サンバルカンな夜

　急に父のことを思いだした。
　父親には言わずに八ヶ岳へ引っ越してきてしまったので気にはなっていた。引っ越しをしてから一度、１００才になる祖母の誕生日を祝うために千葉の東金にあるホームに行った。携帯に電話がかかってきて「実は引っ越したんだ、山梨に・・」と言ったら「ああ、そうか。実は祖母の誕生日で千葉へ・・」といった会話が取り交わされた。どこへ引っ越そうが何も驚かない。私も父が何をやろうと何も驚かない。そんな関係は子どもの頃からだった。左翼の学生とケンカをして頭から血を流しながら帰ってきても「おかえり〜」と家族で迎えて「ああ、ただいま」と平然としていた父。風呂で「いてぇー」という声がかすかに聞こえたのを覚えている。
　昨日の風呂の時間に、私の一番下の娘が「あわてん坊のサンタクロース」を口ずさんでいた。「それはおじいちゃんが作った歌だよ」と言ったら「へぇ〜、あんなに太っていて、よくこんなにかわいい曲が作れるね」と言って、すぐにまた何もなかったようにその歌を歌い始めた。遺伝である。
　小林亜星。
　長くないかも知れない・・。

　いやいや、来たね、とうとう・・。
　でも６発とは打ち上げ花火的でいいね。韓国では１０発だと言っているが、これからまだ発射するのかも知れない。
　北朝鮮も食糧難とかでいろいろと大変なんだよ、きっと。ミサイルだって、ニュースで日本海と言っているけど、着弾地点はほとんど北朝鮮の海岸沿いだよね。
　昔の日本も、経済封鎖をアメリカにされて追いつめられて戦争になったわけだから、とても似ているよ、今の状況は・・。あのときも日本を追いつめていたのはアメリカだったっけ・・。きっと、アメリカは自分から手を出さないが、精神的に追いつめて向こうから手を先に出させる計画なんだろうな。悪い国だよ、アメリカは・・。
　北朝鮮の肩を持つわけじゃないが、インドだってパキスタンだって勝手にミサイルをぶっ放しているぞ。イスラエルなんかは勝手にパレスチナに向かってミサイルをぶち込んでいるじゃないか。なぜ、誰も止めないのだ？？
　イスラエルは核兵器を持っていていいが、北朝鮮はダメという図式なのだ。つまり、白人はいいけど、我々サルはダメということね。日本はお金を出しているから特別なサルであって、お金がなくなればただのサルなわけですよ。
　アングロサクソンは偉くて、サルはイエローなわけですね。
　あ〜あ、自虐的ですが、どうしてもそう思えるのです。
　ここで、宇宙人でも攻めてくれば世界は１つになって団結するのにね・。
　

　いやいや、アホばっか。
　危なく脳溢血で倒れるところだった。実は今日１６時からPTA総会があり、評議役員をやっている関係上、どうしても出席しなくてはならなくなった。
　議事録が配布され、議長がただそれを棒読みするだけの平坦な会議。まっ、どこでもそうなのだから、我慢、我慢・・。そう思っていたが、途中の「芝生の管理に年間７０万円を拠出することに異議はありませんか・・」のところで精神が目を覚まし、「おいっ、ちょっと待て！」と大声で立ち上がってしまった。引っ越してきて、まだ１年、でしゃばったらいけないという妻の助言もどこかへ吹き飛んで、もうとまらない。
　子どもたちのために去年から校庭を芝生に全面改良したのだ。だが、半年ですべて枯らせてしまい、もう一度はじめからやり直すという。コイツら、芝生のことを何も知らないのだ。庭の数坪の芝でさえ管理が大変なのに、校庭じゅう芝をはったら、２４時間態勢で管理しつづけなければ維持できるわけがないのだ。
「芝についての知識はあるのですか・・？」
「いいえ、これから試行錯誤しようと思っています」
　アホだ。
　芝の知識もないのに、校庭すべてを芝生にしようとしているのだ。無知は怖い。きっと、適当に水でもやっておけば枯れないでなんとかなるぐらいに思っているのだろう。やはり、無知は怖い。
　だが、私が怒り狂っていたのは、それだけではない。校庭をぐるりと囲むフェンスのボルトが老朽化のために３９本も抜け落ちていてグラグラだという。その修理にかかるお金は約３万円。しかし、それは直せないというのだ、平然と。
　その理由は芝に予算を回すからだというではないか。キチガイだね、本当に。
　おかげで、芝生は黄色いロープで囲まれて、ちゃんと生えるまで中に入ってはダメということに決定。ボルトは経過を見て、検討するとのことだった。（フェンスが倒れてきて子どもが怪我か死ぬ経過を見て考えるのだろう・・）
　疲れた・・。
　バカを相手にすると疲れる。
　明日の夜にでも、勝手に校庭に入り込んで、ボルトをすべて直してこようと考えている。マジです。
　小さなことからコツコツと！

　今日の八ヶ岳の自宅から見た景色です。まだ少しですが、南アルプスに雪が残っています。万年雪ですね。東京は湿気がすごいらしいですが、ここは天国のようです。いろいろな鳥の声に包まれて、これからお昼寝です。
　ではでは・・。

　本当に来るかね・・？
　佐々木とかいうおっさんが、明日の７月４日に大地震が来るとフライデーだかなんだかに書いていた。
　東海アマの管理人さんのブログにもいよいよみたいな内容がのっている。
　さらに、KSサイトでは、警戒警報が発令。
　明日、４日、いよいよかね・・。
　まっ、大地震が来ると確信して八ヶ岳に引っ越してきたのだから、それはそれでいいが、浜岡原発がメルトダウンしたら、ここ山梨も危ないというではないか。半径３００キロは死ぬらしいぞ。ほとんど死ぬな・・。怖い。
　北朝鮮のテポドンか大地震か、やっぱりどっちか来るんじゃないのか、今月中には・・。
　みなさん、気を確かに。（てんぱってんのは私だけ・・？）

　とにかく学校嫌い。どうにもならない。小学３年生にして、趣味は当時２万円で買ってもらったCB無線機での交信。距離は１００キロ以上届いた。季節や時間帯によっては北海道の人と話すこともできた。体温計をこすって温度を上げて「だるいよ〜」と言って学校を休み、すぐに部屋に閉じこもり、交信。夜はイレブンPM、謎の円盤UFO、セイヤング、パックインミュージック、オールナイトニッポンと忙しい。みんな夜の９時頃ねていたらしいが、私は夜中の３時が毎日続く。自分の部屋にテレビとラジオがあったので、日々貼りつき状態。１年で５０日以上休んでしまった。あぶなく進級不可。でも、やっとこ４年生へ・・。
　つづく・・。

　母親に「お風呂でさ、カビの生えなくなる洗面器がうるらしいんだけど、パソコンで探して買って送っておくれよ」という電話がかかってきた。母親は買い物依存症だ。だから、私も買い物依存症なのだ。これは恐らく遺伝子によるものだろう。何が似てるって・・、よさそうなものだと絶対に３個以上買ってしまうところだ。例によって今回の「魔法の洗面器」も３つご注文である。いやいや参った。けっこう高いではないか・・。ネットだと何でも半分くらいの値段でかえるよ・・などと常々言ってあるのに・・、この洗面器はちょっと高いぞ・・。
　ヤフオクでも４０００円前後。
　１個、４０００円もする洗面器って・・何・・。
　昼の１１時前後は比較的争わなくても安く購入できる時間帯だ。たぶん主婦は金銭的な争いがきらいなのか、買い物で留守なのだろう。なんとか３４００円で落としてメールで４つ買いたいのでお願いします〜と伝え、送料１個分で４つ格安で送ってもらうことになった。（なんだか楽しそうなので自分でも１個欲しくなった）１個の落札で５％の落札手数料を出品者はヤフーに支払わなくてはならないので、、メールで直に交渉すると相手は結構喜ぶ場合が多い。
　２日後に、４個の洗面器が届いた。
　とりあえず、１個、私の家で使うことにした。
　驚いた。カビが本当に生えないのだ。だが、本当に驚いたのはそのあとだった。たったの１日で銅でできたピカピカの洗面器がカビだらけの洗面器になっちまってるじゃないか〜。それも気持ち悪いくらい、全体的にブツブツのカビ、カビ、カビ・・。うぉぉぉぉっ〜、カビ〜！
　なるほど、そこで私は気付いたね。きっと、この洗面器はカビをすべて吸い付ける洗面器で、それがいわゆる魔法なのじゃないのかな・・。こりゃ、たいへん・・。
　そこで私は、いそいでママレモンでゴシゴシ・・。
　あらららら・・・。全然、カビが落ちない。
　マ・ホ・ウ、の洗面器だぁぁぁっ〜！！！！
　そうだ、説明書をまだ読んでいなかった。何か、謎を解くカギが隠されているかもしれないではないか。私はすぐに空箱をカタカタと逆さまに振って説明書を取り出して読んでみた。ふむふむ、なになに、なるほど・・。なにィ〜・・、この洗面器は銅でできているので、やがて真っ黒になります・・って・・、おい、マジかよ〜！！
　風呂場のカビと戦うか、魔法の洗面器のブツブツを我慢するか・・。
　むむむむっ。
　魔法ではなく、悪魔の洗面器なんじゃないのか〜！！

　かけがえのない人でした。
　岸田さんに初めて会ったのはサンバルカンの顔合わせのときでした。確か、群馬サァファリパークでした。開口一番「おまえらが主役の３人か」でした。
　３人、それぞれ丁寧にあいさつと自己紹介をしたのを覚えています。
「バルイーグルをやらせていただく川崎龍介です」
「バルシャークの杉欣也です、よろしくお願いします」
「バルパンサーの小林朝夫です、よろしくお願いします」
　・・・。
「オレは嵐山だ」
　嵐山というのは岸田さんがサンバルカンで演じるところの太陽戦隊の長官の名前でした。川崎さんと杉さんはプッと軽く吹き出してしまいました。わたしは何とか我慢しました。「おまえら、何がおかしい！」
「・・・・」
　岸田さん、いや、嵐山長官は鋭い目で「コーヒー飲むか？」とわたしたちに聞きました。話にまったく脈絡がありませんでした。
「は、はいっ、いただきます」
　３人揃って即答しました。
「あ・・、コーヒーじゃなくても何か好きなものを頼んでいいよ」
「・・・」
「ぼくはコーヒーをいただきます」（川崎）
「オレ、アイスティーで・・」（杉）
「ボクは岸田さんと同じものをいただきます」（わたし・小林）
「お〜い、ボーイさん〜。ホットコーヒー４つ」
　あれあれ、杉さんはアイスティーだったのではないのか・・。「あ、あの〜、オレ〜、コーヒーじゃなくて、アイスティーで・・」（杉）
「あっ、ああ、わかった」
「すんません・・」（杉）
「ボーイさん〜。ホットコーヒー４つね〜」（岸田、パワーアップした大声）
「おまえら、ブラッグマグマはすぐそこまでやってきているぞ。油断するな！！」（ブラッグマグマは敵の名前）
　おそるべし、岸田森！！

　　つづく・・。
　
　

　大地震がきそうなので、東京から家族（８日）で八ヶ岳に引っ越してきました。何もかも急。仕事も突然、全キャンセル、つまりドタキャン。マンション売却もマッハ。土地は１９９６年に購入してあったので、甲府の業者に緊急建設を以来。見事に２００５年４月に引っ越し完了。要した期間はわずか４ヶ月。
　東海地震がやってくる！！
　震度７の東海地震が静岡・神奈川・東京を襲う日は、そう遠くない。東海アマを見よ。（東海アマの管理人さんのことを変人呼ばわりしている者が多いがわたしは崇拝しています・・）
　巨大地震は必ず来る。
　だから、用意をするのは当たり前ですよねって・・、何を用意すればいいのかいね？
　よく通販で売られている「持ち出し袋」はまったく役にたちません。なぜって・・？
　だって、中に入ってる懐中電灯・・。笑えますよ。電池式で光がまっすぐしか照射しないタイプ。避難してテントを張って、まっすぐ照射するライトって・・。どう思いますよ・・。
　照明はＬＥＤのランタンがいいですよね。１００時間近く持つし電球が切れることもないですからね。えっ・・、逃げるときに足下を照らすときには普通の懐中電灯がいいって・・。大丈夫ですよ。大地震がきたら、あっちこっち燃えていて明るいですよ、真っ昼間のようにね。

　健さんと一緒にわたしの車で旅に出たときのスナップの一コマです。えっ、うそだろって・・。バカいっちゃいけませんよ・・。マジです。車ったって、アストロリムジンですよ。バカいっちゃいけませんよ、アストロリムジンですよ。健さんはいたくお気に入りで助手席で上機嫌でした。「花火がしてえな・・」とむちゃなことを言い出すので、夏にはまだ早かったのですが、花火を探して海岸で花火をしました。何日もあっちこっち行きましたね・・。本当に、楽しかったですよ。だって、アンタ、健さんですよ。