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日本野球機構 統一球の説明を覆す6月13日 6時11分
プロ野球で今シーズン使用されているボールの反発力が公にされないまま昨シーズンより高くなるよう調整されていた問題で、日本野球機構は12日夜の記者会見で、事務局の独断だったと説明し、コミッショナーの了解を得ていたとする前日の説明を覆しました。
12日夜の記者会見で、日本野球機構の下田邦夫事務局長は、ボールの反発力の調整を公表しなかった理由について、現場の混乱を避けるため事務局の独断で行ったと説明しました。さらに、同席したプロ野球の加藤良三コミッショナーも「1日前まで事実を知らず、知っていたら公表していた」と述べました。
しかし、下田事務局長は会見前日、報道陣に「コミッショナーには相談し、伝えていた」と説明していて、12日夜の会見で当初の説明を覆しました。理由については記憶が混乱していたとしています。
下田事務局長は、問題を大きくした責任を感じているとして、みずからの進退をコミッショナーに一任する考えを示しています。
今回の問題では、一連の対応に対する選手やファンの不信感が強まっているだけに、日本野球機構には、さらなる説明と今後の責任ある対応が求められています。
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