益城町の会社敷地内で白骨化した遺体が見つかった事件で、県警は11日、同居していた元妻を殺害したとして、本籍福岡市、住所不定、無職古賀孝一容疑者(59)を殺人容疑で再逮捕した。
熊本地検に送致される古賀孝一容疑者=5月22日、熊本東署
逮捕容疑は2011年2月26日ごろ、益城町広崎のアパートで、一緒に暮らしていた元妻の無職関育代さん=当時(50)=を殺した疑い。
県警によると、古賀容疑者は「両手で首を絞めて殺した」と供述。関さんは手足が動かなくなる病気になっていたとして「つらそうだったので、殺して楽にしてやろうと決めた」と動機を話しているという。
県警によると、2人は1987年に結婚し、その後離婚。関さんは別の男性と再婚したが、95年末ごろ、古賀容疑者と福岡から益城町に来て再び一緒に暮らし始めたという。
古賀容疑者は5月20日、「2年前に女性の遺体を遺棄した」と自分で110番通報。勤務していた会社の敷地内に遺体を埋めたとして、手伝ったとされる元同僚2人とともに、死体遺棄容疑で逮捕・起訴された。
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