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尖閣で“核心的利益”の表現なし
6月12日 20時22分

菅官房長官は、午後の記者会見で、先の米中首脳会談について、アメリカ側から説明を受けているとしたうえで、習近平国家主席は、沖縄県の尖閣諸島と、中国として一切譲歩することができない「核心的利益」という表現を結びつけた発言はしていないという認識を示しました。

この中で、菅官房長官は、先に行われた米中首脳会談について、「米国とは緊密に連携を取っている」と述べ、アメリカ側から会談の内容について説明を受けていることを明らかにしました。
そのうえで、菅官房長官は「中国側から、尖閣諸島と『核心的利益』を直接結びつけるような発言はなかったと承知している」と述べ、会談の中で、習近平国家主席は、沖縄県の尖閣諸島と中国として一切譲歩することができない「核心的利益」という表現を結びつけた発言はしていないという認識を示しました。
また、菅官房長官は、尖閣諸島を巡る日本の立場について、「ありとあらゆる機会にアメリカ側に表明をしており、アメリカ側も、理解を示している。ケリー国務長官も、尖閣諸島が日米安全保障条約の適用範囲であることを認めている」と述べました。

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