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【芸能・社会】

染五郎、七月花形歌舞伎に意欲 僕らの世代で歌舞伎座を支える

2013年6月15日 紙面から

「(一時の)ブームで終わらないよう頑張る」と意気込む(左から)片岡愛之助、尾上松緑、市川染五郎、尾上菊之助=東京・銀座で

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 歌舞伎俳優の市川染五郎(40)、尾上松緑(38)、尾上菊之助(35)、片岡愛之助(41)が14日、東京・銀座の歌舞伎座地下にある木挽町広場で、「七月花形歌舞伎」製作発表イベントに出席した。染五郎は「ぼくたちの世代でこの歌舞伎座を支えていく」と若さをアピールした。

 4月の新開場以来続いた3部制から2部制となり、「加賀見山再岩藤」(かがみやまごにちのいわふじ)と「東海道四谷怪談」を上演する。お岩を演じる菊之助は「背筋が凍るような思いをしてもらい、3カ月は暗闇が怖くて歩けないようにしたい」と気合十分。

 「加賀見山−」で亡霊を演じる松緑は、開場後初となる宙乗りに挑戦する。「市川猿翁さんや市川猿之助さんではなく、私がやるというのは青天のへきれきです」と驚きながらも、「この4人で9月にまた歌舞伎座の舞台を務めるので、そこに向けて弾みをつけたい」と話した。

 4人の中で唯一「加賀見山−」のみに出演する愛之助は「悪い役です。悪役は好きなのでストレスはたまらない。9月も悪役なので悪に徹して務めたい」とニヤリ。すると横にいた松緑から「そのままだもんなあ〜」と突っ込まれ、思わず苦笑していた。

 会場には約600人のファンが集まり、染五郎は同広場で販売されている「揚巻ソフトクリーム」をイチ押し。「お芝居だけが楽しみではない」と土産もしっかりPRした。

 

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