益城の白骨遺体:殺人容疑で再逮捕−−県警 /熊本
毎日新聞 2013年06月12日 地方版
益城町の会社敷地で白骨化した女性の遺体が見つかった事件で県警は11日、女性の元夫で住所不定、無職、古賀孝一被告(59)=死体遺棄罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕した。県警によると「病気でつらそうだった。殺して楽にしてやろうと思った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は2011年2月26日ごろ、当時住んでいた同町広崎のアパートで、同居していた元妻の関育代さん(当時50歳)を殺害したとしている。古賀容疑者は「両手で首を絞めて殺した」と供述しているという。
県警によると、古賀容疑者は1987年に関さんと結婚。90年に離婚したが、95年末から益城町で同居を始めたという。関さんについて「手足などが動かなくなる病気だった」と説明している。
事件では、古賀容疑者と共謀し関さんの遺体を遺棄したとして、元同僚の男2人も死体遺棄罪で起訴されている。【丸山宗一郎】