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【プロ野球】

ホントよく飛ぶ? マートン2戦連発、虎5連勝

2013年6月13日 紙面から

◇阪神6−1日本ハム

日本ハム−阪神 3回表1死一、二塁、マートンは3ランを放ちナインの出迎えを受ける=札幌ドームで(山口登撮影)

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 阪神が5連勝で交流戦では5年ぶりの勝ち越しを決めた。1回に鳥谷の中前打で先制。3回にマートンが2戦連発の7号3ラン、5回に新井貴の適時二塁打で加点した。スタンリッジは約1カ月ぶりの4勝目。日本ハムの吉川は5失点。

 仕様変更の恩恵だ。阪神のマートンが2試合連続となる本塁打を放ち、チームを今季2度目の5連勝に導いた。

 1点をリードして迎えた3回だった。1死一、二塁。2ボールからの3球目、吉川の外角真っすぐを打ち返すと打球は右翼へ上がりそのままスタンドに飛び込んだ。7号3ランは今季初めての右方向へのアーチ。統一球が変更されていたことが明らかになったことを問われ、ニヤリと笑った。

 「皆さんも分かっている通り、数字を見れば明らか。2010年と11、12年を比べれば分かる」

 統一球が導入される直前、214安打の日本記録を打ち立てた来日1年目は17本塁打を放った。導入された11年は180安打で13本。昨年は121試合に出場して安打は試合数より少ない118安打で、わずか5本塁打にとどまった。今季は59試合ですでに81安打を放ち、本塁打は昨年を上回る。

 「自分はホームランを打とうとすると、力が入ってバッティングを崩してしまう。だから今はセンター方向を意識している」という姿勢に加え、昨年よりも飛ぶ球の恩恵を受けているのだ。

 この5連勝中はサヨナラ本塁打2本と、この一発で計3本塁打。この働きに和田監督は「ここのところの活躍はチームの中心で4番としての仕事をしている」と絶賛。5年ぶりの交流戦勝ち越しも決まった。 (中山隆志)

 

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