かいがいの
自分が気になった事を中心に訳しつつ、皆さんと楽しむ為のブログです。 旧作は「ラスエグ」を予定。依頼受付は休止中です。
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チェインバーの
レド錯乱への布石という感もありますが・・・ただ今回で実感しましたが、レドは宇宙戦から
ずっと敵を殺した実感に乏しいまま、ここまで来てしまいましたね。(例えば2話で海賊達を
殲滅させた時も、遠距離&解析画像&消滅では、罪悪感が沸かなくて当然だと思います)
逆に目の前で人型を潰し肉片に触れれば、人体に固執する宗派の彼ならイチコロですね。
以下AnimeSuki、Randomc、4chanより引用。(Crunchyrollで公式に海外配信されてます。)
ピニオンって完全に海賊じゃないか!キャプテン・エイハブは終生の目標を失うことよりも
野心的な渇望を追い求め続けたけど、ピニオンなんて完全に危ない人間になってるね。
確かにサルベージの技術はあるかも知れない。でも、それはレド達の能力があってのこと。
もし、情熱を受け止められるレドたちが協力しないと決めたら、行きすぎたピニオンが
どんな末路を辿るかは、想像に難くない。そして、船にまるで表彰を飾るように
クジライカの死体をぶら下げる不気味な狂信集団も現れたね・・・嫌な予感しかしない。
クジライカの死体をぶら下げる不気味な狂信集団も現れたね・・・嫌な予感しかしない。
チェインバーはレドに対して、ヒディアーズが人間から進化した存在であっても
もはや同じ種族とは言えないと諭していたね。ただ、レドの気持ちもよく分かるんだ。
もはや同じ種族とは言えないと諭していたね。ただ、レドの気持ちもよく分かるんだ。
人間に似た形状で産まれてくるモノ達の命を絶って、喜ぶことも出来ないだろう。
まあ、イカのテレパシーでも受信しない限りは、もう意思疎通を図る気もなくないかな。
あと、レドが発見したこの事実はガルガンティアの人々の知るところになるんだろうか。
そうなったらどうなるかということと・・・ローブ集団の動向も気になるところだね。
20歳 男性
レドの変化の描写に感嘆してる。感情面でも、自分の存在意義を疑う姿勢や
不安定さまで彼は身につけ始めた。環境に順応し続けるのもまた素晴らしい。
20歳 女性
レドが赤ん坊を踏みつけてる回想シーンは、本気で吐き気を催したわ。
前回、レーザーで生きたまま焼却していたシーンが
彼の再現映像では、踏むという形で先鋭化してるね。
離れて撃つより、更に身近な物理破壊に置き換わってるね。
彼らを踏んだくらいの影響を精神的には受けたんだろうな。
殲滅し尽くしたあと、元人間と知ったときのレドの反応は予想通りだけど
自分は、やり過ぎだったとは思わない。それに今まで信じてたことが根底から崩れて
無力な「人間の赤ん坊」を殺した事にショックを受けてたのも、納得できる。誰だって
あのぐらい揺さぶられるだろう。自分の存在意義に疑問を持つのも当然のことと言える。
チェインバー「ヒカリムシはナノマシンであり、ヒディアーズの外殻と事実上同じ物である。
電磁波を吸収し、高効率でエネルギーに変換する。同時に
自己を複製し、疑似炭素結合することで、堅牢な外骨格としても機能する。
これはヒディアーズが、人類の恣意的進化の帰結である証明である。」
彼の考え方は興味深いけど、良くも悪くもある。確かにヒディアーズとの和平は厳しいけど
だからといって地球でも同じとは限らない。彼が言う究極の生命体にも達しておらず、ただ
自分たちの領内で、穏やかに過ごしてる生物だ。知性を失ってるなら、それは他の動物と
大差ないということになる。死滅させる必要はないと思うし、クジライカとの共存は可能で
レドは戦う必要もないんじゃない? あとクーゲルが生きてたのは、魅力的な捻りだった。
クーゲルは恐らくエイミー(あとベベル)に出会わなかった、レドの姿を見せてくれるだろう。

レドとの間で明確な違いがあると思うし、分かりやすい流れだけど2人が戦うのも自明だと
思ってる。ただ、レドがチェインバーにクーゲルと戦うことを納得させるのは想像しにくいな。
クーゲルが兵士の道から逸れてないと良いんだけど・・・その点、カルト教団が不気味だな。
レドとの間で明確な違いがあると思うし、分かりやすい流れだけど2人が戦うのも自明だと
思ってる。ただ、レドがチェインバーにクーゲルと戦うことを納得させるのは想像しにくいな。
クーゲルが兵士の道から逸れてないと良いんだけど・・・その点、カルト教団が不気味だな。
触手生物なんて根絶やしにしろ!いまこそ、制服魔法美少女たちの仇を討つときだ!
18歳 男性
笑った。
不明
レドはこれまでの人生が全て嘘で固められていたことに、激しく動揺してたんだな。
不明
あと付け加えるなら、ベビーベッドで寝てる赤ん坊を、潰しまくったことぐらいかな。
レド「お前は何故そうなんだ!? 銀河同盟の、オレの戦いの意味が根こそぎ
否定されたってのに!」 チェインバー「貴官の認識に誤りが認められる。」
レド「ヒディアーズが進化した人類ならオレは戦えるのか!?戦ってそこに意味は
あるのか?! ないなら、オレは戦えない。 あの生き物をオレは殺せない。」
不明
今回の話でメルティが誰よりも魅力的なことが証明されたな。
不明
誰かピニオンを思いっきりぶん殴ってくれ。引き揚げたテクノロジーを独占してそれで
攻撃するために周囲の敵を挑発する? 別に世界平和やら、平等なんてお題目に
興味はないけど棒を手に入れたから、かたっぱしから攻撃なんてまともとは思えない。
攻撃するために周囲の敵を挑発する? 別に世界平和やら、平等なんてお題目に
興味はないけど棒を手に入れたから、かたっぱしから攻撃なんてまともとは思えない。
不明
褐色のメカニックちゃんが至高なんだよなぁ。彼女がようやく映るようになって嬉しい。
不明
ピニオンと一緒に死にそうじゃない?
不明
ピニオンは確かに死亡フラグ立ってるけど、彼女まで巻き添えを食う必要もないだろ。
不明
チェインバーの意見は
昔の同族に心が痛んでも、一掃すべき事実は変わらないってところに集約されるね。
昔の同族に心が痛んでも、一掃すべき事実は変わらないってところに集約されるね。
チェ「当該情報を得てもなおヒディアーズ殲滅を放棄する理由は存在しない。ヒディアーズ
が人類にもたらす根源的破滅。それを回避する事が、貴官の唯一の任務である。」

レド「どちらも人間じゃないか! 同盟のお題目はもう沢山だ!」
が人類にもたらす根源的破滅。それを回避する事が、貴官の唯一の任務である。」
レド「どちらも人間じゃないか! 同盟のお題目はもう沢山だ!」
チェ「否定する。当機と同盟とのリンクは喪失している。
これは当機が独自に行った情報解析による結論である。」 レド「何?」
23歳 男性
2種は惑星資源を維持できて
他からの脅威もないなら、度を過ぎた野心を捨てれば、共存は可能だと思うんだけどな。
初めのうち、人が生き残ろうとして進化することは良くも悪くも恐ろしいと感じた。けど
チェインバーに唸らされた。確かに彼らは突き詰め過ぎて、人間性を放棄してるよね。
不明
レドとチェインバーが共存関係にあるというのは何とも皮肉に感じるな。
不明
いや、人間と道具/機械は、穴ぐらに住んでた石器時代から蜜月の関係にあった。
よく犬は人間の親友なんて称されるけど、機械は恋人で、友で、兄弟で、親なんだ。

不明
その画像良いよね。
不明
そのチェインバーがメチャクチャ可愛いから、ねんどろいどで欲しいわ。
不明
不明
我々はマシンキャリバーの崇高さを語るためのスレを持つべきだと思うんだがどうだ。
19歳 男性
チェインバーの演説はよく練られていて、メチャクチャ惹きつけられたな。
不明
遺伝子レベルでは人間だけど、文明を無視してる上、脅威をもたらすなら排除すべきだな。
チェ「人類とヒディアーズは決して相容れる事はない。なぜなら彼らは
チェ「もし、人類がヒディアーズのように、強靭で万能な肉体を備えていたなら
そもそもマシンキャリバーを開発する必要などなかった。当機のシステムは人類の
そもそもマシンキャリバーを開発する必要などなかった。当機のシステムは人類の
叡智の結晶である。だが、それは人間の脆弱な肉体を補うべく必要とされたもの。
人間は自らの限界を超えて知能を発展させ、文明を築いたものだと推察する。
文明の存在こそ、人類が万物の霊長たる所以である。」
不明
「悪魔のささやき」で、こんなに素敵なやり取りは滅多にないだろう。
不明
チェインバーはいつも俺たちを守ってくれてたんだ。本当にありがとう。
不明
チェインバーは、何故あんなに賢いんだ。
不明
彼は文明の叡智の化身だからね。
チェ「ヒトの形を捨てたヒディーアズに肉体的限界は存在しない。生物としての
幸福と満足を追求するためなら、必ずしもその知性が高等である必要はない。
マシンキャリバーは人類が人類たりうる唯一のよりどころ
すなわち文明によって産み出された純粋知性の結晶。そしてヒディアーズは
その知性すら克服することで、生命体としての一つの極北に到達した。」
すなわち文明によって産み出された純粋知性の結晶。そしてヒディアーズは
その知性すら克服することで、生命体としての一つの極北に到達した。」
不明
人間とは文明そのものであり、遺伝子によって規定されるわけじゃない。
イボルバーが文明を否定した存在なら、既に人間ではなく、元々共存できるわけもない。
不明
ヒディアーズに対して、オレが感じてた気持ちを
チェインバーが正確に言葉にしてくれたことに感動した。
チェインバーが正確に言葉にしてくれたことに感動した。
40歳 男性
チェインバーが自分の存在意義がなくなるのを避けようとしてるだけに見える。
不明
チェインバーは人間によって産み出された、人類の意志の究極的な形だからな。
レド「究極の生物だというのか、ヒディアーズが。」
チェ「ゆえに貴官は当機と共に、人類の尊厳を賭けて戦わねばならない。
根幹を同じくするモノとの争いにおいて、敗北は即滅亡を意味する。
文明を追求する事とそれを放棄する事、人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は
二つの異なる生存戦略の相克であり、敗者は淘汰を待つのみである。」
不明
相互理解なんてありふれたエンディングを回避してくれるチェインバーに感謝しないと。
不明
チェインバーはベスト・ガールだよね。
不明
今期のベスト・ガールだな。
不明
それは間違いない。チェインバーは従順で論理的、愚痴に耳を傾けてくれる嫁だからな。
チェ「貴官が生存を欲する限り、選択の余地はない。」
レド「戦えと強いるのか、機械のお前が人間のオレに。」
チェ「私はパイロット支援啓発インターフェイスシステム。
貴官がより多くの成果を達成することで、存在意義を達成する。」
不明
よくやった、チェインバー。全ての化け物イカを殲滅し尽くすんだ。
不明
紛れもなく最高のAI、最高のマシン・キャリバーだな。
不明
俺たちも救世主としてチェインバーを崇めないと。
不明
チェインバーの意見には感嘆したよ。最終的に中途半端な反戦メッセージに
繋がるような、見慣れた話にならないで欲しかったから余計に輝いて見える。
繋がるような、見慣れた話にならないで欲しかったから余計に輝いて見える。
前半はどうなるかと思ったけど、後半はそれを巧く使っていて良かった。クーゲル中佐も
レドに引けを取らない経験を積んでそうだから、不安と興奮が入り乱れてるけど最初とは
別人になってるよね。ガルガンティア船団もレドの人格にかなりの影響を与えてるからな。
別人になってるよね。ガルガンティア船団もレドの人格にかなりの影響を与えてるからな。
クーゲル中佐とレドが争う展開にはならないんじゃないかと予想してる。過去の彼は
争うようなタイプじゃなかったし、素直に良い人で、レドと似ているところもあったよね。
彼は仲間を救うために、喜んで自分の命を投げ出すほどの好漢で、過去回想を見る
限りは悪くなりようがない気もする。彼があのカルト教団?を作りあげたというのかな。
意識があるのかどうかさえ、怪しくない?チェインバーの中で、レドが目覚めるまでに
6ヶ月もかかって、その間にガルガンティアに回収された。同じ事がクーゲル中佐にも
起こってたとしたら、ストライカーの状態は・・・アイドル状態とか?クーゲルが敵になる
仮定は、性急に結論に飛びつきすぎなように思う。鍛え抜かれた仲間同士だし、レドに
芽生えた人間性を思えば心配ないかな。彼は思いやりと兵士の本能を備えてるからね。
仮定は、性急に結論に飛びつきすぎなように思う。鍛え抜かれた仲間同士だし、レドに
芽生えた人間性を思えば心配ないかな。彼は思いやりと兵士の本能を備えてるからね。
クーゲルは生きてない可能性もあるよね。自分はコレを疑ってるんだけど
その場合、彼のマシンキャリバーは、クジライカと単独で戦えるんだろうか。
個人的には彼が生きてると思うけど、意識があるかどうかはまた別の話だよね。
最初、チェインバーって銀河同盟とのリンクを探りながら(栄養や水分のために)
休眠状態になることを提案してなかった?もしかしたら、クーゲル中佐はそうして
眠ってるんじゃないかな。その場合、ストライカーは彼の身を守るために行動すると
思う。チィンバーも言ってたようにマシン・キャリバーの仕事は、搭乗員を守り
思う。チィンバーも言ってたようにマシン・キャリバーの仕事は、搭乗員を守り
支援するために存在してるからね。クジライカの死骸も化石化してる様に見えない?
クーゲル/ストライカーの手によるモノじゃなくて、カルト教団の仕業かもしれない。
それか死んでるイカを吊しただけとかね。いずれにしても、ただクーゲルとレドが
考えの違いから衝突する展開はありきたりだから、そうじゃないほうが嬉しい。
クーゲルの1話での居なくなり方から言っても、どこかで出てくる予感はあったよね。
ただ、少し問題かも知れないのが、彼はヒディアーズと戦ったまま
地球に落下したなら、宇宙から連れてきちゃってる可能性もあるってこと。
地球に落下したなら、宇宙から連れてきちゃってる可能性もあるってこと。
不明
自分はストライカーが目覚めて直ぐ、クーゲルがヒディアーズ退治を始めたと思う。
マシン・キャリバー単独で戦うとは思えないし、干イカもたくさん掲げてるからね。
チェインバーは同盟の暗号を受けたから、ストライカーはアクティブ状態だと思う。
チェインバー「変局光子シークエンスを受信。銀河同盟標準の暗号通信波である。」
不明
クーゲルが戻ってきただって?待ってくれ・・・マジかよ?
不明
しかも、カルト宗教まで立ち上げてきたよ・・・(ブルブル)
不明
クーゲルは中にいるけど、独自にカルト宗教を作ったのはロボットかもよ!
その予想は怖すぎるだろ・・・-_-;
27歳 男性
ふむ、クーゲルが生きて地球にいるってわかってたよ。
25歳
クーゲルの登場で10話が終わるって私、知ってました。
不明
なんで、中佐のマシンキャリバーって女性っぽい形態なんだ?
不明
中の人が女性だからだね。
不明
クーゲルが地獄の黙示録のマーロン・ブロンドになったと感じた人は他に居るかな?
レドに会ったときには、「お前は暗殺者か?」と言って欲しい。
今回、良くないことが起こりそうな予感がしてた。ピニオンは力に溺れて、狂いだし
レドは(正式になんて言うのか定かじゃないけど)PTSDみたいな状況に陥ってる。
そして、ヒディアーズを殺すことに対して、極端な嫌悪感を覚えるようになったね。
ピニオン達が発見した武器が好きだわ。チェインバーほど突き抜けてはないけど
彼らが持ちたかったモノを手に入れられた。ピニオンが自戒してガルガンティアに
あの遺産の恩恵を与えてくれるよう願ってる。正直、今回は別のアニメでみたような
「反戦」や「平和主義」に終始すると思ってたから、チェインバーによって救われたと
言わざるを得ないね。彼は間違いなく、このアニメの中で最も賢いキャラだと思う。
パイロットが動けなくなっても、それを補佐できるほどに賢い人工知能だったのね。
彼が言ったように、ヒディアーズは人間じゃないんだよ。彼らは人間であることを
自分の意志でやめて、それが原因で何世紀も続くような戦争にまで発展してる。
すでに理想を賭けた戦いじゃなくて、生存と、なにより存在を賭けた戦争になってる。
自分の意志でやめて、それが原因で何世紀も続くような戦争にまで発展してる。
すでに理想を賭けた戦いじゃなくて、生存と、なにより存在を賭けた戦争になってる。
戦争の始まりかたを知ったからと言って、現状で起きてることを変わるわけじゃない。
敵の情報を手に入れることが出来たに過ぎない。中佐の機体が目の前に現れたのは
驚いたけど、レドみたいに昏睡状態とかかな。クーゲルのマシン・キャリバーである
驚いたけど、レドみたいに昏睡状態とかかな。クーゲルのマシン・キャリバーである
ストライカーは目が光ってなかったから、少なくとも稼働状態じゃないようだけど・・・
あのローブを着た連中は誰なんだろうね。串刺しヒディアーズに覆われた船と
不気味な目の模様をオデコに装飾した人達。しかも、彼らの瞳はみんな虚ろだ。
次でどうなるか早く知りたい。最後までこのままの勢いで行ってくれたら最高だけど
(というか、なんで挟んだのかよくわからない回はあるけど)、素晴らしい回だった。
チェインバーの演説だけでも、この作品を見た甲斐があったよ。
不明
最終的にグレーな落としどころになりそうだな。
不明
チェインバーの意見には同意なんだけど、あくまでヒディアーズに知性がない場合という
条件が付く。クジライカ相手に持続的な共存が出来ない場合にはしょうがないけどね・・・
30歳 男性
異なる生存戦略のぶつかり合いだというチェインバーの最終結論には同感なんだけど
細かい部分には根拠が推論でしかない部分もあるように思える。
不明
最終的にレドは銀河同盟もヒディアーズも度が過ぎてるという答えを得るだろうな。
両極端な保守派と自由派にも見えるし、地球人が残してる人間性で落ち着きそう。
不明
チェインバーの独白は非常に良い所を突いてきたけど、それが地球のヒディアーズに
適用されるかというと少し疑問が残るよね。相手は良くも悪くも中立的な立場だった。
ただ、次で銀河同盟の上官関連の話が展開されそうだから、楽しみが膨らんでるよ。
賞賛されてますが冷静に受け止めてる人も多いですね。
レドの内面の変化も、真剣に見られていて安心しました。
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫) .
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コメント一覧
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- 30. 名無しさん
- 2013年06月10日 23:00 ID:P7Fbr.X40
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チェインバーはロボット三原則に忠実だな。
あの宗教みたいな連中は反ヒディアーズ原理主義みたいなもので、クーゲルがそのご本尊であることは確かだろうけど、
そうすると今週チェインバーが言っていた「ヒディアーズと戦い続けるべき」という理屈は最終的には否定されそうだな。どう見てもありゃ悪役だ。
来週はまず、ピニオンの我欲第一主義と、クーゲルの反ヒディアーズ原理主義のぶつかり合いになるだろう。
予想としては、ピニオンたちは武装をめちゃくちゃに破壊された上で、迷ってるレドがクーゲルと一緒に行ってしまって、孤立無援になってひどい目に遭うと思う。
まあ、ああいうお調子者は最終的には命を救われるだろうけどな。
レドは再来週辺りにエイミーにどやされてクーゲルと異なる道を行くことになって最終回かな。
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- 37. 名無しさん
- 2013年06月10日 23:10 ID:VrdIS5ob0
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チェインバー嫁に吹いたw
ここでピクシブのぷちぇいんばー見るなんて一挙に和んだよw
チェインバーは「なぜ戦うのか」納得のいく答えが見つからないとレドが死んでしまうかもしれないと思って、答えはあるのかレドが落ち込んでいる間ずっと可能性を模索していたんじゃないかな。チェインバーの戦えっていう言葉は、生きろっていうチェインバーなりの不器用な懇願に聞こえて感動した
チェインバーのあの論法はAIの存在意義でなくレドを守るためのものだったと思う
「貴官がより多くの成果を達成する」のがチェインバーの存在意義だから
レドも同盟の言うことは聞かないけどチェインバーの言うことなら聞くのねw
クーゲル中佐はレドの味方になるに1票。つーかそうあってくれ頼む
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- 56. 名無しさん
- 2013年06月10日 23:55 ID:TkBtqm5x0
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※42
矛盾どころか、詭弁だよなあれ
「同盟のプロパガンダじゃなくて俺の勝手な推論だからw」
と言いつつ、ヒディアーズを害悪と断定する根本の基準はあくまでも同盟の価値観(宗教観)そのもの
チェインバーが同盟に作られた兵器で、武力でもって同盟の意志を体現する存在だから当たり前と言えば当たり前だが
そもそもチェインバーの語った内容からして、”彼”は
「ヒディアーズは”我”の存在意義そのものを否定し、物理的にも脅かす、絶対に相容れない敵だ。殺すために協力しろ」
と自らの存在意義(本能)を実現することを最優先にしてる
チェインバーは人類やレド個人を慈しんで守るために戦ってるのではなく、あくまで自分を生み出した人類の文明という故郷のようなものを守るために戦ってる
たぶん同盟の人間が一人残らず死んでも、チェインバーや彼と同じ兵器達の”郡体知性”はヒディアーズと戦うだろうな。自分自身のために
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- 86. 名無しさん
- 2013年06月11日 00:31 ID:vwso0RVr0
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9話の時の※欄にも書いたけどレドの動揺は、レド自身が主体的に選択してクジライカの殲滅へ向かったからだと思ってる
・海賊 =命令の一環として殺害(対ヒディアーズ戦線復帰が目的)
・クジライカ=ガルガンティアの面々の反対を振り切って、レド自身の「守りたい」という欲望にも基づいて選択的に行動し殺した
日常回で描かれてたのは、自らを歯車として認識しており命令でしか行動できない兵士が、目的のない生活の中で「したいこと」を見つけ自分で選択し
行動するようになるということ。つまり「命令に従って」→「自己の欲望に基づいて」という行動原則の変化。
握りつぶしてしまったときに、ヒディアーズは人であるのかも、地球人のいうように攻撃しなければ本当に襲ってこないのかも…要するに
自分が正しいと思ってやっていたことは間違っていたのかもという疑念が渦巻き、自分が子どもに至るまで殲滅してしまった事実に耐えられず絶叫
欲望に基づいて自由に選択し行動する者の責任と苦悩の描写だと思ってるので、レドのパニック具合に違和感は感じてない
海賊のことを苦悩しないのは、自分で選択する以前の(命令での)行動の倫理性を遡って検証するほどレドの人間性は成熟してないからって感じかな
もし日常回で、ガルガンティアに海賊の親類がいてレドの無情な殺戮をなじるみたいな場面があれば、レドも苦悩したんだろうけど
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- 101. 名無しさん
- 2013年06月11日 00:45 ID:JqB2Scwg0
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ストライカーは祀られてるだけか、操縦者死亡のまま命令委譲者の現れるまで殲滅継続モードで待機してるだけでは?
チェインバーの言葉を何の疑いも無く受け入れられる人は、チェインバーに賛同し、チェインバーの論理の「矛盾点」に気が付く洞察力のある人は別の視点で考える。つまり思考停止が早い人間ほどマインドコントロールされやすいということだろう。
「オマエの戦ってきたヒディアーズはオレの潰したクジライカとは違う」「お前が恐れるゾンビはオレのゾンビな彼女と違う」っていう単純なことを反芻する必要があるんじゃなかろうか?
それにしても、リジットが引き継いだ金色の鍵の指し示す意図が気になる。無意味なものじゃないだろう。
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- 117. 名無しさん
- 2013年06月11日 01:11 ID:EremV0TH0
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DNAが人間と同じだからという理由は「前世では(魂は)人間だから」とか「クジラは賢い生物で特別だから」とかと同レベルの宗教にしか見えんなあ
クジライカは人として交渉できる相手なの?共同作業ができる相手なのか?共存共栄っていうけど、それ一方の譲歩じゃないんかねえ
クジライカは自然の驚異で話が通じない畏怖の対象。だから一方的な妥協もする。でも同じ人間ならただの火種にしかならん気がするけどな
過去クジライカに殺されちゃった人の家族は、クジライカがDNAは人間だからで納得するんかねえ。DNAが人間なので元の人間に戻りました。仲良くね!って?今まで一方的におびえて暮らしてきたのに?
ガルガン住人自体が出戻り人間なんだって説を言う人もいるけど、なんだかねえ
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- 127. 名無しさん
- 2013年06月11日 01:50 ID:pZ01p9Sf0
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何だかぬるかったなーと もう少しえげつなくても良かったような
例えば引き上げ兵器で船ごと何隻か蒸発させ
クルー 『やり過ぎじゃないですか?』
ピニオン 『良いんだよ!あいつら俺達のお宝を奪いに来た敵なんだから!』 とか
そして仲間を殺されたにも関わらず利益にあり付こうとする海賊の浅ましさとか
(劇中だと誰も死んでおらず、単に引き上げ兵器の威力にびびって投降した様に見えた)
宴会のシーンでヒディアーズの肉を食ってるとか
クルー 『ためしに食ってみたけどクジライカって意外と旨いなー おっ兄ちゃんあんたも食うか?』
レド (光るゲロ) とかね
レドがピニオン達にクジライカの事を話さないのは自ら手を汚してしまった罪悪感からかな?
まー話した所で今のピニオンが耳を貸すとも思えないけどw
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- 135. 名無しさん
- 2013年06月11日 02:44 ID:vX7f9jo00
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存在意義を達成する為に存在するチェインバーにしてみたら
自分の産みの親である知性を克服してまで生き続ける人類の姿は
まさに生まれた事を否定される事だったんだろうな
それこそレドのショックどころではない
だからこそ共生体であるレドに私を使って戦えと言っているとすると
生きたいという悲痛な叫びにも思える
とはいえマシンキャリバーに搭乗する人間とナノマシンを獲得した人間はある意味ではそのままイコールで結べるようにも思えるし
ヒディアーズと同盟がはるかな時を戦い続けている事を考えると、もはやそれも共存の一つの形に思えてくる
物語としてはそれぞれの関係が丸く収まったりはしなくても、レドの中で何らかの答えが出るだろう。それが楽しみ。
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- 136. 名無しさん
- 2013年06月11日 02:47 ID:JG1PbPC60
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チェインバーに洗脳されてる人が多くて笑ったw
たしかに見事な演説だったけどよく考えるとおかしいところ多いんだがな
異なる生存戦略のぶつかり合いなのはたしかだけど、どちらかが淘汰されなければいけない理由はないじゃん
お互いが勝手に自分の納得するほうの方法でやればいいのに、やりかたが気に食わないという理由だけで戦ってるだろ
でも、海外組みはイボルバーに対して最初から否定的な人が多かったからしょうがないのかねえ
やっぱりキリスト教的なものの考えで「生命に手を加えてはいけない」という倫理観や、イカの外見に対する嫌悪感が日本人とは違うせいだろうけどさ
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- 137. 名無しさん
- 2013年06月11日 02:47 ID:XqxHbxbm0
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あと、クジライカを人間に戻せる方法があるなら…って書いてる人がいたけど、それは我々がクジライカ可哀相、人間の方がいいって価値観だから、もしかしたらクジライカのままの方がいいって個体もいるんじゃないかな(知性が残ってれば)。
というか、もし知性が残ってないなら人に戻して知性が戻るのかという気もする。
ヒカリムシがクジライカの副産物なんだとしたら、地球の人間は電気を得るためにクジライカを生かしておく必要があると思う。
レドとチェインバー(とクーゲル&ストライカー)がどうなるかわかんないけど、とりあえずクジライカと人類は共存エンドになりそうな。
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- 138. 名無しのまっしぐらさん
- 2013年06月11日 02:49 ID:cLE7vAIM0
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結局ヒディアーズ擁護派または共存共生END派は現在のイボルバー達にいまだ知性と隠された文明があるという主張をしてるいるものもいるけど(それゆえチェインバーが自分の存在証明を阻害されないためにわざと話をそらしているとまでいう人もいるが)
どちらにしろ外宇宙への扉だったワープゲートが破壊されて以降、その後の現人類と地球型原種であるクジライカは初期はなにがあったのかまだ明かされていない謎があるモノの、その後の長期にわたってまで文明的どころか文化的交流すらなされていなかったということは、最初のほうこそ高等生物が高等生物たる知性をもって意思の介在とそのやり取りがあったことを否定できなくとも現在に至っては宇宙に飛び出したヒディアーズと同じく完全にその証明である尊厳を失っているというこそ証明であり、人類を脅かす脅威度で見たとしても地球に残されたクジライカはともかくチェインバーの持論を批判する内容にはどれも苦しい物を感じざるを得ない。
人類銀河同盟がたった一つの恒星を奪われてもなお存続にリスクを伴わないというならまだしも、知性を失ったらなら無秩序に増えていずれ宇宙すべての火を平らげてしまったという突飛押しもない空論すらなんら不思議ではない。その間に同盟の生命としての活力が衰退するほうが遥かに早いだろうが、それは他の宇宙に存在するかもしれない生命謳歌の阻害にすらなりえる。
これはもはや人類というククリの中の存続をかけるという問題ではない。
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- 140. 名無しのまっしぐらさん
- 2013年06月11日 02:50 ID:cLE7vAIM0
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とはいえ急にピニオンがおかしくなったりと前々から、キャラクターの道徳観や思考が急に変になることは多々あるとしても
今回のチェインバーの話はそういう製作の都合上の荒と違って、この作品の初期から関わる作品内での対立構想をしっかり表現したそういうものだと感じる。それらを踏まえて個人的にはバケネズミと一緒にされるのは好ましくない。
彼らすでに人間ではないという結論で塗りつぶされようと、知性と文明をもち、人がもつ知性という尊厳の同じ土台で互いを蹴落とす事ができる、それこそこちらの方が宇宙人との争いにはある意味古典的で相応しい、ありがちだが稀な存在だと思う。それらを比較してもヒデイアーズはただの強くなりすぎた害獣とほぼ同義であることが容易に感じられる。バイオハザードが起きたとして、それでゾンビを殺すなと言っているのと何一つ変わることはないし、現社会の事例でも見受けられるが、人里に下りてきた獣を住人に対するリスクを踏まえて、危機回避のために駆除する制度との差をここまで来て見て取る要素を画面から受け取る事ができない。つまり高等生物の扱いをされないという事はそれこそ文字通りの扱いがちがうということを明白にする。文化という尊厳を失えばまず分かり合おうという体制が文明側のほうから消してしまうからだ。そのリスクと掛かるあらゆる負担を命と天秤にかけてしまう知性そのものを持っている時点で尊厳と共存している人類は、尊厳との共存しないことを望んだ同じ人が持ちうる可能性が生み出した派生の楽園を手にする権利を経つ究極の繁栄という幸せを目指して突き進む別の生物とで噛み合う余地が残されているはずもない。あるのならそれは前人未到の結末と示唆を提示してくれることになるだろう。果たして人間は知性を捨てずメリットをもたないリスクと共存することが可能なのか。2分割で長くして失礼した
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- 146. 名無しさん
- 2013年06月11日 03:14 ID:gAHZ4JMG0
- 過去の戦争その他事件などを検証するとき時間を輪切りにする必要はあるんだけど、とくにその戦争の前にあった因果が何かを忘れてはボヤけてしまうとおもいます。時間の輪切りが横軸なら、因果があるのは縦軸というかんじでしょうか。その意味でピニオンには兄を殺されたことでクジライカを殺す動機があるし、9話前半までのレドがヒディアーズ殲滅を是が非でも進めていたのはピニオンとは別種の確かな動機があった。さらに総体として戦争となるとどこか部分を観察すれば大きな矛盾があり葛藤があり、とてつもないパラドックスを内包するのは必然。それをああすればこうなる論で片付けられるものではないとおもいます。わずかに出来ることとといえば、何かを犠牲にして何かを選ぶということになるとおもいますが、10話の最後あたりでいくつかそういう方向がやっと見えてきたかんじはします。
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- 148. 名無しさん
- 2013年06月11日 03:16 ID:PpJ1ywBK0
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チェインバーの演説は「自分こそが人類の英知の結晶だ」と言わんばかりだったなあ。
銀河同盟とヒディアーズが戦争状態である以上、地球で共存してたからって簡単に仲良くしましょう、とはいかないでしょう。
宇宙のヒディアーズはどうか知らないが少なくともクジライカは知性失ってたよね。幼生が人間っぽかったとしてもすでに人間とは言えないと思う。それまでやってきたように、お互いに干渉しあわない形で共存していく以外ないんだろうな。
とはいえ、レドやクーゲルが地球にやってきたってことは、
今までは難を逃れてきたけど、これからはワームホールを
通って、ヒディアーズも含めていろんな存在たちが地球にやってくる前兆と考えられるよね。とすれば、今の地球人たちもそれまでのように知らぬ存ぜぬではすまなくなり、否応なく戦争に巻き込まれていくのではないか。
レドが地球に残ってハッピーエンドなんていうぬるい終わり方にはならないと思うしなってほしくない。エイミーやリジットたちも真実を知ったうえでどうするのか対応を迫られることになるのでは。
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- 152. 名無しさん
- 2013年06月11日 04:00 ID:f52vnkfT0
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コメをざっと読んでみた限り、チェインバーの
「異なる進化の方法で枝分かれした2つの種がある以上、戦いを放棄した側は淘汰されるのみである」
という論理が良くわからないというか、多くの人には飛躍に感じるみたいだな。
これはつまり、脳噛ネウロのラスボスが言ってたような話だな。
あるい「人類は衰退しました」では客観的には妖精と共存しているように見えるわたしちゃんは
人類はゆるゆると衰退しています・・・と達観して種としての進化と発展を諦めていた。
チェインバーは今の地球人類はヒディアーズと共存しているように見えるけどそんなの衰退しているのに気付いていないだけだと言ってるわけよ。
ディアーズの完全淘汰なんて本当は出来ないのだとしてもそれと戦っている間は少なくとも人類は未来と可能性に向かって進むことが出来る。
でも戦いを辞めてしまったら「人類は衰退しました」になってしまうよ、と。
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- 153. 名無しさん
- 2013年06月11日 04:02 ID:Vh5YB1AJ0
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クーゲルは死んでるだろう。チェインバーのように、このままでは自分の存在意義が無くなる…と危機感を抱いたクーゲルのマシンキャリバーはクジライカとの共生を否定する思想をこの世界に広め、その賛同者(洗脳した連中)の中から新しいパイロットを育てようとしてるんだよ。機械が教祖の宗教団体。 これは人類vsイカという二つの種の相克じゃなくて、人類vsイカvsマシンという三者の異なる存在意義を賭けた物語なのかもね。
文明を放棄しようが追及しようが、突き詰めすぎると結局人間性を脅かされる結果になる。イカになるのもマシンに操られるのもごめんですわ
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- 155. 153
- 2013年06月11日 04:26 ID:Vh5YB1AJ0
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ひとつ前の書き込みで、自分は
『クーゲルのマシンキャリバーはクジライカとの共生を否定する思想をこの世界に広め、その賛同者(洗脳した連中)の中から新しいパイロットを育てようとしてる。機械が教祖の宗教団体』
って書いたけどこれって銀河同盟の縮小版じゃないだろうな? ・・・つまり同盟の上層部はとっくに人類ではなく、マシンキャリバーにのっとられている機械宗教ってことで。イカと共存できるかもって事実をマシン達は隠蔽してるんだよ。今回のチェインバーの演説みたいに。
虚淵ならありそうな展開だけど実際ヒディアーズ凶暴っぽいしこの説は無しかな…。
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- 162. 名無しさん
- 2013年06月11日 05:07 ID:gAHZ4JMG0
- チェインバーのAIに決定的に欠けているのは、おそらく愛や心の部分。もちろんそういうガルガンの設定であって、テクノロジーも含めたヒトの概念をメモリと演算でシュミレートすることは実現していないか、もしくはそういう機能を除外しているとおもいます。死ぬという概念がわからないと慈しむこともできないし、複雑かつ一見矛盾したヒトの心理は分からない。愛や心のような曖昧な成分を抜いただけでずいぶん論理はすっきりするので10話のようなチェインバーの説明した展開は非の打ち所がないんですが、どっこいヒトはそういうもんじゃない。葛藤のありえないチェインバーと、10話でアイデンティティの危機に瀕したのレドが相容れることは無いのはとても納得です。
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- 164. 名無しさん
- 2013年06月11日 05:45 ID:vwso0RVr0
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※122
最後の「軍令だから良心が痛まなかったんだって言い訳はきかない」以外見解は同じです。宇宙にいた時、海賊を殺した時のレドにそもそも良心という概念は
当てはめられないと思います。そんな良心があるならば、べベルのような「戦えないものが処分される」社会をそもそも承認できるはずがありません。
この時のレドが「守る」と言っている人類は、一人一人の人間は指しておらず、いわば種としての人類です。
つまり当時のレドにとって「ヒディアーズの殲滅」という最上位の命令を遂行するためならば、個々の人間を犠牲にすることはもともと問題がないし、海賊の殺害は
その最上位の命令を果たすための選択でした。ただ選択と言ってもこの選択は、ある目的地へ行くのにどの道を通るのが一番効率的かという選択にすぎません。
一方クジライカ殲滅の際は、べベルのような弱いものが処分される世界になりエイミーが悲しむような事態には「したくない」という欲望に基づいて行動してます。
その前提は「ヒディアーズは人類の生存領域を圧迫する」=真理だというレドの判断です。攻撃しなければ襲ってこないという地球人の経験則を聞きそれを実際に
経験してなおクジライカは危険と判断し殲滅することを選択しました。その選択は一兵士の領分を越えた、いわば道ではなく目的地そのものの選択です。
「それがほんとにレドのしたいことなの?」この言葉に自身の欲望を語ってしまうレドはもう「命令に従って」のみ行動する兵士ではなくなっているということです
自らが「弱いものを守りたい」と思って選択した行動が、弱くかつ無害なもの(幼生体など)を殺す結果に繋がったのかと思い苦悩するレドに矛盾はないと思います。
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- 167. 名無しさん
- 2013年06月11日 06:00 ID:gAHZ4JMG0
- ピニオンへの誤解がひどい気がするんですけど。なぜピニオンお宝お宝言ってるかというと、顕著なのは9話の回想シーンでピニオンと、ピニオン兄が一緒にクジライカの巣に潜ったとこでピニオン兄がクジライカに殺されてることは明確に描かれてるわけです。あれは回想しなくても暗に匂わせるだけでも通用するとおもいますが、視聴者に間違って欲しくないポイントなので尺を割いて回想してるとおもいます。兄の成し遂げられなかった発掘をこの手で叶えることでリベンジしたということではないでしょうか。私欲に走ったのは、膨大な威力の兵器の実物を見て自分で制御できない欲望が湧いたということではないかと。回想シーンでは兄の後ろでどちらかいえば控えめ性分が見えるピニオンですが、レドが来たばかりの頃は何かにつけレドを海に沈めてしまえと横暴なことを言うような変化はすでにありました。。以上の点でピニオンの心理は、二重人格的な破綻は無いとおもいますがいかがでしょう。
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- 171. 名無しのまっしぐらさん
- 2013年06月11日 06:48 ID:cLE7vAIM0
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>>168
サルベージされた技術と旧資源があるんだし、将来的に見れば、ほとんど滅びかかって激減してるであろう地球在住の分の現人類の住居ぐらいならステーション住まいでもつくってそれからチェインバーは滅ぼすつもりなんじゃない?そうじゃなくても技術と材料のプラットホームを見つけたんだから、
海上住まいのままでも、ヒディアーズと人類銀河同盟がおなじくエネルギー源として使ってる太陽光やフレアを使う技術漁ってればそのうち引っ張ってこられるだろうし、(衛星軌道からのマイクロウェーブとかも充分視野に入る)細かい所はチェインバーそのものが技術屋を現物交えて教育して旧世代ランクに育成していけばいいわけだからそこまで先行き見えない話ではないと思う。おなじく、それらを作り出すヒカリムシの原理ももとは旧世代の技術から生まれたわけだし、ナノマシンなら現人類印のものをつくるか技術転用した発電システムを構築すれば世代交代ギリギリの短さでももしかしたら実現出来るかもしれない。
それにその理屈から言えば、寄生してるのは人間のほうなんだし、人間が間違っているというなら人間が滅びるしかないな。じゃなかったら理屈を生み出す人類の尊厳とやらを投げ捨てて生物界と同じように宿主を食い殺すかのどちらかしかない。
どっちにしろ共存の体現とは程遠いいまの現人類と銀河同盟のレド&チェインバーで、現状を何か変えようとなればそう転んでいってしまうだろう。
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- 179. 名無しさん
- 2013年06月11日 07:45 ID:KATaCpXK0
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※174の追加で言っておくとPTSDの増加は徴兵制があったような時代は思想的なもの以外に元来の適正とかもあるんだろうが
職業軍人オンリーが基本になってきた現代に対しては移動時間が短くなったこと等により戦地から平穏な日常へ戻る慣れの期間が短くなってしまっていることも
要因の一つと言われてて帰国を伸ばしてしばらくは基地内で過ごさせて時間を空けてから帰国させるようになった お祈りみたいな時間も気持ちの切り替えには必要らしい
無人攻撃機の本国から操作してるような長い期間戦地に派遣されることもなく、任務を終えればそのまま自宅に帰ることも可能な操縦者は
週末には子どものサッカーの試合に行くという平和な日常と戦場を行き来する、従来の軍事作戦では有り得ない生活を送る事によって逆にPTSDを患いやすいとか
高性能カメラで目標が吹き飛ぶ瞬間がはっきり見てるしね 実際はメディアで言われてるようなゲーム感覚とはいかないらしい
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- 180. 名無しさん
- 2013年06月11日 07:54 ID:J0EI2TeR0
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165>人を殺す抵抗感を減らすための教育を兵士にしていたらしい。しかし戦後は兵士に重大な後遺症を残す事になり、ケアも上手くできなかった
169>刀で斬り合ってた時代までは辛うじて戦争の動機とのリアリティがバランスしてたとおもいます。相手の斬ったほうがまだ、戦争後の心的外傷は少なかったのではないでしょうか
戦争は第二次世界大戦を機に大きく変わったと思われる。
戦国時代も大戦中の日本も大戦後も、勝者側の兵士には英雄的な扱いがあった。
けどベトナム戦争や湾岸戦争後は勝ったと言ってても国民からも冷めた目で見られてる。
社会復帰ができない兵士が多数出てしまった。
レド目線で同じように考えてみる・・
ガルガンの社会に入りきれず、エイミー達からはクジライカ殲滅を反対されていた。
クジライカを殲滅したけどヒディアーズには直接関係が無く、そもそもの発端は人間同士の戦争だった。
同盟は人類の尊厳のために戦ってたけど、エボルバー側ももとは同じでは無いか?
とどめにイカ娘を潰してしまった。
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- 195. 名無しさん
- 2013年06月11日 09:38 ID:jMyyyeM60
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ナノマシンがヒディアーズの体内から生成されるのだったら共存の道しか無いのが厄介だな。
そうなると文明を停滞させるしか共存の方法はないので、人間の経済に支障がでて、就職できない人間が増えるのが社会問題になりそうだな。無職が増えると、自殺者や犯罪者も増えるだろうし。
レドとストライカーとの共闘はなさそうだな。
宗教への盲信は知性を限定させるものだから、マシンキャリバーの言いなりになることはチェインバーの言っている文明の発展とは異なっている。
レドがチェインバーの意見を聞いて、自らの知能で状況を判断するには問題ないけど、それを神の言のように盲信することはそれからの発展を阻害させる。
おそらく、クーゲルが死んでマシンキャリバーを手に入れた人間がそれを神と勘違いしてカルト化してしまったんじゃないかな。
チェインバーがレドの盲信する神ではなく、良き師であり友人であることを願うよ。
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- 209. 名無しさん
- 2013年06月11日 11:31 ID:ntE3RgIQ0
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チェインバーの言ってることはおかしい
・クジライカ(ヒディアーズ)は光合成によりエネルギーを獲得しているのであれば、他の生物を捕食する必要は無く そのことは人類の生存圏とクジライカの生存圏が重複した場合でもクジライカ側には人類を攻撃する必要が全く無いし 人間側にも食料の奪い合いなどが発生しないためクジライカを生存圏の競合相手として駆逐する必要が無い
・ヒディアーズは知性を超えて進化したため文明を放棄しているので相容れないと説明しているが 文明を持たない生き物なんてそこらじゅうにいる、人間以外の動物はすべて文明を持っているとはいえないわけで「根幹を同じくするモノとの争いにおいて、敗北は即滅亡を意味する」というのはいい過ぎじゃないか? たとえ根源が同じ生物であったとしても、敗北は即滅亡を意味しない
人類がサルから人間への進化の枝分かれをしたころ人間とサルは「根源を同じくするモノ」だったはず、しかし実際にはどちらも滅亡していない
逆に、クジライカと敵対することには何の益も無い、負けた場合はもちろん、勝った場合でも「ひかりむし」と「クジライカの外骨格」が同一のナノマシンであることを考えるとクジライカが「ひかりむし」を作ってくれている可能性があり、その場合 人類は急速に電力を失い文明はさらに後退を余儀なくされることになる
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- 211. 名無しさん
- 2013年06月11日 11:37 ID:AkX..68n0
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チェインバーの演説話聞いてて
○生物的に進化したなれの果て→クジライカ
○科学的に進化したなれの果て→マシンキャリバー
って、風に勝手に解釈した進化の極北・人類の英知の結晶、捉える側、属する側がどちらであるかの
違いだけであって…
○クジライカになって野性的無秩序に「人間性を失うか」
○効率的に繁殖行動・淘汰を制御し機械的に「人間性を失うか」
ただし、生物的・科学的な違いはあれどクジライカもマシンキャリバーも
「相対する人間が操る兵器」と化していると→「レドのもと居た宙域」ではチェインとの戦闘開始前に話した退役後の繁殖行動の許可、レドに似た子の投棄にもそういう表現的意味があったのかね?と
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- 220. 名無しさん
- 2013年06月11日 12:40 ID:vX7f9jo00
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217.
仲間意識が凄く強い、身内びいきなんだよな
今一緒にいる奴らの事は簡単に信じてしまうし大事にしてしまう
レドに対してもそうだったのだと思う
現在でもガルガンティアのみんなのことはやっぱり仲間だと思っているし
今回の発掘の利益を共有したいと思っているんじゃないかな
ただ、船団を離れてしまった事で今はまず付いてきた船達が第一だし、
発掘作業やその力を手に入れるうちにピニオン一派と呼べる集団が出来てしまったことで
その仲間意識や優先順位には矛盾が生じているだろうね
教団に対しても、攻撃の意志もなくレドのお仲間が居る、って事であっさり受け入れそう
そしてそこから内乱が…とか
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- 221. 名無しさん
- 2013年06月11日 12:46 ID:oSb4Idqh0
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ところでチェインバーはマキシマイズ一回ですげー量のエネルギーを無くしたけど、この水没した施設を使って光虫からエネルギーの充填は可能なのだろうか。
それが可能であれば次のような展開が考えられる。
チェインバー「光虫がある限り当機はあと五十万年ぐらい戦えそうですリゲインです!」
レド「よし分かった!お前は人類文明の守護神となれ!ヒディアーズが人類にメンチきってくる時は殲滅せよ!」
チェインバー「うっす!レド少尉は冬眠して必要時に覚醒させるっす!!」
レド「エェェええ!?」
こうして今も海の底ではレドとチェインバーは仲良く眠っているのでした(おばあちゃんが絵本で孫に語るシーン)
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- 225. 名無しさん
- 2013年06月11日 14:00 ID:JqB2Scwg0
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たしかに、クジライカは敵に巻き付き噛み付いてくるけど、捕食目的じゃないだろうな。たぶん、ヒカリムシからの電磁波(光)放射を受けて自分のナノマシンでエネルギーに変換している気がする。何か文明活動をしているわけでもないだろうから、何の活動もしなければエネルギー消費も無いわけで、せいぜいヒカリムシの海流移動に随行して営巣地を移動させる程度。霧の海はヒカリムシの滞留に都合の良い何かがあったのかもしれない。だからクジライカもそこに営巣していた。あるいは発祥の地という帰省本能?
つまり「地球上」の人類とクジライカは何かを取り合って戦うという理由が無い。逆に、ヒカリムシ以外の何か高出力なエネルギー源(リアクター)を稼動させれば、クジライカを呼び込むことにはなりかねない。そこが、人類とクジライカの共存共栄のボーダーラインなのかもしれない。10話に登場する電磁兵器や大電力なんてなんか危険臭なんだけどね。
第五氷河期なら、寒けりゃ太陽の近くに住めばいいだけなのに、わざわざ太陽系外まで出て行くってのも理解不能だが、そこは突っ込んじゃいけないのかもしれない。おまけに、仲違いしてるなら、コンチネンタルユニオンとイヴォルバーは相手をスルーしてどちらかが出て行けば清々しそうなものなのに、お互いに粘着しているし、そこんとこも理解不能な部分。
その辺りに何か非常識な真実があるのかもしれないと深読みしてみたり。
とりあえず、旧来の存在意義を否定したなら、新しい存在意義を見つければ良いと思うのは楽観論ですかね?チェインバーの能書きを否定するテーゼがたぶんこの話の最終結論なんだろうな。
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- 233. 名無しさん
- 2013年06月11日 14:48 ID:vX7f9jo00
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223
一話でコロニー襲った描写のシーンは、今回も出てきたけど同盟がキョウドウの為に見せている映像だよ
更に一話の中の事実として、ヒディアーズの巣に人類がワープして攻撃をしている
宇宙での戦闘は人類側が一方的に行っている可能性を否定できる物ではないよ
勿論地球のクジライカも人類に襲いかかる可能性はあるけどね
ただ、7話の接触さえもレドがクジライカを殺した事で起きた未曾有の大暴走だったんだよ
勿論地球上で最大規模だったであろう巣を襲い、更にクジライカを狩る教団のような物も出てきたわけで
そんな前提はひっくり返ったけど
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- 234. 名無しさん
- 2013年06月11日 14:54 ID:voHALVdD0
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※72
それ自分も思ったww同志がいて嬉しいwww
やがてヒディアーズは考えるのをやめたww
今回のチェインバーさんが俺の言いたいことを全部言ってくれたよ。
知性の有無、文明の有無、遺伝的共通性。
これらがあってなお共生が不可能な場合だってあるだろう。
宇宙では不幸にもそういう状態が現出しちゃったわけだ。ただ地球ではそうじゃないと思う。クジライカはヒディアーズとは違うし、ガルガンティアの人々も銀河同盟とは違う。
共生の糸口は掴めるんじゃないかな。まあ、今後の話しの持って生き方次第だけどさ。
しかしこんだけワクワクさせられるアニメに出会ったの久しぶりだわ。なんで2クールじゃないんだ。
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- 236. 名無しさん
- 2013年06月11日 15:21 ID:gAHZ4JMG0
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>174 179
174でおそらくPTSDのことついて仰ってるとおもいます。169では165のレスに加えて、明記してませんが管理人さんの指摘「レドは宇宙戦からずっと敵を殺した実感に乏しいまま、ここまで来てしまいましたね。(例えば2話で海賊達を殲滅させた時も、遠距離&解析画像&消滅では、罪悪感が沸かなくて当然だと思います)」と、関連コメントへのレスの意味合いでした。
リアルの戦争でのPTSDについてはわたしは詳しくありませんが、179で指摘されている内容は大筋でむしろ同意見であり、目の前の戦闘で自分の消費した分の暴力と同じだけの暴力の結果が伴わない最たるものの無人機の攻撃などは、現実感が伴わない分、体と心の乖離を穴埋めすることが困難なため重いPTSDになるケースが多いことは想像できます。またその点で個人的には、無人機の直接攻撃は時代の趨勢とはいえ懐疑的です。
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- 239. 名無しさん
- 2013年06月11日 15:55 ID:7ztxfXZM0
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次回は、クーゲル教団とピニオンあたりが騒ぎを起こして、地球に来てからずっと冬眠していたクーゲルが目覚めるね
クーゲル「あれあれあれ! 大勢で何してるんだよ。 周りの変な人たち誰だよ!?」
チェインバーが説明すると
クーゲル「はあー、お前らは戦争大好物だな、おれはエベレストっていう方行って隠居して田舎暮らしするから。お前らはこっちで好きに騒いでろ。俺の方に来て邪魔するなよ」と言ってかっこよく去っていく。
最終話は、エイミーに陸地を見てみたいと言われたレドがエイミーを連れてエベレストの方へ旅立つ。
教団には残されたロボが二つ、仲良くご神体として並んでいる。ときどき、「この状況の必然性を問う!繰り返す、この状況の・・・」という宣託をし、人々に自身を顧みることを啓蒙しているというw
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- 241. 名無しさん
- 2013年06月11日 15:57 ID:gAHZ4JMG0
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>180
そうですね。やはりレドの複雑な葛藤を探っていくと、いくつかある中で戦闘の現実感の喪失というところに行き着くとおもいます。
二次大戦以降は弾を撃たない戦争が増えたともよくいわれます。目に見えない資源争奪戦争などは血が流れる(一部企業の搾取により貧困層が亡くなる例など)のが数年〜数十年後だったりして、敵がまったく見えない目の前に敵がいない戦う相手がいない等々のことも従来の戦争に加えてスタンダードになりました。その意味で生存圏の争いの構造に一見すると解釈できる人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は、二次大戦以前の侵略戦争的イデオロギーに近いようなかんじもあり、勘ぐればガルガンのメタファーのひとつとかんがえても良いかなとおもいます。他の方の指摘でネイティブアメリカンと白人入植者の件が複数挙っていて、やはりガルガンのテーマに通じる気がします。
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- 247. 152
- 2013年06月11日 16:38 ID:f52vnkfT0
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銀河同盟とヒディアーズは共存していなくて、地球人とクジライカは共存できている。という視点も狭量だ。
人類は争うことで発展してきたのでお互いに絶滅しない範囲での戦争状態という交流の仕方が存続に必要な要素になっている可能性があるし
自らの生存権をクジライカを刺激しない範囲におしこめている地球人は
淘汰を待っているに過ぎないと言える。ピニオンのような型破り以外は。
憎しみを持って戦わなくてもいいが地球人のエネルギー需要が増えてきらクジライカを家畜として飼える状態にはする必要があるかもしれない。
クジライカの生存領域を脅かさない範囲で生活するのは巨人から逃げて壁の中で暮らしに満足するのと変わらない。
壁の中でももしかしたら何万年も繁栄できるかもしれないからやってみなければわからないというのも一理あるといえば一理あるが。
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- 259. 名無しさん
- 2013年06月11日 18:29 ID:gAHZ4JMG0
- ガルガンなど良質なSFを読み解くにあたって、アーサー・C・クラークの「地球幼年期の終わり」を是非おすすめしたい。既読の方も多いとおもう。コメ欄で繰り返し出てくる知性についても、ヒト的知性を俯瞰で構造を眺められるようなSFだとおもいます。これについて松岡正剛の千夜千冊 http://1000ya.isis.ne.jp/0428.html がとてもおもしろい。わたしにとってガルガンのおもしろさは、松岡氏の地球幼年期の終わりの読書体験と同じように、自分のイマジネーションを軽く飛び越えてくれ作品に打ちのめされることで、反対に予定調和的にストーリーの先が見えてしまうSFは小粒のおもしろさに限定されてしまいます。
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- 272. 名無しさん
- 2013年06月11日 20:51 ID:suBYxSnt0
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クジライカに知性がないと断言できる要素がどこにあった?
文明を捨てているのならなぜイボルバーの本拠地に住んでた?最初の戦争当時は人間としての知性も文明も持ったままなのだから、戦略としては移動していても不思議はない。でもあそこに巣があった。という事は、あそこでしかできない何かがあるんじゃないのかな。
それにヒディアーズだって第1話を見る限り「ブロッサムセイル」とかいう兵器で戦術展開して防衛の意思があるように見えたし、マシンキャリバー隊が投棄したクローザーパス?をどうにかしようとしてたみたいだし。個々の知性はともかく、統合知性みたいなのはあるんじゃないのかな?
むしろ銀河同盟の方が攻撃しに行っているように見えたんだけど。
つーか、ここ本当に地球か?
ヒディアーズの「始まりの惑星」に来ただけなのかも。
要するに世界設定が明かされない限り疑問しかないわけで、チェインバーの解説はハルヒでいう古泉の説明みたいなもので、本質的な謎は明かされていない。
過去の資料には「第5次氷河期」という言葉があったけれど、そもそも氷河期は全球凍結とはまるで違う。
地球だとしたら全球が水に浸る科学的根拠がない。
「進撃の巨人」と同じで、分からない事だらけな「人の考えた世界」を推理しても決定的な答えは出ないと推測されるww
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- 286. 名無しさん
- 2013年06月11日 23:15 ID:Lq4eEykz0
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>チェ「ゆえに貴官は当機と共に、人類の尊厳を賭けて戦わねばならない。
根幹を同じくするモノとの争いにおいて、敗北は即滅亡を意味する。
文明を追求する事とそれを放棄する事、人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は
二つの異なる生存戦略の相克であり、敗者は淘汰を待つのみである。」
いくら「根幹」が同じでも、ヒディアーズは、(幼生体はともかく)人間とは似ても似つかない怪物。
向こうが人類を駆逐しようとしている限り、共生は難しい。。。
でも、ヒディアーズはほんとうに人類を駆逐したいという意志があるのだろうか。
すくなくとも「地球型」はそんなふうにはみえなかったが。
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- 297. 名無しさん
- 2013年06月12日 00:06 ID:i9fXC4BWO
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昔のSF漫画で過酷な環境下で生き延びるために超能力が発達し、宇宙空間さえ生身で移動可能となった人々を敵役の男が退化と切って捨てた場面を思い出した
それを補って余りある能力があるのだから、目や耳や手足さえもあるだけ無駄という理由で
クジライカ=ヒディアーズに関しては、自分も人間としては退化していると感じたな
言葉や知力すら無くなって人間としての性さえ残っていないのに、仇敵に対して攻撃する習性のみしっかり残ったというなら、それはもはや獰猛な獣だ
かと言って規格に外れた人間をサクッと処分するバリバリの管理社会のほうも論外
選ん道が極端過ぎて、二種族とも遠い宇宙の彼方で勝手に対消滅して下さいなどと思ってしまった;
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- 311. 名無しさん
- 2013年06月12日 01:23 ID:0POG.oSq0
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ピニオンの振るまいについては「わからない」の方が正しくないです?
ピニオンを中心にした新世界秩序なんてのも、チェインバーの圧倒的武力と発掘兵器独占があるなら、ありえない発想でもないと思うし…。今後を考えても、今までイカが守ってた手付かずの品の独占回収が期待できる。状況的にはかなりの追い風ですよね。
共生もピニオン秩序の下で共生すればいいわけだし。挑発的な放送も今までのやり方は俺が潰すって理念の表明にしてはわかりやすい。敵も作るけど、味方も協力しやすくなる。風向き次第じゃ上手くいっちゃう可能性もなくないですよ。苦々しい話だけど。
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- 316. 名無しさん
- 2013年06月12日 02:03 ID:ko1bGtX60
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※283
※291の指摘に加え、今回手に入れるものは宝くじ程度の個人で使いきれるはした金とは価値が違うからね。
世界的大企業は、寄付したり、自社の利益と反しない範囲で技術提供したり,
雇用を創出したりと,何らかの形で社会全体が発展するように還元してるじゃない?
独占しないほうが最終的には利益は大きくなるし,保身になる。
大船主も別にタダでくれてやれと言ってるわけじゃなくて、取引の可能性も考えて言っていたようにみえた。
でもピニオンは若いし技術屋だから大局が見えてないんだろうね。
たまたま手に入れたちょっとしたお宝ならあれは正しいが,人類の財産レベルだとあの策は危険すぎる。
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- 325. 名無しさん
- 2013年06月12日 07:46 ID:9oKBSFou0
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大規模な神殿船団を仕立てて、ストライカーを神格化して、信徒集めるって一朝一夕に出来るものじゃないよね。少なくともレドが寝ていた半年とかそんなスパンじゃ無理でしょう。やっぱり、相当前に漂着してたのかな。
信徒が微笑しているようにも見えたけど、クーゲル中佐は既に亡くなって、ストライカーは指揮者不在でヒディアーズ殲滅モードで待機状態のまま、権限委譲可能なパイロットの登場を待っていたとか?そこにチェインバーとパイロット(レド)が光臨したって思ってるんだろうか?
ヒカリムシ(ナノマシン)はクジライカから遊離しても単独で自己増殖可能だから海銀河なんて形成してるんじゃなかろうか?寿命なんて無さそうだし、勝手に発電しまくってる感じ?
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- 328. NNN(その2)
- 2013年06月12日 08:28 ID:7vp.H3gs0
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この10話のチェインバーの演説に多くの観客が魅了され、
ヒディアーズを絶滅させろという考えに賛同しているようだが、このチェインバーの演説はよく聞いてみると奇妙な点がいくつも出てくる。
①チェインバーはヒディアーズを文明そのものを否定した
存在と言っているがヒディアーズが文明や文化を持っていないと何故断言できるのか?チェインバーは文化人類学者がやるようなフィールド調査でもやったのか?
②チェインバーは「ヒトの形を捨てたヒディーアズに肉体的限界は存在しない。生物としての幸福と満足を追求するためなら、必ずしもその知性が高等である必要はない。」と言っているがヒディアーズは知性がいらないと何故断言できるのか?現に宇宙でチェインバー軍団と戦ってるのだからチェインバーに対抗できる程度の知能は必要としてるんじゃないのか?
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- 330. NNN(その4)
- 2013年06月12日 08:31 ID:7vp.H3gs0
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チェインバーは「当機が独自に行った情報解析による結論である。」 と格式ばって言っているが、彼の語る事はどれもただの憶測から論を展開しているに過ぎない。しかし、それにもかかわらず「肉体の脆弱さを克服するために文明を築いた人間はすばらしい存在(万物の霊長)なのだ」と聞く人の自尊心と感情に訴えかけ、続いて「人間である事をやめてしまった(ヒトの形を捨てた)ヒディアーズと人間の尊厳を賭けて戦わねばならない」と結んで戦わなければ自分が人間でなくなるかのように思わせようとしている。
チェインバーの演説は非常によく計算されていて、いろいろ論に穴があるにもかかわらず一見もっともらしく聞こえ、人の心を揺さぶるものになっている。物語の製作者たちは観客の多くがヒディアーズを絶滅させろという考えに賛同するように意図的に誘導しているように見える。
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- 331. NNN(その5)
- 2013年06月12日 08:32 ID:7vp.H3gs0
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まどかマギカといい、ガルガンティアのこれまでの展開といい、脚本を書いた虚淵は「観客をミスリードして突き落とす」という
演出のやり方を非常に好んでいるようだ。となると、チェインバーの演説で観客をミスリードして一気に絶望に突き落とす演出を用意していると思われる。まったくの想像だが次のような展開があるかもしれない。
・チェインバーの演説に魅了され、チェインバーの言うとおりにヒディアーズと戦うととてつもなく不幸になることを暗示する描写が出てくる。
・クーゲル中佐は既に死んでいる。レドと同じような経緯で他の人達と一緒に地球のヒディアーズと戦う事になり、レドと同様にふとしたことからヒディアーズが元人間であることを知ってしまう。その結果レドのように動揺して戦うのを拒絶するようになり、乗機のストライカーに敵前逃亡と見なされて殺されてしまう。
・クーゲル中佐と共に戦っていた人達はヒディアーズに命を狙われ、かといってストライカーにより逃亡することも許されず、死ぬまで
ヒディアーズと戦い続けるようストライカーに教化され続けてカルト教団のようになってしまう。
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- 332. NNN(その6)
- 2013年06月12日 08:33 ID:7vp.H3gs0
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チェインバーは自らを「パイロット支援『啓発』インターフェイスシステム」と不気味な呼称で呼んでいる。この「啓発」というのは具体的には
「ヒディアーズを殺しつくすのは正しい事であり、素晴らしい事なのだとパイロットに確信させる」
ことだ。ヒディアーズを一体でも多く殺す事を使命としているチェインバーはパイロットを使命に協力させ、それに外れた行動(逃亡やヒディアーズへの降伏と寝返り)をさせないために高い知能を与えられているのかもしれない。ことによるとチェインバーとストライカーはキュウべぇとワルプルギスの魔女のような役回りになるかもしれない。
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- 350. 名無しさん
- 2013年06月12日 13:27 ID:6SDei7gv0
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323
>クマやライオンは人間とニッチが重なるので同じにできない、クジライカは基本的に殆ど食料を必要としない、生息域も海中、更には人間が必要とするヒカリムシの元、というか動く発電機である。
*クマとライオンは極論だって言いたいのかな? じゃあ、身近なゴキブリと人間。 もちろんヒディアーズの立場は人間になるがな。
というか、食料を必要としないってどこの資料・・・・?
>クジライカ側からしたら攻撃されない限り人間と敵対する必要性がそもそもない。
人間がどうこうしようとしないなら共生可能、ピニオンの兄貴分は巣に立ち入るという動物にとってのタブーを犯したから殺された。
*
タブーってのは宗教用語だ、動物には適用されない。あんたの視点はどれも人間視点だ・・・
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- 356. 名無しさん
- 2013年06月12日 15:07 ID:CBpWKn6.0
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>336
「カエアンの聖衣」これ未読です。なんかツボっぽいので読みます!
レイズナーもなぜか見てなかった。。。頭部コックピットですね。昔の合体ロボ全盛の頃は、頭部が別ロボだったりして合体後もそのままコックピットというグレンラガン的なのがスタンダードだったりしたけど、リアルな設定ではガルガンはけっこうめずらしいかなと。
ガルガンのマシンキャリバーの全方位モニターのデザインを専門のどこかがやってるみたいでエンドクレジットに出てましたが、実写のコンタクトのタイムマシンの内装に似てるかんじで、あの球体”感”は胴体より頭部にコックピットがあるほうがプロポーション上自然だなあ、、、とか勝手に想像ふくらんでました。
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- 358. 名無しさん
- 2013年06月12日 16:06 ID:CBpWKn6.0
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>347
フルメタルパニック、、(なぜ自分は見てない)、、、量産機なんですねー。
ザブングルはガソリンで動くためスペックはほぼ横並びで、形状で動作の得手不得手を出してた印象です。あの量産機がどっさりあるかんじは高度成長期の日本車のような魅力でした。パトレイバーも劇場二作目までは生産数こそテスト機入れてもたぶん十数機そこそこだとおもいますが、ルックスや実際の挙動は量産機そのもののでスペシャル感は皆無で、すごく弱くて良かったです。
ザブングルはベースの思想がガルガンに似てるかんじで、未来少年コナンからザブングルから途切れずにガルガンに受け継がれてるような気もします。
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- 359. 名無しさん
- 2013年06月12日 16:08 ID:PljmdwEK0
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地球種はともかく宇宙種は知性が無いってなんでわかるんだぁ
進化を止めたのはある意味理想の形態を手に入れたからで、人類はそこに至ってないからジタバタしてるだけじゃないの
地球人類はそんなヒディアーズの科学技術のおこぼれを利用してるんだが
人類だって自分達の理想とするものを手に入れたら進化も思考も止めちゃうんじゃないの
どんなに進化しても欲望に限りが無いのが人類か...
元は同じでももう別の種なんだから気にスンナ
というのなら地球種と宇宙種ももはや完全に別種といっていいぐらいなんだからムキになって殺す必要は無い気にスンナ
でもいいんじゃないの
何かいい事言ってるようで実は都合のいい解釈並べてるだけだよね
それを「合理的」というのか(笑
いずれにしても地球種は全滅させちゃったから、あとは新しい船団をどう描くのか楽しみ
残り少ないので無理矢理な展開になりそうな不安もあるけど
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- 360. 名無しさん
- 2013年06月12日 17:34 ID:nnJRZD1c0
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>160、>165
「戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)」は考えさせられますよ。
戦場における兵士の心理を研修した書籍です。
管理人さんがガルガン取り上げた理由は、同著に次の考察があるためだと思います。
レドは人の形をしたもの(イカ娘)を自分で殺した実感があるため苦しんだのだと、管理人さんは推察したのだと思います。
人間は人や人の形をしたものを殺したり傷つけるのを拒否する本能がある
(これは大変強いもので拒否のために自身の生命を危険にさらすほどだ)。
そのため人間の戦い方は、人を殺す実感のないものに進化した。
距離的には遠距離になっていった。
剣 → 銃(誰の弾丸があたったか分からない)→ 破壊力の大きなミサイル(=人を標的にする必要がない)・・・
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- 377. 113
- 2013年06月12日 22:32 ID:lF0MFqDU0
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そうだなぁ・・・価値観の反転っと言うか、今迄正しいと思っていた事に対するアンチテーゼってのはあるかと。
この作品の場合、元々人間であったものが危機に際して意図的に分化した訳だから両方で生存のみちを探すって事になるんじゃなかろうか?(一時的局所的な衝突はあったとしても)
俺としては理解が困難な異種族に相対した場合、もうちょっと狡猾で在りたいなぁw。(絶滅させるとかとかじゃなく)
神林長平著「戦闘妖精雪風」(小説)みたく、人類と全く異質な存在を理解する為に敵方に寝返ることすら良しとするぐらいやっても良いんじゃないかとw。
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- 380. 名無しさん
- 2013年06月12日 22:52 ID:uyh2gIbT0
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どうも、クジライカが他の生物に害をなさないと妄信しているやからがいるようだが
作中に「光虫の居る所に魚はいない」「光虫がいるのにクジライカも居る」などの発言が
あったことは無視か?
これは光虫の居る場所に生物がいない(もしくは居られない)ことの暗示と思うのだが。
そうすればこれは同盟のいう「生存圏」を賭けた争いという言葉とも一致しそうだ。
ヒディアーズの問題点はナノマシンとの共存により単独の「生態系」を構築できることであり
それは他の生物を必要としないことを意味する。
現在「生物多様性」などがさけばれるのも人間が生態系の一部であるため生きるのに必要と
考えられているからだ。
「共存」の前提条件を持たぬものが増え続けるのならいずれ他は駆逐されるだろ。
結局、人間の一方的な都合だけが問題の本質なんだろうな。
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- 398. 名無しさん
- 2013年06月13日 00:19 ID:sNahwLH10
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>395
>その解釈も極論だろ
極論には極論
作中の情報だとヒディアーズと銀河同盟の対立は主に思想上の対立が発端やん、疑う事と実行する事は別問題、地球で長い間共存が成り立っている事自体が証明でしょ。
バランスを自ら壊しに行く事が生存戦略として正しいとはとても思えない。
数十年前中国でスズメが害獣だからってんで撲滅したら向こう数年害虫が大発生して大飢饉に陥ったことがあってだな。
調査、研究が悪いなんて誰も言ってないむしろ慎重に調査すべき、いずれ生存環境がぶつかった時に対処すべきってだけで、現状無理のない共存が成り立っているんだから下手に刺激せず静観すべき。むしろ確たる情報もなく恐怖で付和雷同するなど愚の骨頂。
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- 412. 名無しさん
- 2013年06月13日 05:34 ID:KJTk040q0
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>351_1
300で「ロボットアニメとして」ということで確かに括ったんですが、多くのロボットアニメがそうであるようにパイロットとロボットアニメの関係性から見えてくるものが作品全体もかなり方向付けるとおもいます。ガルガンの主人公たるレドの搭乗機は、かなり純粋に量産機(に見える)だとおもいます。量産機かどうかの判断材料は本編では1話の戦闘シーンしかないんですが、幾何学的な陣形で一斉射撃をするような損耗率高そうな戦法でした。ヒディアーズのビームに当たったり飲み込まれたら、同じ規格ですぐ替えがきく。ここから飛躍しますが、これはニートだなとおもったんです。あの戦闘シーン見て「オレがいる」とおもったニートも少なからずいたんではないでしょうか。現代のニートはネット環境があっておそろしく高性能なiPhoneなどのスマホを持ってて、20世紀なら「007」のジェームズボンドのような金かけたスパイじゃないと得られない情報収拾手段を持ってる。しかし並列でスペックの優劣がほとんどありません。ニートを描いたアニメは最近だと「東のエデン」や「ささみさん@がんばらない」などありますが、多数のニートが出てくるものの並列化したニートという背景を実は具体的に描いていない東のエデン、主人公がニートで背景は描いているが生い立ちが特殊で並列なスペックじゃないささみさん等々(どちらも好きな作品ですが)、ニートはもしかしたら描くことが出来ないのではないかというふうにおもいます、なぜなら外界と接触しないのでドラマが起きないから。
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- 413. 名無しさん
- 2013年06月13日 05:35 ID:KJTk040q0
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>351_2
かいがいのさんのガルガンコメント欄にも繰り返し退役軍人の話題が出てきたとおもいますが、退役軍人とニートのアイデンティティ喪失具合、現実から遠ざかった感覚のズレ具合は似たものがありそうです。退役軍人と同じく、ニートも元は学校や職場で例外無く何かと戦った結果ひきこもった。レドは2話以降も軍人でありながら戦線からやむなく遠くは離れてしまい、ニート化し、退役軍人のようでした。関連した印象的なシーンがいくつかあって、海が見えるところに立っていると雷鳴が聞こえてレドの目が輝いて身構えたり、初めての降雨を体験したときは出番とばかり軍人の緊張感を取り戻したり、エイミーといるときに夜空にオーロラふうの明るさが見えたときも毅然と庇うなど。自分が求められてるとかんじれば働けるが、戦争や非常事態が起きないと何をしたらいいのか本当に分からない。それで、そんな主人公の乗る機体は量産機でないとダメだなとおもいました。極秘開発中実験機のハイスペックモデルとかに乗ると、どんな能無しでもその分アイデンティティが確立される。従来のロボットアニメでニートがハイスペックモデルに乗ると、もう精神がニートじゃなくなって必至に操縦をうまくなろうと努力しちゃう。ロボットに乗ってないときは大きくなる自我に苦しむ。しかし現代の日本のニートは拡大する自我でさえ、そのような拡大する自我の材料さえかなり減ってしまってる。
ニートは日々何かと戦ってる、というのはよくいわれます。前述のことまでかんがえて、つまりニートは人類銀河同盟のパイロットだなとおもいました。ここまではガルガン制作にそのような意図はあるいは無いかも知れませんが、わたしにはそう見えます。結果的に、ニートの姿を変えて描いたアニメなのではないかとおもってます。その点で「新しく」極めて現代的なのではないかと。
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- 416. 名無しさん
- 2013年06月13日 06:17 ID:KJTk040q0
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>414
自己レスです。捕捉します。
ガルガンティアで暇なとき笛作ってたときはともかく、軍人モードのレドのどこがニートなのか?というような矛盾があるように読めます。これについて、1話の戦闘中の精神状態がちょうど部屋のなかでRPGゲームしてるニートと重なる気がします。思考は視野狭窄的で、だからこそ戦闘やゲームに集中力を発揮できる。1話で人類銀河同盟のアジテーション(CV:石塚運昇)で、見事にアジっていて独裁国家のそれを聞いているようでした。レドはこの価値観に違和感をまったくかんじていなかったようでした。
後に銀河同盟と異なる価値観の船団ガルガンティアの人々と邂逅し、葛藤するレドは、実は心理の底で銀河同盟に違和感があったとおもいます。オリジナルの笛を作った弟らしき人物が”淘汰”されることには、少なくとも明確にひっかかりがあったので。
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- 426. 名無しさん
- 2013年06月13日 13:01 ID:zBhZVsxB0
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※424の続き
地球上のクジライカの個体数は大雑把に考えると出生率と死亡率で決まると思います。
出生に関しては、巣が存在してそこで産卵しているのがわかっています。
死亡率については直接的な表現はありませんでしたが、
クジライカの始祖は氷河期に突入する直前に人類が作り出した人工生命体であり、
少なくとも氷河期を乗り越えていますから数百年とかではなく数万年単位で地球上に存在していたのでしょう。
環境に合わせて自由に形態や生態を変えられる生物ですから氷河期の間ずっと眠っていたとは考えにくくその間も活動を継続してしていたと考える方が自然だと思います。
数万年もの間産卵し続けて地球上に溢れかえっていないという事は寿命は有限であり長い年月を経た現在ではいろんな増加要因と減少要因がつりあってほぼ均衡状態にあるのでしょう。
均衡状態からの繁殖力低下は個体数の減少を引き起こしますしもし仮に増加中だったとしても増加速度だけでなく均衡点も引き下げることになりますから関係無いとは言い切れないのではないでしょうか?
他の要因については同感です。
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- 428. 名無しさん
- 2013年06月13日 14:09 ID:STpILB7S0
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個体数の件についての完全な憶測ですが、一部生物のように退行可能(若返り)な生活環(卵→幼生→成体→幼生→卵・・・のようなサイクルを繰返えす)を得ることであの"長大な寿命"を実現してるのかもです。繁殖は長周期もしくは生存圧が高まるとか活発にするようになるとかで。
また、極限環境下では卵状態でクリプトビオシス(無代謝状態で活動停止)で耐えしのぎ環境が改善されたら活動再開するみたいな能力を生物工学で実現できていたとしたら過剰な個体数増加は起こらないと思うけど。
いろいろ考えるのは面白いですが、作中で答えは提示されないでしょうね。
※427 酒の肴なら炙ったスルメにすべきだったのでは?
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- 433. 名無しさん
- 2013年06月13日 17:56 ID:PyVS3fcw0
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>430
首の後ろあたりでスーツに接続している部分があり、そこを中心にスーツ上を光るラインが覆っているので
神経の電位を拾って体を動かそうとするだけで操縦できるのではないかな
1話冒頭や10話の映像を見ているシーンなどでモニタの表示を明らかに指先のタイピングで切り替えたと思える操作のシーンもあります
後はモードの変更を口頭で指示し、ある程度はチェインバーが操作している部分がありそうですね
ユンボロの操縦も腕を動かす・歩くなどはすぐに把握し実行していましたが、
水中で傾きを戻せなかったあたりのシーンから機体がどうなっているかの認識、その状況でどう操作すれば機体が望んだ動きをするか等はチェインバーが補正していたと考えられます
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- 434. 名無しさん
- 2013年06月13日 18:04 ID:zBhZVsxB0
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※431
氷河期突入時と現在の太陽活動状況の比較が地球温暖化の過程の推察とどう関係するのかよくわかりませんが、
もし誰かが強制的に氷を溶かすようなことをしたのであれば、数万年とかではなく氷河期はもっと短かった可能性はありますよね。
あと、極限環境下では卵状態で耐えしのいだ可能性を指摘する他の方の書き込みもありましたが、
これもクジライカの地球上での活動が数万年とかではなくもっとずっと短かった可能性を示唆するものですので、
これらの説が正しかった場合、その期間によっては均衡状態であるとは言えなくなりますよね。
ただその場合でも繁殖力の低下が個体数と均衡点をを引き下げる要因であることに違いは無いと思います。
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- 437. ̵̾������
- 2013年06月13日 21:59 ID:wnlZ9TZk0
-
クーゲルさんは、もう死んでいるに1000点(笑)。「イカ殲滅」だけがカルト思想化した教団登場と予想。
ピニオンの言動は、善悪じゃなく、やはり経験不足からくる油断で、急増した仲間に裏切られる、に2000点。
チェインバーの哲学?については、イカ進化?とメカフェチ?の対立か共存かを、そんなに知性や人間性の有無を前提に「生存」の意義を考察しなければならないかなあ。生き残るのは、二つに一つだけというのも、厳し過ぎないか?。チェインバーが独自の考察をしたとしても、あくまでレドと自分の銀河同盟の要員としての有用性の追求を前提とした実用・実利的な理屈じゃないかなあ。以前のレドではなくなったレドは、そこまで割り切れるだろうか。残り話数が少ないから、レドが迷いっているうちに、なし崩し的に悲惨な争いが始まって全員死ぬに500点(うーん)。
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- 438. 名無しさん
- 2013年06月13日 22:47 ID:KJTk040q0
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>432
ファフナーでも同型グリップあるんですね。たしかにレドは常に握ってました。任意の回避運動などの咄嗟の判断は、手の動きの方がたぶん早くて、脳をバイパスして神経伝達の最短距離である反射神経で反応できる(と何かで聞いたことがある)ので最速で状況に対応できるし、パイロット側に機動制御が優先している場合の挙動は脳の電位差みたいなのをアビオニクス的なものと連動するより、やはり実際の手の動きで反応したほうが優位かなと。ただし脳の反応でも反射神経と同等のスピードで対応可能な何らかのアルゴリズムが確立されてるかも知れず、そうすると文字通り見た目には基本座っているだけで誰でも操縦出来るかも。
レドのユンボロ操縦シーンは、ちょっと身を乗り出して見ちゃいました。動かせんの?っていうのと、操縦の基本概念わかんのか?っていう。意外にもあっさり動かしたので、あんまり変わらないんだなとおもいました。ご指摘のように、姿勢制御はボロボロだったので、飛行時や歩行などの機体保持はほぼAI任せのように見えます。
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- 440. 名無しさん
- 2013年06月13日 23:12 ID:KJTk040q0
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>433
ガルガンのパイロットスーツはデザイン的にも秀逸で、最近リメイクされた実写のトロンの影響も少しかんじコスチュームデザイン的にちょっとしたトレンドのようですね。光るラインが赤・青なのは静脈と動脈のようでもあり、その分人間らしさがわずかに出てたようなかんじがします。デザインはマシンと統一感があり、パイロットと高度に疎通があることをかんじさせるものだとおもいます。ご指摘のように形状を見る限り、スーツの首の後ろとシートを有線で繋いでるようですね。体の各部から電位を拾えば、手や足もしくは眼球の動きで操作するよりもかなり複雑な動きを滑らかに出来そうです。リアルでも将来的にロボット操縦の基本になりそうな気さえします。
そういえばたしかに指先が動いてるシーンがああったので、あのタイピングで指示を出してるかんじです。途中までチェインバーの翻訳がレドの目の前にホログラフっぽく映し出されてて、周囲はまるで反応していなかったので、同様に戦闘時にはコックピットのモニターと別にパイロットのみの視覚情報があるかも知れません。
ユンボロの操縦シーンは見どころでしたね。いきなり操縦できたわりに、水中で水平を保てなくてあとでどっぷり落ち込んでるのは笑いました。チェインバーには、相当に高度な機体制御や末端のコントロールや微妙な可動部の動きなどを支援するアビオニクスを搭載しているとおもわれます。
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- 443. 名無しさん
- 2013年06月14日 10:24 ID:SI3tZrU90
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薄ら笑いの集団って、イボルバーの子孫だと思った。クジライカを信仰してるんじゃないかな「進化の究極の姿」としてさ。
コートの後ろの柄もクジライカ風だし、あのコート脱いだらイカスーツなんじゃないのかなぁ・・・
「イカになってでも生き延びる」のか「イカ気持ち悪い人間の姿を捨てたくない捨てたヤツはニンゲンじゃない」なのか。
「ジェネレイターガウル」みたいにニンゲンの姿に変身できるんなら、イカでもいい! と受け入れられたのかもね。
イカ人間からヒディアースへの進化って、新薬でるたびに進化して行くウイルスのようだわ。
生物の究極の目標は「生きて子孫を残す」。文明やら知性やらが要るんだって思ってるのは人間だけだよ。
ダイオウグソクムシなんか何が楽しくて生きてるんだろうとか思うけど、あっちからすればそんなこと考えること事体理解不能だろう。
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