「ビワ　安くておいしいよ」　児童ら収穫・販売　南房総

　全国でも有数のビワの産地として知られる南房総市で１３日、市立富浦小学校（近藤幸雄校長）の６年生４１人が、ビワの収穫や販売を体験した。

　総合学習の一環で、特産物の収穫や販売を通じて郷土愛を育むのが目的。児童らは時折小雨が降るあいにくの天候の中、袋掛けなどを行って自分たちが育てたビワ約４０キロを収穫した。

　収穫したビワは農家の指導を受けながら６個をそれぞれパックや袋につめて、近くの道の駅「とみうら枇杷倶楽部（びわくらぶ）」で販売。児童らは訪れる人らに「安くておいしいビワ。いかがですか」と特産品のビワをＰＲ。用意したビワは３０分で完売となった。（福原康哲）