「カブトムシの森プロジェクト!」 クラウドファンディングサイト「レディーフォー」にて
4月16日~6月15日まで、クラウドファンディングサイト「レディフォー」にて、「カブトムシの森プロジェクト」の企画を公開しています。
都会に近い林に、放射能汚染で使えなくなったシイタケ用ホダ木を洗浄利用して、みんなで「カブトムシの森」をつくろう、という企画です。
環境学習や子ども達の自然体験、生態系保全を大きく捉えた企画です。
興味のある方、ぜひご覧になってください。
人と人、人と自然が共生できる「絆・社会」の実現を目指して
私たちは、千葉県・習志野市&袖ケ浦市から福島県・南相馬市と千葉県旭市へと支援を行うとともに、環境学習、自然保護に取り組んでいるNPO法人です。
2013年4月現在、22回の物資運搬、ボランティア等を行ってきました。
お知らせ
4月16日~6月15日まで、クラウドファンディングサイト「レディフォー」にて、「カブトムシの森プロジェクト」の企画を公開しています。
都会に近い林に、放射能汚染で使えなくなったシイタケ用ホダ木を洗浄利用して、みんなで「カブトムシの森」をつくろう、という企画です。
環境学習や子ども達の自然体験、生態系保全を大きく捉えた企画です。
興味のある方、ぜひご覧になってください。
4月16日~6月15日まで、クラウドファンディングサイト「レディフォー」にて、「カブトムシの森プロジェクト」の企画を公開しています。
都会に近い林に、放射能汚染で使えなくなったシイタケ用ホダ木を洗浄利用して、みんなで「カブトムシの森」をつくろう、という企画です。
環境学習や子ども達の自然体験、生態系保全を大きく捉えた企画です。
興味のある方、ぜひご覧になってください。
22回目の南相馬市への物資運搬報告です。
今回は、同僚の袖ケ浦市議の笹生典之さん、NPOで一緒に活動している習志野市議の市角雄幸さんが同行してくれました。
地元の笹生典之さんの参加は嬉しい限りです。
早朝、レンタカーを借りて物資の詰め込みからスタートです。
今回も180箱の物資が集まりました。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今回も、前回に続き、袖ケ浦市岩井の83歳のおばあちゃんが物資を出してくれました。
段ボール4箱と、前回はおばあちゃんが畑で作ったサツマイモでしたが、今回は、朝取りのネギがたくさん!
現地では、今まで野菜は自分の畑で作っていたのが、放射能の影響で、生まれて初めて「買わなきゃならない」状況です。
「何が悔しいって、野菜を買わにゃいけんのが一番悔しいヨ」と皆さん言いますから、このネギは本当に喜ばれました。
今回は典之さんが手伝ってくれたので、雨の中にもかかわらず、とてもスムーズでした。
習志野経由で市角さんを拾って南相馬へ。
貨物車で後部座席がないので、前にデカい男3人でキツキツ(笑)・・・しかもネギ臭満載(笑)
車内では3人で習志野市と袖ケ浦市の議会の違いや現状の問題などを話し、それぞれの市議会や市政システムの違いにお互いが驚き、また、それいいね、的にマネすべきと思うことも多く、やはり情報交換はとても大事だなぁ、と思いました。
17:30、南相馬の鎌田さん宅に到着。
いつもの「南相馬感謝の会」のメンバーの皆様が物資の下ろしと仕分けに手伝いに来てくれました。
今回も、夕食から宿泊まで、鎌田家にお世話になりました。
こうやって、南相馬感謝の会の皆様たちと一緒にビールを飲みながら、いろいろな話を伺う中で、今、この場に何が必要で、何をすべきなのか、が見えてきます。
南相馬には、最近、2軒もパチンコ屋が新規開店したそうです。
パチンコ屋はいつでも駐車場が満車で、朝から大繁盛だそうです。
南相馬など原発被害の地域では、今、オカシナことが起きているそうです。
人が住んでいる事になっているが、実際にはだれも住んでいない「幽霊仮設」がかなり増えているそうです。
つまり、こういうことだそうです。
原発被災者として仮設で暮らしていると、家族1人につき10万が東電から出るのです。
兄弟や親せきなど数人名前を借りて集め、仮設に入る手続きをして、書類上は7人家族が入居します。
・・・が、実際は、手続きだけで、普通に家を借りたりして別の場所で生活しているのです。
この家族というかこの方には、月に70万もの支給があるわけです。
器用に法の隙間を突いて、このようにズルをする人が増え、その人たちは毎日パチンコをしています。
しかしながら、高齢者や情報の少ない弱者には、支援はありません。
毎回、多くの衣類を運びますが、感謝の会の皆様たちから、「一着も無駄にしていませんよ。みんな困っている方々に渡り、喜ばれています」と聞かされました。
上手に悪知恵を働かせて立ちまわる人と、支援がなにもなく、本当に大変な暮らしをしている人。
この差が、大きく開いているのです。
みんなが気持ちを込めて行った募金がパチンコに使われている。
これが実情です。
つまり、これからの支援には、弱者のための支援、確かな届け先と、的確な判断が必要なのです。
もうひとつ、パチンコ屋が繁盛する理由を伺いました。
今まで農業や漁業を頑張っていた方たちが、仕事ができなくなっています。
やることがなくなってしまっているのです。
また、釣りをしたり、カニを採ったり、山で山菜やきのこを採ったり・・・
こんな遊びも、今では出来ません。
遊ぶこともできなくなってしまっているのです。
つい、パチンコ屋へ行ってしまう。
この震災以降にパチンコを覚えてしまい、パチンコ中毒から抜け出せない高齢者がたくさんいるそうです。
なんともやるせない話ですが、これが今の南相馬や浪江の現実です。
ちょっと一服。
鎌田さんのお父さんが自分で作った茶室でお茶を頂きました。
「懐かしいなあ」と言いながら竹筒を拭きながら火を入れる典之さん。
朝も茶室から。
鉄瓶のお茶はなぜかウマイ!
南相馬市役所へ。
桜井市長と。
市長から、行政のトップとして、どのように今回の災害に対応され、南相馬市を背負ったかを伺いました。
また、NPOの立場ではなく、地方議員という立場から、被災地に何をすべきか、何ができるか、
また、実際にこのような災害が起きた時に、議会は、議員はどう動き、何をすべきか、などを伺いました。
桜井市長からはとてもいい話を伺うことができました。
震災直後から4日間、全く寝る時間もない中、次々に起こる爆発や不確定な情報の乱舞。
市民の避難、混乱。
食料と水の不足。
そんな中、信念を持って貫いたのが「市役所としての避難をせずに、今の庁舎に残る決断をしたこと」だそうです。
「もしあの時、私が、職員がみなここから逃げていたら、今の南相馬市の復活はなかった」
・・・勇気ある決断であったと思います。
また、多くの行政支援に助けられたことを話してくれました。
原発爆発の直後、新潟県知事からすぐに連絡があったそうです。
「新潟県で、南相馬市の全住民を受け入れる!何とかする、任せろ!」
群馬県片品村の村長からも、
「1500人はすぐに受け入れる!頑張れ!」
友好都市の杉並区からは、杉並区民の募金も含め、5億7千万が寄付されたそうです。
富山県南砺市からは、1年で187人もの職員を送り込んでくれたそうです。
・・・こういう決断を瞬時に出来るトップは、本当に素晴らしいです。
災害時における市と議会の立場について伺いました。
非常時には、市長としての専決処分の決断が大事で、議会と市の立場としては、
「非常時には、議会が執行部に最大限協力する体制を確保しておくこと」
が何より大事であることを教えられました。
南相馬市では、あの時、なんと半分以上の市議会議員が南相馬から避難してしまったそうです。
議会としての機能は無く、協力体制どころではなかったそうです。
また、災害時には国や県との情報ラインの確立が非常に重要であり、今回の災害時も国の官僚が南相馬市に派遣され、国の支援情報や動きを常に報告、実行してくれる官僚がすぐ横にいつもいたから、南相馬市は他市より先手先手で立ちまわる事ができたそうです。
最後に、災害時に議員としてやるべきことは、
「市と、議員が、同じ方向を向いて、議員は市に協力して、住民の命を守る」
この1点に尽きる。
とのことでした。
本当に勉強になりました!桜井市長、貴重なお時間を長く頂き、ありがとうございました!
市役所訪問のあとは、子ども関係の物資を、原町の聖愛保育園に「お届けしました。
少しずつではありますが、子ども達も戻ってきました。
子ども服、おもちゃ、文具、本などをお届けさせて頂きました。
今回は以前は入れなかった南相馬の原発側の隣町、浪江町まで一時立入ができるようになっていましたので、浪江町を視察してきました。
誰もいないまち。
震災時の爪跡がそのまま残っています。
国道6号。ここから先は入れません。
南相馬の要望として一番多いのは、この国道6号の開通、そして常磐道の開通です。
国会議員の皆様、ぜひともよろしくお願いいたします。
津田沼ショッピングセンター「ミーナ」(元丸井)4Fにて、3月20日まで、
「NPO法人たすけあいネイチャーネット 被災地支援活動報告会」を開催中です。
震災直後から今までの20回の南相馬市への支援活動を、写真と文で展示しています。
お近くに行かれる際は、ぜひお寄り下さい。
次回の南相馬支援は3月下旬を予定しています。
12月1日、2日で、南相馬市への物資支援を届けてきました。
早いもので、これがもう19回目の南相馬行きとなりました。
今回も袖ケ浦市での集荷物資が多く集まりました。
朝8:00、木更津のレンタカー屋にトラックを引き取りに行きます。
私の家に山積みの、袖ケ浦の皆様から、そしてネットで募集してお届け頂いた物資を詰め込みます。
このあと、葛西生花市場で大量にポインセチアを積むので、できるだけフラットになるように、トラックに物資を詰め込みます。
東京で2番目に大きい規模の生花市場、葛西生花市場。
ここはチョイ前まで、毎朝通っていた市場です。
仲間の花屋にお願いしておいたポインセチア。
4トンロングトラック満載!
フラットに積んだ物資の上は、一面、ポインセチアの畑!
ドア前まで、隙間なしで真っ赤!
葛西生花市場をあとにして、一路南相馬へ。
福島西ICを降りたころはもう夕闇。
ガンガン雪が降ってる・・・
セルフスタンドで給油。
いやホント、凍える寒さです。
現在、南相馬市へ行くには、原発で海側が通れないので、山を3つ越える山道を通らなければなりません。
山道は雪山、凍結。
夜道をゆっくりゆっくり慎重にハンドルを握ります。
これは翌日、帰りに写した画像ですが、普通に雪・雪・・・
物資ステーションの鎌田さん宅に着いたのはもう20時近くでしたが、近隣の皆様がお待ちしてくれていて、温かく迎えてくれて頂き、感激でした。疲れも消えますね。
地元の皆様15人と一緒に夕飯を頂き、今回も鎌田さん宅に宿泊させて頂きました。
多くの皆様に迎えられ、感謝の言葉をホントにたくさん頂きます。
私たちが運び続ける物資を、地元の皆様が毎回、心待ちにしているのがわかります。
翌朝、早くから、地域の皆様が集まり始めます。
物資の仕分け作業です。
袖ケ浦市岩井の81歳のおばあちゃんが朝取りで畑で掘ってきてくれたサツマイモと、大根の漬物、衣類を出してくれました。
おばあちゃん、福島の方に届きましたよ!
次々と地元の皆様の軽トラが来ます。
この軽トラで、、私たちの物資が振り分けられ、一人暮らしのお年寄りのもとへ届きます。
軽トラ1号、出発!
こうして地域の方々に振り分けて、そこから個人宅に届けられます。
今年も聖愛保育園・原町教会にもお届けしました。
たくさんの子ども服をお届けしました。
保育所には、放射能測量計が設置されています。
一番頑張ってくれている、鎌田さんのオヤジさんが今回一番喜んだのはこの皮ジャケット。
「こんただカッコエエのは自分じゃ買えねえしなぁ!いいんだなぁコレ!ありがとう!」
今回、物資をご提供頂いた皆様、本当にありがとうございました。
私どものNPO法人たすけあいネイチャーネットの自慢できるところは、
「皆様の気持ちとしてご提供して頂いた物資が、確実に、本当に必要な方の手元に、きちんと届く中継ラインを作り上げた」
ことです。
一般的な被災地支援のように、「いくらお金を義援金として出しても、どこにどう使われているのかが解らない」、ということがありません。
1月と2月は山道が超雪山になってしまうので行けませんので、次回の物資運搬は3月下旬を予定しています。
皆様のご協力をお待ちしています!
袖ケ浦市、習志野市等から今回もたくさん集まった物資。
衣類、食品、米、生活用品、ペットフード・・・
ほんの一部しか紹介できないのが残念ですが、まずはメッセージの紹介から。
過去の南相馬支援ツアーに参加してくれた皆様からも、遠方より宅急便でご支援いただきました。
さて、出発は15日AM、木更津でトラックをレンタカーで借りて、袖ケ浦の物資を詰め込み開始。
習志野の事務所でも多くの物資を乗せて、今回の助手席には八千代特別支援学校のS先生と一緒に南相馬へ向かいます。
ダンボール約300箱です。
福島に着いたらもう夕日の頃。
南相馬に行くには必ず通る隣まちの飯舘村。
放射能の影響で全村民強制避難、だーれもいない村。
相変わらず畑も田も「原っぱ」です。
本来なら、このあたりは彼岸用のリンドウが出荷のピークですが、どのリンドウハウスにも花は見られませんでした。
ハウスを遮るように、セイタカアワダチソウやツキミソウが好き放題に茂ります。
あちこちにちりじりになっている飯舘の方々が、ここに集まれる日がくるのはいつでしょうか、、、
南相馬の現地ボランティア、鎌田さん宅へ着いたのは日が暮れた頃でした。
今回も八千代特別支援学校の木工班が作ったプランターカバーもお届けしました。
S先生とともに、鎌田さん宅で夕食をご馳走になり、そのまま宿泊までお世話になりました。
ご主人が沢で採ったカジカやモズクガニのみそ汁、庭の青シソをたっぷり使ったシソ味噌や採れたてのナスなどの新鮮な野菜・・・
楽しい夕食の中で、ちょっと驚く話を伺いました。
ご主人は造園屋さんなんですが、職人さんが辞めてしまって困っている、というのです。
聞けば、タイル屋さんも瓦屋さんも大工さんも、みんな職人さんが辞めてしまったそうです。
「おらんとこや大工んとこの日当が9000円から1万ちょいくれえなのにな、昼過ぎから始まるガレキの木端拾いが15000円なんだーよ。みんなそっちばっか行っちまって、職人がいなくなっちまった・・・」
南相馬のセブンイレブンの時給って680~780円なんです。
そこに日当15000円の仕事が降ってきたら・・・
しかも、初めは家を失った方限定だったのが、いまやコネやらクチコミやらで、誰でも受け入れているそうです。
また、同じ南相馬市内での「助成金獲得格差」があまりにも大きいことに驚きます。
例えば、鎌田家や近隣の一人暮らしの高齢者、ペットがいる家などは、多少家が崩れたりしても避難所に行かずに在宅避難で頑張っています。
そのような場合、行政から支給される金額はずっと0円でした。
しかし、すぐ近くに住む家族は、家が問題ないにも関わらず、避難した、という実績だけで、借り上げ住宅を借り、夫婦&子ども3人&年寄り2人の家族に東電からひとり10万、家族で1カ月70万もの義援金が配布されているのです。
世渡り上手な世代がオイシイ想いをして毎日パチンコ通い・・・
南相馬のパチンコ屋はもう大混雑です・・・昨日も駐車場から車が溢れていました。
反面、自宅でホソボソと頑張っている高齢者には何もなし・・・
我々の物資は、こういう方々に届けていますが、どうにかならないのでしょうか、この矛盾。
見ただけではワカラナイ、TVや新聞でも報道されない事実、現実が南相馬にはあります。
朝、庭を眺めると、さすがは造園屋さん。
いいですね、この風景。
朝になると、地域の方々が今回届けた物資の仕分けの手伝いに続々詰めかけてきてくれました。
こうやって、皆様からお預かりした物資は、現地の多くの方々の協力のもと、近隣の本当に物資を必要としている方々へ届きます。
朝食を頂いた後、「南相馬緑を育てる会」の半杭会長のご自宅へ。
「南相馬緑を育てる会」は、震災前は市内の多くの場所へ花植えをしていたチームでしたが、震災で多くのメンバーを失い、また、市も花の予算が採れず、花植えをあきらめていました。
そこで我々のNPOが、花を同じ南相馬の生産者から買い、「南相馬緑を育てる会」の皆様と一緒に市立病院や公共施設に花を植栽したという経緯があります。
今ではメンバーのみなさんも元気に花を植えています。
タオルや衣類などを届けさせていただきました。
その後、震災以降立入禁止区域であった小高地区へ視察に行きました。
4月にようやく立入だけは解放された区域です。
6号沿いはだいぶ片付いていましたがちょっと中に入ると震災の傷痕はそのままでした。
パチンコ屋さんもそのままです。
この先は道路も削れたまま、すべてがあの時のままです。
このあたりにだけ見られる袋の山。
積み上げてはありますが、さて、これからどうしましょうかね、、、
最後に、前回、花を植えた小池長沼仮設に行ってきました。
夏前に植えたペチュニアがまだ咲いていました。
ここ小池長沼仮設住宅は、ペットとともに暮らせる貴重な仮設です。
数百の犬、猫が暮らしています。
シロちゃんとお母さん。
次回は12月初旬予定、ここにパンジーを植えに来ます。
物資も集めますので、ご協力お願いたします。
南相馬市へ18回の支援物資運搬を行います。
9月15日出発です。
今回の届け先はいつもの福島県南相馬市です。
在宅避難のお年寄りや長沼仮設(ペット同居仮設住宅)の方々へ届けます。
在宅避難とは、震災後、避難所へ行かずに自宅にいた被災者の方々です。
多くのお年寄りが、「多少崩れても自分の家にいたい」と、避難所へ行かずに自宅に残りました。
また、ペットと同居する方も、避難所に行けない方が多かったのです。
在宅の方には、公的な支援がほとんどなかったのです。
行政は、「物資は足りてます」と言いますが、そんなことはないんです。
「全市民に公平性を保つ配布」ができないから、物資受け入れを拒んでいるのです。
原発周囲で暮らしている方々は、みんな物資を必要としています。
我々が持っていく物資が余ったことは一度もないんです。
物資にご協力いただける方がいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。
袖ヶ浦市近辺であれば取りに行きます。
運搬日:9月15日(土)
物資回収期間:9月4日~9月14日
ご協力頂きたい物資(現地での要望品)
・衣類(夏~秋物、新品同様もしくはクリーニング済、段ボール2箱まで)
・食品(缶詰、飲料、乾麺類、菓子等)
・生活用品(蚊取り線香、洗剤、タオル、シャンプー、生理用品、ティッシュ等)
・ペット用品全般(仮設住宅で暮らすワンちゃんやネコちゃんに届けます)
物資にご協力頂ける方は、下記までご連絡お待ちしています。
kuwagata_nkc@yahoo.co.jp 090-3214-8717 木村まで
*物資はなるべく段ボールに詰めた状態でお願いします。また、段ボールには「中に何が入っているか」と「被災地への一言メッセージ」をお願いします。被災地の方はメッセージを楽しみにしています。
先日、習志野市の向山小、屋敷小で「カブトムシ育成プロジェクト授業」を行ってきました。
このプロジェクトはもう10年近く続いています。
「習志野くわがた倶楽部」で続けていたこのプロジェクトは、NPO法人たすけあいネイチャーネットのネイチャー部門の事業として継続しています。
学校敷地内に穴を掘り、そこに学校で出だ落ち葉を貯めます。
落ち葉は腐葉土になり、いろいろな虫や生き物たちの住処になります。
子どもたちは、自分たちで落ち葉を集め、そこでカブトムシを育てるのです。
命の大切さを学び、「どうして昔はいたのに今は習志野にはカブトムシがいないのか?という観点から、自然環境を学び、
ゴミだと思っていた落ち葉が虫の餌になることで「緑のリサイクル」を学び、
そして何より、昆虫の生態について学びます。
みなさん、カブトムシの幼虫は、どこで息をしているか知ってますか?
実は、幼虫の脇腹にある黒い点々、ここで息をしてるのです。
例えばチョウが、足先で味覚を感じているって知っていましたか?
こんな話を、「昆虫授業」として1時間講義し、もう1時間は外(フィールド)に出ての観察です。
さてさて、幼虫はおおきくなったかな!?
今年も2年生から、1年生に、カブトムシの幼虫が手渡されました。
「わたしたちの育てたカブトムシ、大事に育ててください」
幼虫は、向山小、屋敷小のカブトムシ育成場で大きくなっています。
いましたいました!
みんなの集めた腐葉土で大きくなってます!
掘り出してみましょう!
みんな、幼虫を触れるよ!
カワイイね!
プリプリしてるよ!
次は教室で、カブトムシの授業です。
こんな勉強ばかりなら楽しいね。
カブトムシの餌や生態について、1時間勉強しました。
たくさんの質問が出てきました。
子どもの質問はいつも面白いです。
今回は「地震の時はどうすればいいですか?」だって(笑)
いよいよ各自、自作のペットボトル飼育容器に入れます。
小さめがメスの可能性大です。
みんな、しっかり育ててね。
幼虫を、一人1匹、自分で飼育します。
これが2Lのペットボトルを使った「カブトムシ羽化容器」です。
夏休み前には立派なカブトムシになり、その幼虫がまた向山小で、屋敷小で育ち、来年の新1年生に育ててもらいます。
私は30数年前、ここ向山小の生徒でした。
そのころはまだ、学校の近くでコクワガタやカブトムシが採れたんです。
今では考えられませんが、私の遊びといえば、虫取りにハゼ釣り、ザリガニ、メダカすくい、カニ捕り・・・
谷津にも本当にたくさんの自然があったのです。
田んぼも林も小川も沼地もなく、まったく生き物に触れられない習志野の子供たちは、本当に不幸だと思ってしまうのは私だけでしょうか・・
5月26,27日 南相馬市に花を植えるボランティアツアーに行ってきました。
私個人としては、南相馬市に入るのはこれで震災から18回目となりました。
今回は、4月16日に立ち入りが解除された南相馬市小高地区の視察も含め、南相馬市内の仮設住宅15か所に花を植えてきました。
ボランティアバスツアー参加者は全国から40名、地元南相馬市のボランティアスタッフやお手伝い頂いた仮設住宅在住の皆様を合わせると総勢100名以上のイベントとなりました!
今回植えた花ですが、南相馬市の花農家が生産した花と、地元八千代市の八千代特別支援学校の園芸班が作った花を買い上げ、仮設住宅に植えてきました。
八千代特別支援学校木工班のみんなからのメッセージカードも。
物資が多かったので、花見川支部長の段木さん(千葉市議会議員)が先週、物資をひと足早く南相馬へ運んでくれたのですが、まだまだいっぱいです。
こちらは被災地のわんこ達へ。
おうちにシートにドッグフード。
今回、花がバスに積みきれず、私は自分の車で花を満載にして南相馬へ。
バスは早朝から津田沼、松戸を経由して南相馬へ。
ここは放射能ホットスポット、飯舘村です。
南相馬のとなり。
全村民強制避難が続いています。
農作物を作っても当然売れないので、畑も田もただの荒れ地になっています。
人の気配のない、草ボーボーの荒れ地が続く飯舘村です。
この地の方々の気持ちを思うと、本当に胸が痛みます。
14時半に、集合場所の道の駅南相馬へ着。
まずは我々の物資を「南相馬感謝の会」鎌田さん宅へ。
鎌田さん一家は南相馬居住で支援のない「在宅避難」のお年寄りたちに物資を振り分けて頂いています。
バスから物資をリレーで倉庫へ。
鎌田さんが参加者のためにお茶を用意してくれました。
地元の皆様と交流会をしながら、鉄瓶と薪で入れた美味しいお茶を頂きました。
これは南相馬名物の凍天(しみてん)。
ツアー参加者はみんな初めてでしたが、その美味しさに感動。
鎌田さん夫婦に、八千代特別支援学校からのメッセージと、手作りプランターをお渡ししました。
バスは被災地視察へ向かいます。
4月16日に初めて立ち入り解除された小高地区への視察です。
この地域は原発に近く、居住住民でも立ち入り不可でした。
つまり、被災時の現状が残っている地区なのです。
大型バスなので海沿いには入れませんでしたが、国道6号沿いからでもその傷跡は伺えました。
車、車・・・
建物も・・・
果てしない拡がりを見せる津波被害跡を、ツアー参加者たちは茫然と眺めています。
車、船、瓦礫・・・
視察後は、定宿となった相馬市の「夕鶴」へ。
夕食後、「南相馬感謝の会」鎌田さんの話を参加者みんなで聴きました。
彼は震災時、海岸近くを運転していて、ギリギリ津波から逃げることができました。
今でも海が見られない。そう語っていました。
また、高齢者や動物を飼っていて避難所や仮設に行かなかった「在宅避難」の方々には援助も物資も届かず、在宅避難の方々は今でも物資はなんでも欲しい、という事実に参加者は驚いていました。
参加者とのディスカッションの中で、「今いちばん欲しいもの」は?と聞かれて、
「南相馬は交通的に遮断されているので、早く常磐線と常磐道を通してほしい」
とのことでした。野田さん、頼みますよ!
翌日。
早朝から花植えの準備です。
今回は我々ツアー参加者以外に、花で協力してくれたコメリさん(ホームセンター)からも7名のスタッフがお手伝いに来てくれました。
まずは仕分けと振り分け。
現地ボランティアの皆様が各仮設に軽トラで運搬してくれます。
総勢70人が4班に分かれて、担当仮設へ。
プランターに花を植えていきます。
仮設に住む方々もお手伝い頂き、いい交流ができました。
八千代特別支援学校の木工班のプランター、園芸班のペチュニアが、仮説住宅集会所の前を華やかにしてくれました。
秋に、またパンジーを植えにきます!
一緒に作業をしてくれた小池長沼仮設住宅の皆様も一緒に記念撮影。
今回ツアー参加の皆様に、どうしても見て頂きたい場所があり、最後にその場所へ。
20メートル以上の海岸脇の崖の上の家が津波で流された場所です。
最後に道の駅南相馬でお土産を買い、今回のツアーは無事終了しました。
今回、多くの仮設の方々と接して、新たに感じたことがあります。
今、仮設の皆様が求めているのは、
「ふれあい」「交流」「参加型イベント」など、「笑って過ごせる時間」を最も必要としていると感じました。
もちろん、仮設に住む方全員ではありませんが、そのような機会を求めている方が非常に多かったことを痛感しました。
今後の支援として必要なのは、ただ「物資を届ければいい」のではなく、「会話」や「出会い」、それによって生まれる「楽しい時間」であると思います。
NPO法人たすけあいネイチャーネットでは、現地の方々の話を聞いて、より喜んで頂ける活動を今後も続けていきます。
5月26日、27日の「南相馬市花いっぱい運動」は無事終了しました。
南相馬市鹿島区の15の仮設住宅に、330のプランターを設置することができました。
何より当日参加していただいた仮設住宅のみなさん、そして鎌田さんをはじめとする南相馬のみなさん、千葉や東京、埼玉、神奈川から参加していただいたボランティアのみなさん、ボランティアとして参加していただいた㈱コメリのみなさん、そして多大なるご協力をいただいた鹿島区役所地域振興課をはじめとする行政のみなさんに心より感謝申し上げます。
詳細な報告は、近日中にアップロードしますのでお待ちください。
南相馬市のボランティアバスツアーは、おかげさまで募集定員に達しましたので締め切りました。
お申込みいただいた皆様、当日はどうぞよろしくお願いいたします。
いつも、ホームページをご覧いただきありがとうございます。
南相馬市に花を植えるボランティアバスツアー(5月26日、27日)の残席状況は以下の通りです。
5月26、27日 南相馬市バスツアー 残席10です
間もなく満席なることが予想されます。
お早めにお申し込みください。
仮設住宅に花を植えることによって、きっと町が明るくなると思います。
また、「花のスポンサー」募集中です。
100円(花1鉢分)で、あなたの思いが被災地に届きます。
詳細はこちら。
4月24日付け朝日新聞朝刊千葉版のちばマリオンのコーナーに南相馬市のボランティアバスツアーの記事を掲載していただきました。
残席がまだございますので、ぜひご参加ご検討ください。
詳細はこちらをご参照ください。
福島県・南相馬市に花を植えるボランティアバスツアー
催行が決定しました!残席は17名です(4月16日現在)。
●日時:5月26日(土)・27(日)(1泊、添乗員同行)
●費用:19,800円(消費税・宿泊代・食事代・交通費等含む)
●集合 JR津田沼駅南口千葉工大西門近く(6:45)、京成津田沼駅南口千葉銀行近く(7:00)、JR松戸駅西口ロータリー(7:45)
●宿泊先 福島県相馬市松川浦 「なぎさの奏 夕鶴」
〒976-0022 福島県相馬市尾浜追川147 TEL0244-38-7111 FAX0244-38-6355
※「旅館 かんのや」で当初ご案内していましたが、変更になりました。
行程(天候等により変更となることがございます) |
食事 |
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26日(土) | 各出発地発→(常磐自動車道)→船引三春IC→昼食→南相馬市着(14:30)→支援物資運搬・被災地見学(2時間程度、現地の人に説明していただきます)→宿泊先着(17:30頃) | 昼 ○夕 ○ |
27日(日) | 宿泊先発(8:15)→南相馬市→花の植栽ボランティア活動(2時間程度)→昼食→船引三春IC→(常磐自動車道)→JR松戸駅西口ロータリー着(19:15頃)、京成津田沼駅南口着(20:00頃)、JR津田沼駅着(20:15頃) | 朝 ○昼 ○夕 × |
●ご用意いただくもの
初日の朝食、バス移動中の飲料水、作業に適した服装、ウエストポーチなど、カッパ(雨天でも作業する場合があります)、帽子、厚手のゴム手袋もしくは軍手、マスク、作業用タオル、保険証コピー、ボランティア保険加入証(任意、お住まいの自治体の社会福祉協議会で加入できます)
●支援物資のご協力のお願い
私たちは、南相馬市原町地区の在宅の市民へ、支援物資を月に一回程度運搬しています。今回のバスツアーにおいても、バスのトランクを利用して運搬しますので、下記の品目についてご提供いただける方はお願いいたします。
春~夏物衣料、下着類、素麺やうどん等乾麺類、缶詰、米、100%飲料類、お菓子、マスク、蚊取り線香、シャンプー、ボディソープ、タオル類、アルミホイル、サランラップ等生活用品、等
●現地の声
先日は植栽ボランティアツアー大変おつかれ様でした。おかげ様で南相馬市もプランターがお花いっぱいになり心が明るく暖かくなったと市民の方々から大変よろこばれています。それからたくさんのいろいろな物資ありがとうございます。作業場に毎日何人かの人たちに来てもらい洋服から食料その他いろいろ品物を配らせていただきました。在宅の人達はどこからも支援をいただいていないので本当にありがたいことです。仕事も少なく収入がほとんどない私達みたいな者にはありがたい事です。(「南相馬支援に感謝する会」からの手紙より抜粋)
●参加者の声
このツアーに参加して本当に良かったと思います。支援にはいろいろなかたちがあります。金銭的・物理的な支援が必要なのは言うまでもありませんが、「こころ」を支える支援も大切です。被災された方が立ち直るには長い時間がかかります。我々は、被災者のことをずっと忘れずにエールを送り続けていくことが必要であると強く感じています。(習志野市在住 Mさん)
お申込は、こちら(PDFファイル)から用紙ダウンロードしていただき、必要事項を記入の上、FAXまたは郵送にてお願いいたします。また、メールで必要事項を記入して送信いただいても結構です。
●申込締切 出発日の1週間前(定員45名、先着順、最小催行人数28名)
●主催者 NPO法人たすけあいネイチャーネット(代表 木村修平、習志野市本大久保3-6-2)
●お問合せ・お申込み 047-403-5090(TEL)、047-403-5091(FAX)、 mail@tasukeai-nature.net (E-Mail)
●振込先 特定非営利活動法人たすけあいネイチャーネット 理事 木村修平
京葉銀行大久保支店(139)普)4796491(注:前回とは変更されています)
●協力 南相馬市役所、南相馬市ボランティア感謝の会、南相馬市豊かな緑をつくる会
●助成 コメリ緑資金の会