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ラーメンを語り出したら止まらない!会社帰りも休日もラーメン三昧のOL本谷亜紀が女子にウケるラーメンをナビゲート

麺場 ながれぼし

2013.06.14

テーマ「変わり種ラーメン」

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menこんがり丁寧に作られた自家製きのこフレークがポイント
main豚骨スープですが、まろやかでさっぱりいただけます

 梅雨のじめじめした季節。そんな季節にこそおいしくて楽しい気持ちになれるものを食べたいですよね!今月は少し変わった素材を使ったラーメンをご紹介します。
 今回ご紹介するのは「麺場 ながれぼし」さんです。2010年のオープンから次々と特徴のあるラーメンや日替わりの創作ラーメンを提供し、常にファンを魅了し続けるお店です。店内は海や港をイメージしたステキな空間です。貝原店主は横浜や神戸の港町が好きだとか。メニューの表記から胡椒ケースに至るまで遊び心が溢れています。
 そんなながれぼしさんの看板メニューは「きのこフレーク」をつかったラーメン(650円)です。きのこって今までも使っていたお店はあるものの、ここまで前面にきのこをポイントとしたお店は初めてだったので当初話題となりました。3年経った今もあまり見かけないです。


staff海とお酒とラーメンを愛する貝原店主。笑顔がさわやか!

 ラーメンのスープは豚骨ベースです。豚骨のまろやかさと旨みがありながらも、シイタケ出汁がよく効いているのでさっぱりとしています。後からしいたけの味がじわーっと口の中に広がります。油が少ないので、こってり豚骨が苦手な方にもおすすめです。
 また、麺はパツっと切れる細ストレート麺です。きのこと豚骨の両方の旨みを一気に吸い上げて運んでくれます!
 そしてなんといってもトッピングのしめじ・しいたけ・舞茸の三種を素揚げしたフレークがポイントです。カラッと上がったフレークは豚骨スープを吸うことによって最初はサクサクの歯応えだったものが、スープで戻されて柔らかくなっていきます。
 またスープにもどんどんと出汁が移っていきます。だから、食べ始めた頃のスープから味に変化が加わっていくんです。きのこ出汁の割合が強くなっていくから、さらにさっぱりとスープを味わうことができました。
場所柄年配のお客様も多く、このきのこ豚骨スープはとても好評だそうです。
 実はこちらのお店は月曜日と火曜日は「麺場MILE STONE」として営業しています。MILE STONEは鶏×きのこのラーメンを提供中!貝原店主の多角的にきのこを捉える創作麺は一回食べてみる価値アリですね!

  • freak手間暇かけたきのこフレーク
  • men_240スープだけではなく、麺にもフレークが絡んで良い旨味を醸し出してます
  • gochiう~ん、もっと食べられそう
  • sign曜日によって趣向の違う店になります
麺場ながれぼし
住所 東京都大田区南蒲田2-6-5
TEL 03-6424-9134
営業時間 水・木・金 11:30~15:00、17:30~22:30 土・祝   11:30~22:30
定休日
備考 月・火 はMILE STONE として営業(営業時間同)

本谷亜紀
本谷亜紀1988年埼玉県生まれ。幼少よりラーメンに親しみ、高校時代に食べ歩きを始める。大学入学後は、食べ歩きサークルを主宰する傍ら、2010年より『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で"ラーメン女子大生"として活動を開始。大学卒業後はラーメン評論家としての活動を本格化。
昨年は、らあめん花月嵐の期間限定メニュー「ベジラーメン菜菜」をプロデュースした他、「森田一義アワー 笑っていいとも!」のコーナー「私立 その道のプロ高校」において「ラーメンまる秘攻略術」と題し、2週連続で講師役を務め、さらには、FRIDAY、グランドジャンプ『ラーメンOL本谷亜紀の麺活!!』で連載を受け持つなど幅広く活動。
「ラーメンは美味しく楽しく」がモットー。年間350杯程度を食す。[著書]『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』(扶桑社)
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