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高さ日本一「あべのハルカス」で近鉄百貨店本店が開業

買い物客でにぎわう店内
開業し、買い物客でにぎわう近鉄百貨店の本店
Photo By 共同 

 大阪市阿倍野区に建設中の高さが300メートルと日本一のビル「あべのハルカス」で、近鉄百貨店の本店が13日、開業した。約100人の行列ができたため、予定を50分繰り上げ午前9時10分に開店した。

 ハルカスは2014年春に展望台、ホテルなどを含めて全面開業する予定。梅田地区(キタ)、難波・心斎橋地区(ミナミ)に次ぐ大阪第3の繁華街、阿倍野・天王寺地区がにぎわいそうだ。

 近畿日本鉄道の小林哲也社長は「地元の皆さまとも一体となって、この地区の魅力をさらに大きく高めたい」とのコメントを発表した。

 来店客が休める椅子を多く置き、NPOの活動の場を設けるなど、人が集まりやすい店にした。住宅地に近い利点を生かし、地元顧客の取り込みを重視、キタやミナミとすみ分けを狙う。

 行列の先頭にいた京都市に住む会社員、中村進也さん(27)は「午前5時から並んだ。目当てはレストラン街と食料品売り場。いろいろと回ってみたい」と話した。

 正式店名は「あべのハルカス近鉄本店」。60階建てビルの14階から地下2階に入る。今回開業するのは「タワー館」を中心とする全体の約7割。14年春の全面開業時の売り場面積は約10万平方メートルで、国内最大級となる。

 12〜14階の「あべのハルカスダイニング」は44店が入り、百貨店の飲食店街では最大級。地下1、2階の食料品売り場には61の菓子店や、持ち帰りできる飲食店が入る。

 客に長く滞在してもらうため、店内各所でイベントを実施。休憩スペースと飲食店を合わせた席数は、来年春の全面開業時に約4500になる。

 タワー館と接する旧阿倍野店は「ウイング館」となり、一部営業しながら順次改装。百貨店は全面開業から1年で売上高1450億円、来店客数4500万人を目指す。

[ 2013年6月13日 17:18 ]

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