日隅さんの命日によせて。(おしどりマコ)
先月の5月17日は、福島県庁で記者会見を開いてらっしゃいましたね!
牛の殺処分に反対して飼育を続けている浪江町の希望の牧場が、
「作業内容をインターネットで無断公開しない」という同意書にサインしないと牧場がある警戒区域内に入れない、
という原子力現地対策本部からの圧力を不当だ、と訴える会見。
しかし、会見後の23日には、この同意書が撤回され、日隅さん、すごいな! と感服しましたよ!
福島県庁には待ち合わせをして行って、要望書の提出などなどもご一緒しましたが、日隅さんのお顔が真ん丸で、
「浮腫みが全く取れないんだよー、昨晩も血尿が出て、今日福島に来れるか心配だったよ」とおっしゃっていて、
もう、本当に本当に無理をなさらないで、でも本当に本当にありがとうございます! と心の中で思いました。
けど、ご自分のお体のことをお話されるより、いつも、虐げられているどなたかのことをずっと心配してらして、
「ひどいよねー、なんとかしないとねー」と何かしらおっしゃっておられて。
日隅さん、スゴイ人ですよ! 生きざまを見せつけられちゃいましたよ!
原発事故の取材をして仕事が激減した私たちに
「僕がもう少しバリバリやってたときだったら、あちこち仕事を紹介してあげられるのにー」
と私たちの心配までしてくださって!
でも、今日、逝かれるとはね! 私たちの仕事は、親の死に目にもあえない、とは言いますけど、
今まで、ずっと東京にいたのに、よりによって、北海道にいるときに?
もーう他のときならもっと駆けつけることができるのに!
今日は、ずっと日隅さんの病状を電話連絡で聞きながら、一目会いたいけど、
お話ししたいけど、でも、もう、これ以上の痛みは、辛さは勘弁してください、神様! とお祈りしてました。
日隅さんが劇的に治るほうをお祈りしてたけど!
でもお聞きする病状は、本当にハンパなかったんだよね。
今、この世界で、日隅さんにお会いできないことは、あの声を聞けないことは、
あの猫のようなクシャっとした笑顔を見れないことは、しみじみ悲しい。
頼りになる日隅さんがいないことは心細い。
でも、私は、日隅さんともう一度会えると思っています。
それほど、日隅さんが大好き。
日隅さんと、また合流したとき、いろいろご報告できるように、しっかりやんなくちゃね!
いや、なんか今までよりお見通しの気がする…
日隅さんの「じゃ、またね!」から今回は間があいちゃうけど、でも、また絶対会いますからね!
日隅さん、去年の5月に病室でした約束を思い出してね!
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