NHK千葉県のニュース　千葉放送局

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小学生　自ら育てたびわを収穫

びわの生産が盛んな房総半島南部の千葉県南房総市で、小学生が自分たちで育てたびわの収穫を行いました。
南房総市では、温暖な気候を生かしたびわの栽培が盛んで、市立富浦小学校では地域の産業を学ぶ授業の一環として、１３本のびわの木を育てています。
１３日は雨の中、６年生４１人が地元の農家の指導を受けながら、去年の秋から手入れをしてきたびわを１つ１つ丁寧にもぎ取ってかごに入れ、高い場所の実も木に登って収穫しました。
外見上、傷みがあるものや極端に小さな実はその場で食べ、教室に戻ったあとは重さを量りパックに詰めていました。
収穫した男の子は「自分たちで世話をしたびわが、きれいに育って安心しました」と話していました。冬は気温が低めだった一方、春に急に気温が上がったために、実は小ぶりで、数が少ないということです。
地元のびわ農家の和泉澤充さんは「自分たちで育てたびわを通して地元の産業について考えて欲しい」と話していました。
収穫したびわは、１３日午後、地元の道の駅で販売されます。

06月13日　17時58分

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