原子力規制委員会は13日、核燃料加工施設のグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(神奈川県横須賀市)の加工工場で、二酸化ウラン粉末の入った容器2つが接触したと発表した。臨界の恐れはなく、作業員の被曝(ひばく)や放射性物質漏れなども確認されていないという。
同工場は原子力発電所向けの核燃料を製造している。規制委と同社によると、13日昼、二酸化ウラン粉末16キログラムが入った金属缶2つが工場のローラー式のコンベヤーの誤動作で接触し、警報が鳴った。作業員がすぐに容器を離し、影響はなかったという。容器の損傷や転倒はなく、ふたは外れていなかった。
同社では容器2つが接触しても臨界に至らないように容器の容量などを工夫しているという。原子力規制庁の保安検査官が現場に入り状況を確認している。
規制委は今回のトラブルを国際的な事故評価尺度(INES)で、8段階のうち最も低い「0」(安全上重要ではない事象)と暫定評価した。
グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン、原子力規制委員会、規制委
日経平均(円) | 12,445.38 | -843.94 | 13日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 15,053.37 | +58.14 | 13日 11:45 |
英FTSE100 | 6,304.63 | +5.18 | 13日 16:35 |
ドル/円 | 94.30 - .34 | +0.09円安 | 14日 0:41 |
ユーロ/円 | 125.71 - .74 | -0.02円高 | 14日 0:41 |
長期金利(%) | 0.855 | -0.020 | 13日 15:24 |
NY原油(ドル) | 95.88 | +0.50 | 12日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。