13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値より650円ほど安い1万2600円台半ばで膠着している。外国為替市場で円相場は1ドル=94円台後半と後場寄り付き直後とほぼ同水準で推移しており、為替水準にらみで株式相場も方向感が出にくい展開となっている。前場の急落を受けて日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測も出ていたが、今のところ相場は大きくは反応していない。日銀の黒田東彦総裁が「次第に金融市場も落ち着いてくる」などと発言したことが伝わったが反応薄だった。
東証株価指数(TOPIX)は大幅続落。14時現在は1055近辺で推移している。14時時点の東証1部の値下がり銘柄数は1557、値上がり銘柄数は121、変わらずは36だった。
ソフトバンクや日野自、日立建機、オークマなどの下落が目立つ。一方、関西電、MS&ADは高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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