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【芸能・社会】新センターさしこ 博多凱旋 HKT48新曲9・4発売も発表2013年6月14日 紙面から 8日に行われた「第5回AKB48選抜総選挙」で、15万570票を獲得して初の1位に輝いたHKT48チームH・劇場支配人兼任の指原莉乃(20)が13日、福岡のHKT48劇場に凱旋(がいせん)。チームH公演「博多レジェンド」に出演し、地元のファン300人に初戴冠を報告した。公演終盤には、9月4日にHKT48の2枚目のシングル発売も発表した。 衝撃の夜から5日、AKB48グループの新センターが、ホームに帰ってきた。活動の拠点・HKT48劇場に立つのは約1カ月ぶり。久々に立つステージ、ようやく会えた地元ファンの歓声に、開放的な笑顔がはじける。国民的アイドルグループの頂点に上り詰めても、今までと変わらぬ姿勢で汗をかく劇場支配人を、300人の温かい拍手が出迎えた。 初めてHKT48劇場のステージに立ったのは、昨年7月5日。直前の総選挙で4位に入りながら、週刊誌報道をきっかけにHKT48へ移籍。まさに青天のへきれきだった。「HKTのメンバーとファンに受け入れてもらえるだろうか」。不安と孤独の中、HKT48の成長のために力を尽くそうと決めた。 あれから、1年近く。HKT48のために献身を続けた指原は、メンバーにもファンにも欠かすことのできない存在となり、劇場支配人を任されるまでになった。テレビ番組ではメンバーの個性が光るようにひな壇の後列にも話を振り、悩みを抱えたり重圧に苦しむメンバーには、そっと手を差し伸べた。彼女の存在がHKT48にとって大きな支えであったことは、今日の彼女たちの勢いを見れば疑いようがない。 盛況のまま進む凱旋公演。HKT48にとって初めてのオリジナルソング「初恋バタフライ」を終えると、指原は最初のトーク。 「福岡のみなさんに受け入れてもらえたから、1位になれたと思います。HKT48の宣伝隊長としてがんばります」 1年前、東京から福岡行きの飛行機の中で、不安を抱えていた指原はもういない。リラックスした表情でファンへ感謝の思いを伝え、初戴冠を報告した。 公演終盤には、博多のボス・田中菜津美(12)が、サプライズを発動。「うちの指原君がやってくれました。よく逃げ切ってくれた!」と、ボスらしく労をねぎらった。その後、2期研究生の山田麻莉奈(18)がしたため、ファンがメッセージを書き込んだお祝いの横断幕も登場すると、指原も「すごい! うれしい!」と感激。秋元康プロデューサーからのメールで、自身がセンターとなるAKB48の32枚目シングル曲が「『音頭』になったらしいです」と明かし、劇場を沸かせた。 「おめでとーう!」 祝福の大歓声がこだまする劇場。しかし、サプライズはまだ終わらない。「ちょっと待った!」。終演を遮る指原の声が上がる。卒業を危惧したメンバーが「いやだ」と表情を曇らせる中で、劇場支配人の初仕事だ。 「HKT48の2ndシングル発売が決まりましたーッ!」 劇場がさらなる大歓声につつまれ、多くのメンバーが安堵(あんど)と喜びで号泣する。新センターの凱旋公演は「おめでとう」にあふれたまま終了した。 デビューシングルで大成功を収めた、HKT48の新たな挑戦が始まる。今度は、どんな物語を生み出すのか。発売日は9月4日。指原とHKT48の“伝説”は、さらに加速しそうだ。 PR情報
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