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活動日誌

吹田市議会女性議員有志で橋下市長に抗議文を提出

5月15日付で、橋下大阪市長に対し、吹田市議会 女性議員7名(共産党、吹田市民クラブ、吹田市民自治、吹田いきいき市民ネットワーク)で抗議文を提出しました。

 

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大阪市市長 橋下徹様

 

   市長の「従軍慰安婦は必要だった」などの暴言に強く抗議し、発言の撤回を求めます

 

 日本軍「慰安婦」問題の真の解決は、元「慰安婦」にされた女性たちの勇気ある訴えに対して日本政府が過去の歴史に眼を背けることなく、謝罪・補償することです。国内でも運動がひろがり、地方議会からも国にむけての意見書の採択が次々あがり、韓国はもちろん、アメリカ下院の決議をはじめ各国の議会からも厳しくその責任が問われ続けてきました。にもかかわらず、日本政府は、歴史の真実に背を向け、国際世論にも背を向け続けてきました。

 

 そういう社会背景のもと、昨年8月の「慰安婦」問題暴言に続いて、橋下市長が14日の記者レクチャーにおいて「慰安婦制度は必要だった」など、さらに踏み込んで女性の人権を踏みにじる発言をしたことに女性として強い怒りを感じずにはいられません。

 

 「なぜ、日本の慰安婦だけが世界的にとりあげられるのか」「2007(第一次安倍内閣の)閣議決定ではそういう証拠がないとなっている」とし、日本が不当に屈辱を受けている、とまで言い放ちました。「反省とおわびを」と言う一方で「侵略の定義は決まっていない」と言う支離滅裂な暴言は、歴史認識の無知をさらけ出すものであり、時代を逆行させる意図を感じずにはいられません。

 

 2010年の3月議会で吹田市議会は、日本政府にたいして「「慰安婦」問題の早期解決に関する意見書」を採択しました。吹田市民の良識です。

 

 「戦時における性暴力」を「軍の規律維持のために慰安婦制度は必要だった」と肯定する橋下市長のたび重なる暴言は、地方自治体を預かる長として、その資格が問われるものです。残念ながら橋下市長には男女共同参画の視点がないと言わざるを得ません。「女性の権利は人権」と謳った第4回世界女性会議の宣言を真っ向から否定するものです。人権を踏みにじられ、一生を台無しにされた元「慰安婦」の方たちの傷みに思いを寄せようともせず、持論の展開に終始する橋下市長は、行政のトップとしてふさわしくありません。今回の橋下市長の暴言に強く抗議し、その撤回を求めるものです。

 

2013515日         

吹田市議会議員 

池渕佐知子  梶川文代 中本美智子

柿原真生 玉井美樹子 上垣優子 塩見みゆき

Posted by 中本みちこ at 2013年05月17日 14:35 | 議会活動 |

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