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「はやぶさ2」の開発 順調に進む6月13日 4時17分
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6月13日は、3年前、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した日です。その後継機「はやぶさ2」は、現在、順調に開発作業が進められていて、これまでに民間から集まった寄付金により、着陸の際に使われるカメラも完成しました。
日本の探査機「はやぶさ」は、3年前の6月13日、小惑星の微粒子を採取して地球に帰還するという世界初の快挙を成し遂げました。
その「はやぶさ」の技術を受け継いだ後継機「はやぶさ2」を、JAXA=宇宙航空研究開発機構は来年12月に打ち上げる計画で、現在、機体の開発や試験が進められています。
JAXAには、これまでに「はやぶさ2」を応援する民間からの寄付金が2000万円ほど集まり、その一部を使って、着陸の際などに使われるカメラが完成しました。このカメラは、人の手のひらに乗る小型のもので、探査機に取り付けられる「サンプラーホーン」という装置の様子を撮影します。「サンプラーホーン」は、探査機が小惑星に着陸する際に、石や砂を回収する重要な装置で、カメラは、この装置が正しく動作するか確かめる役割を果たします。
はやぶさ2プロジェクトの澤田弘崇さんは「多くの人の協力で出来上がったカメラなので、カメラが役立っていることを皆さんに知ってもらいたい」と話しています。
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