日常生活に支障をきたす深刻な腰痛の治療法をで紹介します。治療にあたっては医師の診断を受け、症状にあった正しい方法を実践してください。

腰痛とは

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症、腰椎椎間板変性症、椎間関節炎、仙腸関節炎、腰椎圧迫骨折、筋筋膜症、側弯症、梨状筋症候群、股関節疾患、婦人科疾患、大動脈瘤、うつ病 ・・・・・・・・・

腰痛の原因疾患は、ざっと挙げただけでもこれらが有ります。 また、腰痛は日本人の有訴率の中でも最上位に有ります。 この様に非常に広範囲にわたる「腰痛」ですが、今回は整形外科の典型的な疾患に関してお話しさせて頂きます。


腰痛治療はまずは正しい診断から>> 



痛みのメカニズム

各疾患が痛みを起こす機序は様々です。私共は大体左側のようなメカニズムで腰痛の機序を考えております。腰椎椎間板ヘルニアに例を取ってみますと、最も典型的なのは神経根炎です。 しかしそれ以外にも狭窄や、椎間板原性疼痛、関節炎を起こす事が有ります。


腰痛を放置すると手遅れになる?

心臓の病気などは、神経がないため重症になるまで発見できず、手遅れになることがあります。
腰痛は一般的に手遅れはありません。また、下記の表では手術した場合としなかった場合を比較しています。手術をした1年後には90%の方が改善され、手術の効果が現れていますが、4年後以降を比較すると、手術の有無に関係なく同じ程度の方が改善されたと感じています。


腰痛は必ずしも手術の必要がなく、状況に応じて保存的治療も有効です。
主な保存的治療は、次のものがあります。

* 消炎鎮痛剤
* 漢方薬
* 索引
* 腰痛体操
* カイロプラティック
* 硬膜外腔ブロック
* 神経根ブロック
* AKA法


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お茶の水整形外科 院長: 銅冶 英雄(どうや ひでお)

お茶の水整形外科 機能リハビリテーションクリニック

所在地:
東京都千代田区神田駿河台4丁目1-2昭栄お茶の水ビル4階

TEL:
03-5577-6655


整形外科専門医として、骨折や腰痛・肩こり・膝の痛み・外反母趾など一般整形外科を、各種健康保険を取り扱う保険医療機関として幅広く診療。

また、リハビリテーション専門医として、マッケンジー法と靴および栄養療法をもちいてカラダの本来の機能を取り戻すためのリハビリテーションを、独自の機能リハビリテーションとして実施。


スタッフご挨拶/経歴 >> 






院長略歴

1994年
日本医科大学卒業

千葉大学附属病院・成田赤十字病院・国立がんセンター中央病院・千葉県立こども病院・千葉リハビリテーションセンターなどで臨床研修

2001年
米国エクストラデプスユニバーシティ留学、米国公認足装具士取得

2002年
千葉大学大学院医学研究院 神経生物学教室で疼痛の基礎研究

2004年
国際腰椎学会日本支部賞受賞

2005年
国際腰椎学会学会賞受賞

2006年
医学博士号:脊髄神経根でのc-Jun N terminal kinaseの疼痛への関与に関する研究

2007年
王立パース病院ベッドブルック脊椎ユニット留学(日本リハビリテーション医学会海外研修助成)

2008年
特許取得:四肢体幹に圧迫力を与えるための医療具

2009年
自分で治せる!腰痛改善マニュアル出版

2010年
お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニックを開設

2011年
首の痛み・肩こり・頭痛改善マニュアル&肩の痛み・四十肩改善マニュアル出版 医療法人社団色空会設立



資格

医師、医学博士、米国公認足装具士、日本整形外科学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、障害者スポーツ協会認定障害者スポーツ医、国際McKenzie協会認定療法士、日本体育協会認定スポーツドクター、介護支援専門員



所属学会

日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本足の外科学会、日本義肢装具学会、日本靴医学会、日本心理臨床学会



学会役員

日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本足の外科学会、日本義肢装具学会、日本靴医学会、日本心理臨床学会