福島原発事故緊急会議/事故情報共同デスクとは
「福島原発事故緊急会議」(略称:緊急会議)は、福島第一原発の事故によって私たちがいま直面している危機を乗り越え、脱原発社会をつくりだすために、知恵を出し合い、行動するさまざまな人々の集まりです。隔週に全体会議を開いて意見交換をおこない、合意した取り組みについてはプロジェクトチームをつくって具体的に進めています。
多くのみなさんの参加・賛同を呼びかけます。
【連絡先】
◆ピープルズ・プラン研究所 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
Tel:03-6424-5748 Fax:03-6424-5749
◆協同センター・労働情報
Tel:03-6675-9095 Fax:03-6675-9097
◆9条改憲阻止の会
Tel/Fax:03-3356-9932
◆特定非営利活動法人APLA
Tel:03-5273-8160 Fax:03-5273-8667
E-mail: contact★2011shinsai.info (★を@に変えてください)
「福島原発事故情報共同デスク」(略称:「共同デスク」)は、3月28日の「福島原発事故緊急会議」第1回全体会議において、政府、東電、マスコミが原発事故にかかわる情報を操作し、これ以上危機を拡大させないために絶対必要不可欠な事実を隠蔽しているのではないか、という危機感から立ち上げられました。多くの市民研究者、市民ジャーナリストの協力を得、また被災地の人びとや原発労働者ともつながりながら、現在の危機的状況を脱するためにさまざまな情報を発信していきます。あわせて「緊急会議」の取り組みも掲載していきます。
みなさんからの情報も受け付けています。
E-mail: contact★2011shinsai.info (★を@に変えてください)
【趣旨文】
政府の言うことは信用できないという状況が、福島原発事故をめぐって起きています。政府が信用できないのだから、事故を起こした当事者である東電なぞもっと信用できないし、その政府・東電の発表をこだまのように増幅させる新聞、テレビなどマスメディアもまた信用できないものの対象に入っています。この「信用できない」という気持ちのなかには、「自分たちは情報を操作されているのではないか」という疑問が含まれています。
一方では、市民・民衆が主としてインターネットを通して発信する市民メディア、民衆メディアともいうべきものが急速に育っています。グループや個人による、文章、映像、音声で発信されるさまざまの情報は、政府・東電の発表のぎまんを鋭くつき、マスメディアの怠慢を批判する内容であふれています。
しかし、社会への影響力という面では、いまだマスメディアの圧倒的力には敵わないということも事実です。そこで、ウェブサイトやブログ、ツイッターなどなどで受発信する者たちが集まり、市民・民衆の視座に立つ情報の収集と受発信を行う共同デスクを立ち上げました。
共同デスクは開かれた情報のセンターです。誰もが自由に出入りでき、共同デスクに情報を発信し、受信し、利用することができます。私たちが発信する情報を受信するばかりでなく、みなさまの思い、ご意見、まわりの出来事をぜひ私たちに発信してください。私たちはそれを受け止め、沢山の人たちに伝えます。被災地から、避難場所から、マチから、ムラから、職場から、田んぼや畑から、家庭から、みなさまの声を届けてください。
私たちはこの共同作業を通してマスメディアに対する対抗力をつくりあげると同時に、一方ではマスメディアを含むさまざまなメディアとの協力関係を追求しながら、市民・民衆メディアの一翼を担い、その発展に寄与したいと願っています。
【掲載する情報】
(1)放射能汚染情報 (2)放射能基礎知識 (3)被災地の人々の声、動き (4)原発労働者問題 (5)マスコミ報道、政府、東電に対する批判的検証 (6)提言、行動、声明 (7)海外情報 (8)集会、イベント (9)Ustream
【共同デスクスタッフ】
天野恵一 「反改憲」通信
安藤丈将 脱WTO/FTA草の根キャンペーン
印鑰智哉 ATJ/APLA
大野和興(編集長) 日刊ベリタ
小倉利丸 JCA-NET代表
海棠ひろ ピープルズ・プラン研究所
cazman
木村雅夫 反安保実行委員会
越田清和 ほっかいどうピースネット
近藤和子 下町の女たちの会
白石 草 OurPlanet-TV
鶴田雅英 原爆の図・丸木美術館理事
原田裕史 たんぽぽ舎
真下俊樹 日本消費者連盟
松原 明 ビデオプレス、レイバーネット日本
柳田 真 たんぽぽ舎
山浦康明 日本消費者連盟
山口 響 ピープルズ・プラン研究所