ミズノでは、日本野球機構(NPB)との契約に基づき、2011年からプロ野球12球団に統一球を納品しておりますが、2013年シーズン用のボールにつきましては、反発係数を従来より高めたボールを納品していました。
新しいボールは、中心にあるコルク芯を覆うゴム材の低反発素材の配合を少なくすることで、反発係数を高めています。従来の統一球は反発係数の規定値(0.4134~0.4374)を下限に目標値を設定していたため、実際には下限値を下回るものがありました。今回、ゴム芯を変更することで反発係数を高め、下限値を下回るボールを出難くしています。
2013年 | 2011年、2012年 | |
目標とする反発係数 (平均値) |
0.415~0.416 | 0.4134に近づける |
※反発係数が0.001変わることで、飛距離はおよそ20cm変わる
(ボールスピード144km/h、バットのスイングスピード126km/h、飛び出し角度27度とした場合)