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スマートIC新設許可 郡山中央、鹿島

 国土交通省は11日、自動料金収受システム(ETC)の搭載車専用のスマートインターチェンジ(IC)を、東北自動車道・郡山南-郡山IC間に「郡山中央スマートIC(郡山市)」、常磐自動車道・南相馬-相馬IC間の鹿島サービスエリア(SA)(南相馬市)に「鹿島スマートIC(仮称)」として新設することを両市に許可した。
 郡山中央スマートICは郡山市の大槻町と片平町周辺に本線直結型として整備する。ICと市道接続などを含めて事業費は26億5000万円で、平成28年度の供用開始を目指す。
 鹿島スマートICは南相馬市鹿島区に整備中の鹿島SAの接続型として整備し、事業費は9億2000万円を見込む。平成26年度の供用開始を予定している。
 現在、県内のスマートICは東北自動車道の松川、鏡石、白河中央と磐越自動車道の新鶴の4カ所。白河中央は本線直結型で、その他はSA、パーキングエリア(PA)型となっている。

■国交省 県地域振興、復興に期待
 郡山中央、鹿島両スマートICの新設が許可されたことについて、県高速道路室は「東日本大震災前から両市が中心となって進めてきた構想。早期の供用開始に向けて、今後も連携していきたい」とし、地域振興や復興につながることを期待している。

■全国で35カ所
 国交省はICの間隔を短くし、利用者が乗り降りしやすくするため、スマートICを郡山中央、鹿島を含む全国35カ所に新設する。
 今後、高速道路会社と市町村の負担で、一般道との接続道路を整備する。未開通区間やサービスエリア、パーキングエリアをこれから整備するケースも含まれる。

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