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2013年6月14日 06:00

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記事提供元:スラッシュドット・ジャパン

eggy 曰く、 中央アメリカで「コーヒーさび病」の感染が広がっており、コーヒー産業が大きな痛手を負うことになるだろうとのこと。中央アメリカのコーヒー豆収穫量が15%減となってしまった昨年、およそ40万人が仕事を失ったが、今年は50%まで収穫量が減ってしまう恐れもあるのだという(本家/.Wired記事)。

 中央アメリカおよびジャマイカやコロンビア、ペルー、メキシコでは、高品質とされるアラビカ種の生産が行われているが、アラビカ種は病気に弱いため同地域でのコーヒーさび病の感染が拡大している。一方で病気に強いロブスタ種は、価格も低ければ味もあまり良くないといわれている。高品質なコーヒー豆ほど、ますます価格が上がり入手困難になる模様だ。

 中央アメリカでコーヒーさび病が蔓延することとなった最大の原因は、気候の変化であるようだ。本来ならば中央アメリカの標高は、湿度が高く暖かいところを好む菌類が繁殖する環境条件とは一致しないはずであった。だが20世紀半ばより中南米の平均気温が上昇、寒冷前線が頻繁に形成されて激しい雨が降るようになり、同時にコーヒーの木がさび病に感染するようになったのだそうだ。

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※この記事はスラッシュドット・ジャパンから提供を受けて配信しています。

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