電磁波盗聴(テンペスト)

 
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電磁波盗聴(テンペスト)

電磁波盗聴とは

電磁波盗聴はテンペストとも呼ばれる盗聴方法で、パソコンから出る微弱な電波から情報を盗み見る技術の事です。

基本的な方法としては、200Mh〜1000Mhz広帯域アンテナを使用し、広帯域受信機で受信、その受信した電波の中から復調可能な信号を拾い出し、シグナルジェネレーターでVGA信号として復調する。

これが直接放射受信の方法で、もう一つ伝道放射受信と言う方法もある。


伝道放射受信はLANや電源ケーブルから出る電磁波を拾う方法で、復調方法は直接放射受信と同じ。


電磁波盗聴の実力

さて、その電磁波盗聴がどれほどの実力を持つのだろうか?

これが実際の映像である。

緑の画面が電磁波盗聴で復調した映像である。



youtubeにも番組映像がUPされている。

建物に侵入せずにパソコン画面を盗撮 電磁波盗聴 テンペスト
この番組は、少しナレーションが「?」な部分が多い。

「電磁波が壁を通り抜ける性質を持っている?」

それは壁じゃなくて窓の間違い。

電磁波は光と基本的には同じ、光が通らない物は電磁波も通らない。

実験でも窓を開け放って実験している。


パソコン画面を盗撮できる電磁波盗聴テンペスト

この番組のナレーションもおかしい。

「侵入した痕跡を全く残さず」までは良いとして、その後は大きな間違いである。

「コンピューター内部の情報をそっくり盗む」・・・盗めない。

電磁波盗聴いわゆるテンペストは、モニターに表示されている画面を盗み見る技術であって、HDDの情報を見られるわけでは無い。

ましてや、データの改ざん等が出来る物でもない。

ちなみにこちらの装備は100万数百万程度、最初の写真は必要最低限の十数万程度。


電磁波盗聴テンペストって最新技術なのか?

こうした番組で取り上げられると、電磁波盗聴テンペストは最新技術のように思えてしまう。

しかしテンペストの歴史を調べると、かなり古い技術である。


電磁波盗聴テンペストが生まれた時代背景を見ると、テンペストの別の側面が見えて来る。

テンペストが生まれたのは1970年代にNSA(米国家安全保障局)が開発した技術で、軍事機密として扱われてきた。。

その軍事機密が2000年頃に学会で公開された事に端を発する。


西暦2000年頃と言えば、パソコンやインターネットが急速に普及した時代。

しかしこの頃のPCは、すでにVCCI規格で作られている。

さてVCCI規格とは?何であろう?

VCCI規格とは、パソコンやFAXなどデジタル技術が普及し、そのデジタル技術は広い周波数範囲の妨害波を発生し(電磁波)妨害波のレベルによっては、ラジオ・テレビジョン 等の受信機に障害を与えることがあり、この妨害波の問題を解決する為に、電磁波レベルを押える自主規制である。

VCCIは1985年からスタートしている。


つまり、VCCI規格の以前のコンピューターの電磁波レベルは、テレビやラジオに影響を及ぼすほどの電磁波がでていたと言う事である。

電磁波盗聴テンペストは、VCCI規格の10年以上も前の技術だ。

当時のコンピュータを偲ばせる映像がある。

私がし中学生の頃に夢中になっていたTV番組「謎の円盤UFO」である。

当時のコンピュータはまだオープンリールの磁気テープを使用していた時代だ。

当時のコンピュータの電磁波レベルであれば、電磁波盗聴テンペストも容易だっただろう。


しかし、1985年以降VCCI規格の製品が一般化すれば、電磁波盗聴テンペストを行う事は困難になり、使えない技術になった為に軍事機密でなくなり世に出たと考えた方が無難である。


その為、電磁波盗聴テンペストが知られた時には、2メートル程度でしか受信できなかった。


番組の映像を見て感じる事がある。

今の商品規格では受信できなくなった物を、強引に受信しようとしている。

電磁波盗聴テンペストが可能と言う事と、電磁波盗聴テンペストが行なわれていると言うことは違う。

可能であっても、使えなければ意味は無い。


世の中面白い物で、現実的にはできない事であっても、可能性があれば対処しようとする。

そこに新たなマーケットが出来る。

そのマーケットを拡大させようと思えば、脅威を作れば良い。


その脅威は、どんな大掛かりな機材を使ってでも受信出来るのを証明すればよい。

しかし、そんな大掛かりな機材を使って誰が電磁波盗聴などするのだろうか?


そんな事をするより、ウイルスやスパイウエアやハッキングした方が、手っ取り早いしコストも掛からない。

しかも、モニターに表示されている画面を見るのではなく、HDDのデータ自体を盗める。

技術論と現実

電磁波盗聴テンペストの基本的な方法だが、方法としては然程難しい訳ではない。

最低限必要な物はワイドバンドレシーバー、増幅アンプ、ビデオコンバーター、長めの指向性高利得アンテナ、周波数カウンター。
但し、超微弱な電磁波を受信するため、全てにおいて高感度である事。

機材を用意したら、まずは周波数カウンターに増幅アンプを取り付けて、対象のパソコンを立ち上げてモニターの漏れ電波の周波数を測定する。
この時、完全に被覆されているコードより、隙間のあるソケット部の方が電波は漏れやすいので、コードではなくソケット部で測定する。

周波数カウンターで周波数が測定されたら、その周波数を増幅アンプと高利得アンテナを取り付けたワイドバンドレシーバーに入力し、受信した電磁波をビデオコンバーターで映像化してやればよい。

※ワイドバンドレシーバーのスケルチは0
※指向性アンテナを使うのは余計な電波を拾わない為で、余計な電波の無い所ならパラコーンでも行けるだろう。


とまあ理屈的には簡単なのだが、実際やってみると受信は困難を極める。
電磁波を多く出す機種ならまだいいのだが、電磁波をあまりださない機種ではまず受信できない。

やって見ると分かる事だが、こうした超高感度状態でサーチをかけるとサーチは止まりまくる。
予め漏れ電波の周波数を測定していなければ、どれがどれだか分からない。

予め周波数を測定するには侵入する他なく、侵入するのならウイルスなりスパイウエアを入れて来た方が早いし、受信出来るかどうか分からない電磁波盗聴テンペストを使うよりも確実である。

いや、せっかく侵入し、パソコンまで立ち上げて周波数だけ測定して帰り、情報を盗んでやろうとテンペストを試みて受信出来なかったら、これほど間抜けな事は無いし、間違いなくそうなる。

受信に挑戦してテンペストが開発された時代を振り返ると分かる事だが、その当時は今ほど電波が氾濫しておらず、デジタル機器の電磁波にも規制が無く、強い電磁波を出していたから可能だったと言う事を実感する。


周囲に何も電波が無いようなところならいざ知らず、電波の氾濫している住宅地で、事前の周波数測定もせずにこの技術が使われる事はありえないだろう。
早い話、氾濫する電波や電磁波は微弱電波のジャミング状態になっている。

まあ何事も用心には越した事は無いので、ある程度の対策はしておいたほうが良いのかもしれない。



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