「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」

「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」

2009年07月07日08時07分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
Check
hatena
0
  「韓国が最も厳しい時に外貨を融通してくれたのは、米中日の中で日本が最後だ」

  尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官は6日、日本有力経済紙である日本経済新聞とのインタビューでこのように指摘し、「世界第2位の経済大国なのに、日本は出し惜しみをしている気がする」と語った。

  昨年9月、グローバル金融危機の余波で外国為替市場に不安感が高まり、韓国は主要国と通貨スワップを推進、米国とは昨年10月に、中国・日本とは昨年12月にそれぞれ300億ドル規模の協定を締結した。

  尹長官は「日本は周辺国が大変な時は率先し、積極的に支援の手をさしのべてほしい。アジア諸国が日本にふがいなさを感じるゆえんだ」と述べた。

  また、通貨スワップのような金融協力を日本と拡大することについて「今はそれほど必要な状況ではない。300億ドルの枠がある現協定が切れる10月に、延長の是非を含めて協議したい」と明らかにした。

  韓日自由貿易協定(FTA)に関しては「日本側がもう少し譲歩し、配慮すれば早く締結できるのではないか」と指摘した。

  尹長官は「韓国だけでなく世界的に景気不況の最も厳しい時期は過ぎた」とし「今年の経済成長率予測値を-2%から-1.5%に上方修正したが、これも保守的にとらえたものだ」と述べた。

【ホットクリック】

・ 「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」
・ 韓国の経済規模は世界15位…5年間で4段階下落
・ 【社説】李大統領の財産寄付、「寄付文化」拡散のきっかけに
・ 「韓流スター」ペ・ヨンジュン、韓国語の先生に
・ 【BOOK】日帝時代の大邱富豪9つの家系とは
・ 昨年の為替防御費用4兆5000億ウォン
【今日の感想】この記事を読んで・・・
面白い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事

関連キーワード