勇気を与えてくた少年少女たちからは、うれしいお願いもされた。武田和義校長(58)から「ぜひ、楽天と日本シリーズを戦うのに、また来てほしい」と懇願されると、生徒代表であいさつした男子生徒からは「日本シリーズに勝ち進んでほしい」とエールをもらい、大きくうなずいた。
首位巨人とは0・5ゲーム差の今季なら、その大きな期待に応えるチャンスはある。「僕らは野球をやって、球場、テレビで見て、夢や希望を持ってくれる選手になりたい。僕も子供の頃、そういう姿に憧れてプロ野球選手になりたいと思った」。
もちろん、星野楽天もパを制覇することが条件になるが…。西岡はリーグ制覇し、クライマックスシリーズも制して、再び、この場所で再開することを誓った。そのためにも交流戦ラスト2戦で全力を尽くす。 (山田 結軌)
(紙面から)