東京マーケット・サマリー・最終(13日)
[東京 13日 ロイター] -
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 94.20/22 1.3344/48 125.71/75
NY午後5時 95.99/01 1.3337/38 128.05/09
午後5時現在のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/
円高の94円前半。アジアの株式市場が大きく下落するなか、ファンド勢の売りが止ま
らず、一時93.75円まで下落した。日銀が「量的・質的金融緩和」に踏み切った4月
4日以来の安値。市場では円高進行は日銀に対する失望よりも、米連邦準備理事会(FR
B)のスタンスがドル相場のボラティリティを高める中で、円キャリー取引が巻き戻され
たのが原因との見方が出ていた。
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<株式市場>
日経平均 12445.38円(843.94円安)
12415.85円─13050.11円
東証出来高 32億6458万株
東証売買代金 2兆6935億円
東京株式市場で日経平均は大幅続落。終値は前日比843円安で4月3日以来の1万
2500円割れとなった。下げ幅は今年2番目の大きさだった。前日の欧米株安や円高進
行など外部環境の悪化を背景に投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。円買い・株売
りの動きが加速したほか、あすの先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控え、先
物への仕掛け的な動きもみられた。オプション建玉の多い1万3000円と1万2500
円の権利行使価格を割り込んだ場面では、先物のヘッジ売りが下げを加速させた。
東証1部騰落数は、値上がり90銘柄に対し、値下がりが1603銘柄、変わらずが2
3銘柄だった。
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<短期金融市場> 17時20分現在
無担保コール翌日物金利 0.075%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(2014年3月限) 99.750(+0.005)
安値─高値 99.740─99.750
無担保コール翌日物の加重平均は0.075%(前日(0.073%)をやや上回っ
た。地銀、信託などを主な取り手に0.07%を中心に取引された。15日に最終日を迎
える準備預金の積みにはほぼめどを付けている金融機関が多く、資金調達圧力は限られた
。
日銀が実施した共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペは、入札予定額800
0億円に対して応札額は1兆4614億円と膨らみ、札割れを回避した。期間は6月17
日─9月20日。5営業日ぶりの同オペで「前回から間隔が空いたことが応札需要を強め
る要因となったのではないか」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は小幅
高。
3カ月物国庫短期証券入札の結果は、最高落札利回りが0.0853%と前回(0.
0802%)に比べて上昇した。需給に荷もたれ感が出ていることを反映した。
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<円債市場>
10年国債先物中心限月・9月限(東証) 142.34(+0.01)
安値─高値 142.30─143.13
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.860%(─0.015)
安値─高値 0.870─0.795%
国債先物中心限月9月限は前日比1銭高の142円34銭と小反発して引けた。急激
な円高・株安を受けて買い戻しが先行。日銀が国債買入オペを通告したことも買いを促し
、一時143円13銭と3営業日ぶりに143円を回復した。ただ、買いが一巡した午後
に入ると、14日の5年債入札に備え調整売りが出たほか、株・為替・債券市場の高ボラ
ティリティを嫌った参加者が過剰なリスクを回避する動きが出て、急速に上げ幅を縮小し
た。現物市場は入札を控えた中期ゾーンが軟調。また、先物の軟化を受けて、長期ゾーン
は利回りの低下幅を縮めた。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.860%。
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<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp
銀行債(みずほ) 5年 9.0─9.5bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp
電力債(東電) 5年 220─230bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapa
nシリーズ19 が大幅にワイド化した。プレミアムは112ベーシスポイン
ト(bp)と、前日引け(100bp)を12bp上回る水準で取引された。日本株の大
幅下落にとどまらず、アジア株が軒並み軟調地合いになったことで、信用リスクを回避す
るプロテクションの買いが勢いづいたという。
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<スワップ市場>
スワップ金利(17時16分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.38%─0.28%
4年物 0.47%─0.37%
5年物 0.57%─0.47%
7年物 0.77%─0.67%
10年物 1.04%─0.94%
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