女性グループ「E―girls」が、阿部サダヲ(43)主演の映画「謝罪の王様」(水田伸生監督、9月28日公開)の主題歌を手掛けた。「謝罪の王様」グループ初の映画主題歌で曲のタイトルは「ごめんなさいのKissing You」。“エンドムービー”という形でゲストのEXILE・MATSU(38)、VERBALらと「謝罪ダンス」を披露する。
E―girlsが、異例の「エンドムービー」という形で、ド派手に“映画デビュー”を飾る。
水田監督の「究極のエンターテインメント映画を作りたい」という思いから、通常はキャスト、スタッフの名前が流れるエンドロールを、E―girlsの“エンドムービー”という形で製作した。
内容は、英国の学校の女子寮を舞台に、「謝罪ダンス」を披露するという映像となっており、E―girlsは女子生徒役で出演。男子役には、本編にも出演しているMATSUのほか、エンドムービー限定でEXILEのKENCHI、KEIJI、TETSUYA、NAOTO、NAOKIやm―floのVERBALが登場。ミュージカルのようなにぎやかなエンディングだ。同曲は今秋シングル発売を予定している。
E―girlsは、EXILEの妹分のグループ「Dream」「Happiness」「FLOWER」を中心に大人数で構成されたプロジェクト。今年4月発売のアルバム「Lesson1」がオリコン1位を獲得するなど本格派のガールズグループとして注目を集めている。
今回は、スタッフの「日本随一のダンスパフォーマンス集団」という期待を背負って抜てきされた。メンバーたちも破格の待遇に興奮。DreamのShizuka(25)は「今までのE―girlsの楽曲にはなかった新たなテイストが存分に込められた曲なので映画と合わせて楽しんでください」と話している。
◆「謝罪の王様」 07年の「舞妓Haaaan!!!」、09年の「なくもんか」に続き、水田監督、脚本・宮藤官九郎(42)、俳優・阿部サダヲの3人がタッグを組んだコメディー。完ぺきな謝罪の方法を指南する「東京謝罪センター」の所長・黒島(阿部)の元に駆け込んでくる、下手な謝罪でさまざまなトラブルを抱えた依頼人の悲喜こもごもを描く。黒島を軸に6つのエピソードが語られ、関連のある各エピソードの謎が、最後ですべて解決される。
[2013/6/13-06:03 スポーツ報知]