益城の白骨遺体:死体遺棄罪で3容疑者起訴 /熊本
毎日新聞 2013年06月11日 地方版
益城町木山で白骨化した遺体が見つかった事件で熊本地検は10日、死体遺棄容疑で逮捕された、住所不定、無職、古賀孝一(59)▽同町惣領、無職、緒方成人(43)▽同町宮園、会社員、内田秀雄(58)−−の3容疑者を死体遺棄罪で起訴した。古賀被告は殺害についても自供しており、県警は殺人容疑で再逮捕する方針。
起訴状などによると、3人は共謀し11年3月6日午前7時ごろ、益城町木山の会社敷地内に穴を掘り、古賀被告の元妻、関育代さん(当時50歳)の遺体を埋めたとしている。
県警によると、古賀被告は87年に関さんと結婚。90年に離婚したが、95年末から益城町で同居していたという。古賀被告は「(関さんは)だんだん動けなくなる症状だった」と供述しているという。
3人は会社の元同僚で、緒方被告は「(古賀被告から)『殺した』と告げられ断れなかった」。内田被告も「手伝ってくれと頼まれた」と認めているという。