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復興庁幹部暴言ツイート「左翼のクソどもから…」

 復興庁で東日本大震災の被災者支援に当たる幹部職員が、短文投稿サイトのツイッター上で特定の国会議員や市民団体を中傷する内容の書き込みを繰り返していたことが13日、分かった。この幹部職員は調査に書き込みの事実を認めており、復興庁は近く処分する方針。被災者支援対策の遅れが指摘される中、政府の姿勢が問われそうだ。

 菅義偉官房長官は記者会見で「根本匠復興相のところで処分するだろう。公務員法に抵触するようなことがある」と指摘した。

 根本氏は同日の衆院東日本大震災復興特別委員会で「事実とすれば国家公務員としていささか不適切な発言だ。不快な思いをさせたのであれば率直におわびしたい」と述べた。

 幹部職員は水野靖久復興庁参事官(45)。今年3月に被災者を支援する市民団体が開いた集会に参加した後、「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」などと書き込んだ。

 また複数の国会議員に対し、実名を出さずに「某大臣の虚言癖に頭がクラクラ」「ドラえもんの通告が遅い」などと書き込みをしていた。

 水野氏は調査に対し、復興庁の端末からはツイッターに書き込みができないため、自分の携帯電話などを使っていたと説明しているという。書き込みは既に、自ら削除している。

 水野氏は総務省出身で、千葉県船橋市副市長を経て昨年8月に復興庁に出向し、同6月に成立した「子ども・被災者支援法」に基づく東京電力福島第1原発事故の被災者支援を担当。同法は約1年たっても、運用の基本方針が示されない状態が続いている。

[ 2013年6月13日 13:20 ]

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