学園生活+残酷な現実=がっこうぐらし
雨の降る日が増え、梅雨らしくなりましたが、蒸し暑くて体がだるくなる今日この頃、皆様はどうお過ごしですか?
暑さで熱射病にならぬよう、必要最低限の水分補給だけはするように心がけているスタッフ竹ポンです。
さて、本日紹介するのは こちらの「がっこうぐらし!」です。

(作者は原作が海法紀光さん、作画が千葉サドルさん。芳文社さんの「まんがタイムKR」コミックスより刊行、まんがタイムきららフォワードにて連載されています。)
-あらすじ-
学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部。シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐ姉らに囲まれた丈槍ゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?
さて、本作は学園を舞台にした日常物。
ですが表紙の感じから受ける印象とはがらりと違う、どんでん返しが!!
授業中居眠りして、先生に注意される丈槍ゆき。
勉強はちょっぴり苦手ですが、元気一杯の女の子です。
授業が終わった後、家に帰ろうとダッシュしていると、佐倉と言う先生が呼び止めます。

佐倉とゆきは親しい間柄のようで、ゆきは佐倉のことを「めぐ姉」と呼んでいるようです。
めぐ姉じゃなくて佐倉先生でしょ、と諭した後、部活じゃなかったのかと訪ねてきます。
その言葉を聞いて、ハッとするゆき。
「そうだった!それじゃ行ってきます!」と踵を返して部活へ急ぐゆき。
佐倉は部活の顧問のようで、後で行くからみんなによろしくね、とゆきの後姿に声をかけるのでした。
物理実験室はへんな機械がいっぱい、音楽室は綺麗な楽器と怖い肖像画、放送室は学校中がステージ。
何でもあってまるでひとつの国みたい、こんな変な建物は他に無い。
そんな中でも、ゆきが一番お気に入りなのが部活が行われている部屋です。
佐倉とゆきは親しい間柄のようで、ゆきは佐倉のことを「めぐ姉」と呼んでいるようです。
めぐ姉じゃなくて佐倉先生でしょ、と諭した後、部活じゃなかったのかと訪ねてきます。
その言葉を聞いて、ハッとするゆき。
「そうだった!それじゃ行ってきます!」と踵を返して部活へ急ぐゆき。
佐倉は部活の顧問のようで、後で行くからみんなによろしくね、とゆきの後姿に声をかけるのでした。
物理実験室はへんな機械がいっぱい、音楽室は綺麗な楽器と怖い肖像画、放送室は学校中がステージ。
何でもあってまるでひとつの国みたい、こんな変な建物は他に無い。
そんな中でも、ゆきが一番お気に入りなのが部活が行われている部屋です。
「学園生活部」
そんな張り紙がしてある部屋にはいると、そこには部活仲間のくるみが待っていました。
彼女の傍らにはシャベルが置いてあります。
何でもそのシャベルはくるみのお気に入りのようで、基本的に肌身離さず持っているようです。
くるみに、危なく部活を忘れて家に帰るところだったと打ち明けるゆき。
あぶねえな!とドッキリするくるみですが、ともかくめぐねえのおかげで部活を忘れずにすんだようで一安心。
くるみは学園生活部が家に帰っちゃしょうがないだろ、と呟きながらカンパンを口に運んでいました。
早速ゆきもその御相伴に与ります。
カンパンってなんかサバイバルって味がする、ワクワクする!といいながらカンパンを食べるゆきですが、部室の中に、また別の部活仲間であるりーさんがいないことに気がつきました。
くるみによれば、りーさんは屋上で園芸部の手伝いをしているとのこと。
私たちも行こうかと言うゆきに、くるみはいいぜと二つ返事で承諾。

シャベルを手に立ち上がるのでした。
(ここまでの画像だと普通の萌え作品のようですが・・・。)
-感想-
表紙の可愛らしい絵柄やタイトル名から「けいおん!」の様な学園コメディ作品なのかな?と思い、購入して読んでみたら、想像を遥かに超越する内容で驚きを隠せませんでした。
表紙の背景もガラスが割れてたり、廃墟みたいになっているし、制服もボロボロ・・・。
普通の「ほのぼの学園物」と違うという要素が含まれてますが、この表紙を見て一体誰が「ゾンビ」物って思いますか?
(「学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド」に近い感じもしますが、また違う学園ゾンビ物ですね。原作に海法紀光氏の名前や、ニトロプラスの表記があった時点で「普通の萌えマンガで在る筈が無い」ことに気付くべきでした。
完全に荒れ果ていつ決壊して大量に侵入されてもおかしくない中、極めて絶望的な状況においても普段通りに生きようとする姿には、不屈の精神を持とうと奮闘する強さがありますね。
「何故今のような状況になったのか?何が起こったのか?」全く不明なままだけど、ニトロが関わっているからにはとんでもない展開が待ってそうです。
学校の外は崩壊したゾンビの跋扈する町で、「何とか彼女達が生きてる」姿がメインなのですが、悪夢のような現実世界で彼女達に掛かる精神的な重圧などの場面もキチンと描かれています。
最初の時点からして「ゆき」は普通の学校生活を送っていると思い込んでる節があって、誰も居ない荒れた教室の中で空想のクラスメイトに話しかけている。
その姿は、傍から見れば危ない人にしか見えないほど。

読み進めると、どうやら辛い現実から逃避するために、無意識のうちに記憶を隠そうとしているらしいのですが・・・。
もちろん、女子なので自分から「奴ら」に対して戦いは挑みませんが、生き残る為に戦ったり死にかけたりもします。

くるみちゃんも1対1なら何とかなっても複数相手に死にかけてますし。それにしてもスコップの殺傷力は侮れませんね。
今後どの様に話を展開するのか全く読めませんが、「ニトロプラス」が関わっているので期待出来そうな作品です。
ゾンビ物、ホラー物が好きな方で、萌え系の絵柄に抵抗の無い方にもオススメです。
暑さで熱射病にならぬよう、必要最低限の水分補給だけはするように心がけているスタッフ竹ポンです。
さて、本日紹介するのは こちらの「がっこうぐらし!」です。
(作者は原作が海法紀光さん、作画が千葉サドルさん。芳文社さんの「まんがタイムKR」コミックスより刊行、まんがタイムきららフォワードにて連載されています。)
-あらすじ-
学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部。シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐ姉らに囲まれた丈槍ゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?
さて、本作は学園を舞台にした日常物。
ですが表紙の感じから受ける印象とはがらりと違う、どんでん返しが!!
授業中居眠りして、先生に注意される丈槍ゆき。
勉強はちょっぴり苦手ですが、元気一杯の女の子です。
授業が終わった後、家に帰ろうとダッシュしていると、佐倉と言う先生が呼び止めます。
佐倉とゆきは親しい間柄のようで、ゆきは佐倉のことを「めぐ姉」と呼んでいるようです。
めぐ姉じゃなくて佐倉先生でしょ、と諭した後、部活じゃなかったのかと訪ねてきます。
その言葉を聞いて、ハッとするゆき。
「そうだった!それじゃ行ってきます!」と踵を返して部活へ急ぐゆき。
佐倉は部活の顧問のようで、後で行くからみんなによろしくね、とゆきの後姿に声をかけるのでした。
物理実験室はへんな機械がいっぱい、音楽室は綺麗な楽器と怖い肖像画、放送室は学校中がステージ。
何でもあってまるでひとつの国みたい、こんな変な建物は他に無い。
そんな中でも、ゆきが一番お気に入りなのが部活が行われている部屋です。
佐倉とゆきは親しい間柄のようで、ゆきは佐倉のことを「めぐ姉」と呼んでいるようです。
めぐ姉じゃなくて佐倉先生でしょ、と諭した後、部活じゃなかったのかと訪ねてきます。
その言葉を聞いて、ハッとするゆき。
「そうだった!それじゃ行ってきます!」と踵を返して部活へ急ぐゆき。
佐倉は部活の顧問のようで、後で行くからみんなによろしくね、とゆきの後姿に声をかけるのでした。
物理実験室はへんな機械がいっぱい、音楽室は綺麗な楽器と怖い肖像画、放送室は学校中がステージ。
何でもあってまるでひとつの国みたい、こんな変な建物は他に無い。
そんな中でも、ゆきが一番お気に入りなのが部活が行われている部屋です。
「学園生活部」
そんな張り紙がしてある部屋にはいると、そこには部活仲間のくるみが待っていました。
彼女の傍らにはシャベルが置いてあります。
何でもそのシャベルはくるみのお気に入りのようで、基本的に肌身離さず持っているようです。
くるみに、危なく部活を忘れて家に帰るところだったと打ち明けるゆき。
あぶねえな!とドッキリするくるみですが、ともかくめぐねえのおかげで部活を忘れずにすんだようで一安心。
くるみは学園生活部が家に帰っちゃしょうがないだろ、と呟きながらカンパンを口に運んでいました。
早速ゆきもその御相伴に与ります。
カンパンってなんかサバイバルって味がする、ワクワクする!といいながらカンパンを食べるゆきですが、部室の中に、また別の部活仲間であるりーさんがいないことに気がつきました。
くるみによれば、りーさんは屋上で園芸部の手伝いをしているとのこと。
私たちも行こうかと言うゆきに、くるみはいいぜと二つ返事で承諾。
シャベルを手に立ち上がるのでした。
(ここまでの画像だと普通の萌え作品のようですが・・・。)
-感想-
表紙の可愛らしい絵柄やタイトル名から「けいおん!」の様な学園コメディ作品なのかな?と思い、購入して読んでみたら、想像を遥かに超越する内容で驚きを隠せませんでした。
表紙の背景もガラスが割れてたり、廃墟みたいになっているし、制服もボロボロ・・・。
普通の「ほのぼの学園物」と違うという要素が含まれてますが、この表紙を見て一体誰が「ゾンビ」物って思いますか?
(「学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド」に近い感じもしますが、また違う学園ゾンビ物ですね。原作に海法紀光氏の名前や、ニトロプラスの表記があった時点で「普通の萌えマンガで在る筈が無い」ことに気付くべきでした。
完全に荒れ果ていつ決壊して大量に侵入されてもおかしくない中、極めて絶望的な状況においても普段通りに生きようとする姿には、不屈の精神を持とうと奮闘する強さがありますね。
「何故今のような状況になったのか?何が起こったのか?」全く不明なままだけど、ニトロが関わっているからにはとんでもない展開が待ってそうです。
学校の外は崩壊したゾンビの跋扈する町で、「何とか彼女達が生きてる」姿がメインなのですが、悪夢のような現実世界で彼女達に掛かる精神的な重圧などの場面もキチンと描かれています。
最初の時点からして「ゆき」は普通の学校生活を送っていると思い込んでる節があって、誰も居ない荒れた教室の中で空想のクラスメイトに話しかけている。
その姿は、傍から見れば危ない人にしか見えないほど。
読み進めると、どうやら辛い現実から逃避するために、無意識のうちに記憶を隠そうとしているらしいのですが・・・。
もちろん、女子なので自分から「奴ら」に対して戦いは挑みませんが、生き残る為に戦ったり死にかけたりもします。
くるみちゃんも1対1なら何とかなっても複数相手に死にかけてますし。それにしてもスコップの殺傷力は侮れませんね。
今後どの様に話を展開するのか全く読めませんが、「ニトロプラス」が関わっているので期待出来そうな作品です。
ゾンビ物、ホラー物が好きな方で、萌え系の絵柄に抵抗の無い方にもオススメです。
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