未来のあなたのために しきゅうのお知らせ

子宮頸がんは、20~30代にかけて発症率急上昇!

日本人全体で年間15,000人が発症し、約3,500人が死亡している子宮頸がん、発症状況の調査によると20~30代にかけて子宮頸がんの発症率が急上昇するというデータが見られます。
子宮頸がんは発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染すると数年~十数年かけて発症するので、10代前半で接種するのが最も効果的です。※1
また、ワクチン接種だけでは、完全には子宮頸がんを予防できません。より確実に予防するために、20歳以降は定期的に検診を受ける必要があります。※2

日本人女性における子宮頸がんの発症状況(2001年)

国立がんセンターがん対策情報センター、人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部編)
1)2008年人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部編)より算出

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子宮頸がんとは?

子宮の入り口付近、「子宮頸部(しきゅうけいぶ)」にできるがんを、「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」といいます。子宮頸がんになった場合、子宮や子宮のまわりの臓器を摘出しなければならなくなることがあります。

図:子宮の構造と女性性器がんの種類
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予防するには?

ワクチン接種
半年間の間に3回、腕の筋肉に注射し、接種後8.4年間は有効であり、20年間は抗体価が持続することが推計されています。子宮頸がんの多くを占めるHPV16型とHPV18型の感染を防ぎます。
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検診
このワクチンは全ての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではありません。子宮頸がんを完全に防ぐためには、予防ワクチンの接種だけではなく、定期的に検診を受けることが大切です。20歳を過ぎたら、1〜2年に1度は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
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公費助成について

2013年度(2013年4月)より小学校6年生(12歳相当)~高校1年生(16歳相当)の女児を対象に、子宮頸がん予防ワクチンが定期接種となっています。
詳細についてはお住まいの自治体にご確認ください。